「ピルスナー」の記事を書いた時に、その源流となったビールとして
この「ピルスナーウルケル」に触れました。
今まで飲んだ事はあると思うのですが、改めて飲みたいと思い、
あるルート(今後紹介予定)を使ってやっとゲットしました。
ふくみのあるホップの香り。
飲み口もコクがあり、甘みが広がった後に独特の苦みが残ります。
時間が経つ毎にその味わいが深まる、豊かさを感じました。
このピルスナーウルケルはチェコのプルゼニ(ピルゼン)で1842年から生産されているビールで、
今や世界のビールの大半を占める「ピルスナー」の元祖となった奇跡のビールです!!
「デコクション」と呼ばれる麦芽の糖化方法を3回を行う「トリプルデコクション」をすることにより、
品質を維持していて、それによってホップの苦みが残るんだそうな。
ホップが風味の重要な要素で、軟水が醸造に利用されているのが特徴。
何せプルゼニの水が偶然軟水だったからこそ出来たんだから、文字通り「奇跡の」ビールなのです!!
コクは強いのに、一般的なラガービールよりもアルコール度数が低く、
ホップの苦みが強いという独特なピルスナーウルケル。
ザーツ産のホップによりスパイシーな香りを出し、苦みとバランスの取れたまろやかで甘いフレーバーを持っています。
今回これを飲んだ直後に、以前飲んだ時のメモが偶々出てきて(ビールのイベントでちゃんとメモってました)、
そこには「高貴な味わい」と書いてありました。
そんな歴史深く味わい深いピルスナーウルケル。
これが生まれなければ今のビールはないと言っても過言ではない、
このビールに再び出会えて幸せを噛みしめる私なのでした。
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