“ベッカムカプセル”法廷へ 「ドーピング見解で損害」 (産経新聞) - goo ニュース
治療や疲労回復に効果があり「ベッカムカプセル」としてスポーツ選手らに愛用された「高気圧カプセル」を、「ドーピングに当たる可能性がある」として北京五輪直前に使用自粛を呼び掛けた日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に対し、米国のメーカーが売り上げの損失分にあたる約10億円の損害賠償を求める民事訴訟を起こす方針を固めた。JADAの上部機関にあたる世界反ドーピング機関(WADA)は「ドーピングには当たらない」との見解を示しており、訴訟の行方が注目される。
提訴するのは米カリフォルニア州に本社を置く「オキシーヘルス」。高気圧カプセル「オアシスO2」を世界で販売。日本では平成13年から販売されている。14年のサッカー日韓W杯を控え左足のけがの治療を急ぐイングランド代表、デービッド・ベッカム選手が使って注目され、「ベッカムカプセル」とも呼ばれた。
その後、バレーや柔道、レスリングなど幅広い競技の選手が使用し、2年前の夏には早実時代の斎藤佑樹投手(早大)が使って話題を呼んだ。今年5月に75歳で2度目のエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーの三浦雄一郎さんも体調を整える上で愛用している。
ところが今年6月24日、JADAが自粛の見解を打ち出したことで、日本オリンピック委員会(JOC)が北京五輪にカプセルを持ち込まないことを決めたほか、日本高野連も「使用は控えるべき」との見解を示した。自粛ムードが一気に広がり、売り上げにも深刻な影響が出ているという。
これに対し、海外の選手は北京五輪期間中もカプセルを持ち込んで使用しており、日本選手団からは疑問の声が上がっていた。
こうした状況を受け、同社の日本法人などでつくる業界団体の日本国際健康気圧協会(本部・東京都文京区)はWADAに質問状を送付。11月にWADAから「ドーピングに当たらない」との回答が届いた。その後、JADAに見解の訂正を求めてきたが、正式な返答は届いていない。国内の競技団体には「今は公式の見解を出せる状況にはない」などと答えている。
訴訟時期は来年1月上旬の予定で、弁護士と協議を進めている。
同社日本法人の網干博巳社長は「使用している選手や競技団体がうしろめたさを感じることがないよう、JADAには法廷で説明責任をしっかりと果たしてもらいたい」と話している。
(以上、産経新聞より引用)
高気圧カプセルを使用しているのはベッカムだけではない。世間では余り知られていないが、太った中年もフィリピンひったくり事件による右肩挫傷のため高気圧カプセルで治療した愛好家だ。したがって、「ベッカムカプセル」ではなくて「太った中年カプセル」と呼称してもいいだろう。
上記ニュースからドーピングの可能性があるとしてJOCは北京五輪の使用を禁止した。ところが、外国選手は平気でカプセルを使用していた。これは日本人特有の「さわらぬ神に祟りなし」だろう、ならば「神様カプセル」と呼んでもいい。それだけ効果があるという証左でハクがついた。ドーピングによる意識の変化は関知しないが、最初は完璧にトリップしたほどだ。
今月はフィリピンから帰国後、ズゥーと風邪気味でベンザカプセルを服用していたけれど、高気圧カプセルは高野連同様に自粛していた。風邪にはどうなんだろうか、高気圧カプセルでまた風邪が盛り返したらヤだしなぁ、またひとつ悩みが増えた年末になった。
P.S. 有馬記念 ホリエモンの予想
◎13 ダイワスカーレット
○ 7 アルナスライン
▲10 マツリダゴッホ
△12 アサクサキングス
結果 1着ダイワスカーレットで大当たり。