おお、旨い
別に自慢するワケじゃないけれど、我がフィリピン人妻は料理がまったく出来ない。ズーと自炊をしているので別にそれはかまわない。マズイものを食わされるよりはいい。問題は妻の野菜嫌い。なにしろハンバーガーとフライドチキンだけがご馳走だと信じて止まないフィリピン人だから困ったものだ。妻が食べられる健康的な料理を開発し、それを料理の出来ない妻に一から教えなければならない。フィリピン人妻をメトった日本男児の使命は地球より重い、なーんて大袈裟に考える必要はないか。で、誰でも簡単においしく作れるのはナニかと考えたら、万能コンソメスープが閃いた。もちろん本格的に作るんじゃなくて味の素のコンソメでその目的を果すことが出来る。まずは基本のオニオンとベーコンで作り、それから具材のバリエーションを調べたらとにかく大根とベーコンの相性が良いらしいので早速作ってみた。そしたらこれがウマかったと感動した。アブラナ科目の野菜(大根、かぶ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜etc)は加熱調理が難しく、しかも素材のままではブイヨンやダシにならない特性がある。特に大根、かぶの煮物は加熱時間が大きさ、切り方やだし汁によって異なり、少しでも間違えたらベストの食感が損なわれアウトになる。その点、コンソメスープの場合はいい加減に加熱調理してもおいしくいただける。これは固定観念を打ち破る革命的な発見だった。
お世話になります、味の素のコンソメ