さて。
どうしよう…。
ほんとは前側についてるような滑り止めであろう溝を彫りたかったけど、彫刻刀が全く役に立たないとわかったので、これについては早々に諦めました。
直しました、スキーブーツ。
数年前に、ダンナさんのブーツが崩壊し、ゲレンデに点々と破片が散らばっているのを目の当たりにしたので、スキーブーツは崩壊する可能性があるというのは重々承知なんですが。
でもさ、ダンナさんのブーツよりもっと前から履いてる私のブーツ、まだまだ健在だし、ほぼ同じ型の娘ちゃんのブーツだって、ソールさえなんとかなればまだ使えるはず!
しかしながら、そんな年代物のブーツの部品なんて売ってるわけもなし。
でも…ソールの表面の凸凹(滑り止めなのかな?)の形は違うけど、おそらく近年のも土台の形は同じ気がするから、ジャンクで買って部品取りして交換…も考えないではなかった。
でもあまりにボロいと交換したものがすぐ壊れる可能性もあるし、きれいだと部品取りで使うのがもったいなくなっちゃってこれを使えばいいんじゃね?ってなる気がする。
しかもジャンクで買っても送料がばかにならないし。
とりあえずは参考にさせていただいたブログの方と同じようにゴムの板で直すことにしました。
が、フィギュアとか作るようなプラスチックの粘土でいつかソールを作って完璧…とまではいかなくても、もっと現状回復に近いとこまで持っていきたい野望が湧いてきた。
まあ、私のブーツもソールは全くおなじ型なんで、いつか治さなきゃいけなくなるも知れないし。
ただ、あくまでも野望。プラスチック粘土なんてさわったこともないし、出来るかどうかわかんないからね。
3Dプリンターがあればなあ…とか考えながらまずはゴムで直します。
まずはネジ穴の位置に印をつけて穴を開けます。
久しぶりに電動ドリルセット登場。
昔、組み立て家具の為にとりあえず買った安物で、威力は弱いですが、うちでは結構活躍している。
で、ネジ穴は開けたものの、ネジの頭が出っ張らないように皿穴ってのを開けなきゃいけないんですが、それが出来なかった。
道具がないから、彫刻刀で彫っちゃおうかな~なんて考えてたんだけど、ゴムが全く削れない。
さすがに消しゴム判子作るのとは訳が違うのね…。
悪戦苦闘した結果、電動ドリルに取り付ける皿穴開ける為のアタッチメントを買うことにしました。
何種類かセットになってるのとか考えたけど、安いのは切れ味悪すぎるとか、曲がってて使い物にならないとかの口コミが多くて、かといってそんな高級品要らないし、で、単品で売ってる、一応日本のメーカーのヤツっぽいのを600円弱で購入。
無事に皿穴も開きまして、こんどは1度ブーツにはめて型取りし、外して型通りに切り取る作業。
削れはしないけど、切るのは意外と簡単に出来ました。
早速はめてみた…ら…なんかちょっとズレてる…。
修正を試みたけどダメで、まあちょっとくらいいいか、と諦める。
で。
参考にさせていただいたブログの主のブーツはロシニョールっぽいんで、もとがどんなソールかわかんないんだけど、うちのノルディカのブーツ、ソールがブーツの本体と接する部分がまっすぐ平らじゃなくて、微妙にカーブしてる。
特にかかとの先端は上にカーブしてるから、まっすぐな板をつけると、結構な隙間が。
どうしよう…。
外してヤスリで削ってみたが、どうにもカーブに沿わせることが出来ません。
両面テープでくっつけてみたけど、まあプラスチックとゴムだしねえ…とりあえず隙間にクッション効いたテープを押し込んでしばらく履いていましたが、どうにもならなかったので諦めることにしました。
ほんとは前側についてるような滑り止めであろう溝を彫りたかったけど、彫刻刀が全く役に立たないとわかったので、これについては早々に諦めました。
履いて歩いたところ、片足だけゴムだからめちゃめちゃ歩き心地がソフト~。
歩きやすくて、いっそもう片方もゴムだったら歩きやすくていいかも…なんで思ったり。
でも、この隙間を放置していると、中でネジが錆びるんじゃないだろうか…と不安にはなりましたが、私には野望かあるので…まあとりあえず防水テープでもはっとくかなあ。
何だかんだで結構な時間を費やしたので、とりあえず直ったことにしておきます。
1シーズン3日しか使わないから、なんとかなるでしょう。
ではでは。