相 絵一の偽画工坊

気まぐれ映画絵日記

夢のカリフォルニア California Dreamin'

2023年01月25日 | 音楽

亜北斎「 夢のカリフォルニア California Dreamin' 

    LA にいるわけではなく、遠く寂しい冬の NY の街にいて、

    暖かいカリフォルニアを想う歌。 決して明るい歌ではないのに

    明るく歌えるアメリカ人の気質がうらやましい。前へ前へ進もうとする気持ちが伝わる。

    いまの寒い時期に、冬の今だからこそ 聴いてもええ。外は吹雪 -5度。

      

    ママス&パパスは 別格として、今回は ウエス・モンゴメリー

    その昔、ジャズを 薄暗いジャズ喫茶で聴き始めたころ、

    どこかジャズは内向的、内省的で暗いイメージがあって、

    マイルスの優しいミュートの音も淋しく聴こえ、

    コルトレーンの絞り出す音も、ロリンズの歌い上げる咆哮も、

    ブレイキーの魂の雄叫びも、どこか暗い影があった。明るくなかった。

    ところが、ウエス・モンゴメリーのこの曲を聴いて、えらい明るいな、

    と 元気になるような気がしたもんや。ジャズの喜怒哀楽に酔った。」

写楽斉「この曲、同じくそうそうたるメンバーでドン・セベスキーのアレンジで

    ジョージ・ベンソンが録音。これもええ。

    ダイアナ・クラールの歌もしっとり、好きや。

    あんたの夢はどうやった。」

亜北斎「わては、バイクでアメリカ大陸横断を夢見たことがあったな。夢は叶わんかったけど、

    何年後かに、グレイハウンドでアメリカを1ヶ月貧乏旅行をした。

    自力ではなく 少し夢は叶ったけど、若い時というもんは勢いだけで無茶するもんや。

    あれは嘘やったんやないか、 と思うくらいや。

      

    この曲、映画 恋する惑星 でフェイ・ウォンが 夢のカリフォルニアを聴きながら、

    だるそうに踊るシーンが何度かあって、これがたまらなく、微笑ましい。」

写楽斉「ウクライナでカリフォルニアを夢見る人がおるかもな。

    コロナとロシアは止まることを知らん。 ずっと コロシアナ 殺し穴。」

      

 


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1 コメント

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Unknown (kumaneko48)
2023-01-25 21:31:35
「恋する惑星」の映画も
「夢のカリフォルニア」の曲も貯まらなく好きだ
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