なんてすばらしいくりかえしなんだ
http://d.hatena.ne.jp/heimin/20080305/p1
タイトルはマーガレットズロースの同名曲から。日々のくりかえしってのを否定しちゃったら、もうそこからは何もうまれてこないんじゃないか、とか、そんな事をぼんやりと考えだしたのはもう随分むかしからなんだけど、でもま、痛々しいようだけど、何もかも全部捨て去りたいとか何もかも全部否定したいとか、そんな風に思う気持ちってのもなんかすごくよくわかる。わかる、というか、わかる気がする。いや、まさに自分がそんなののくりかえしだったというか。(以下略)
(以上、平民新聞の記事より一部引用)
今回で愛読している平民新聞からの引用は最後。上記マーガレットズロースなんて全然知らなかったから、どうしても年齢的なギャップを感ぜずにはいられない。なんたって太った中年は50近いオッサン。後はティムポが勃起しなくなって死ぬだけなのだ。長らく生きてきた分、日々のくりかえしを肯定も否定もしなくなる。マーガレットズロースのように「なんて素晴らしい」とはもう言えない。まあ、それだけ年を取ったつーことだな。
" Departures" director Yojiro Takita (L) holds the Oscar for best foreign film beside actor Masahiro Motoki during the 81st Academy Awards in Hollywood, California February 22, 2009.
REUTERS/Gary Hershorn
アカデミー賞で「おくりびと」に外国映画賞、日本映画初(トムソンロイター) - goo ニュース
で、モックンの映画がオスカーを受賞。あるTV番組で「人は生まれるときも死ぬときも他人の手を借りる」っていう誰かのコメントが印象に残った。人生は、生→繰返す日常→死という縮図だ。