亜北斎「1966年 ソウルシンガー、
パーシー・スレッジ の大ヒット曲
男が女を愛する時 When a Man Loves a Woman.
歌詞は 愛した女にもうメロメロ、ベタ惚れで恥ずかしいくらい。
お気に入りは、 ウエス・モンゴメリーの
ビートルズの名曲を題した ア・デイ・イン・ザ・ライフで
聴いた時の感動は鳥肌もんやった。
ルイス・ヴァン・ダイクの When a Man Loves a Woman.も
うれしかったな。」
写楽斉「日本でも 1974年 新宿のジャズが熱かったころ
TBMが録音した ソウルフルなベーシスト 水橋孝の
When a Man Loves a Woman 大友義雄のアルトが泣かせる。
ええもん残してくれた。
映画は アンディ・ガルシアとメグ・ライアンの 男が女を愛する時
もひとつ ベット・ミドラーがジャニス・ジョプリンを演じた
映画 ローズ で歌いあげる When a Man Loves a Woman
好きやな、タイトルがええ。男が女を愛する時は漠然とわかっても、
女が男を愛する時 を知りたいもんや。男には永遠の課題や。」
亜北斎「そやな 女が男を愛する時はわからんけど、
男が女を愛する時は ようけあったな。
あんたは そん時がずっと続いとって 羨ましい。
ところで あんたがジャズを好きになった時は、きっかけは。
わては 10代後半 田舎の生活環境の居心地が悪うて
飛び出した先が ジャズ喫茶。暗くて 狭くて ひとりで
大音量の中 本を読みながら コーヒーとタバコ。
至福の時いうんか、自分の居場所を見つけた、ええ世界やった。」
写楽斉「似たような人が ようけおるやろ。
わては悪い奴のたまり場が楽しかったな。
そんで ここは北国。雪が降ってきた。積もってきた。
雪を見るとこのレコードジャケットを 哀しく思い出す。
レイ・ブライアントの スロー・フレイト。」
亜北斎「最後に おなじみの 増え続けるコロナウイルス感染者数。
ヨーロッパの正月は どないになってまうんやろ。
みなさんには 来年は、
人生が おいしゅうなれ、おいしゅうなれ。と
おまじないして。 よいお年を、 ほな。 」