前日に掲載したキクイタダキやエナガのちっぽけ仲間のヒガラ。
キクイタダキ同様,針葉樹に付く子。
ヒガラって,コガラ(小雀)より小さく,カラ類の中で一番小さい。
コガラの「小」より小さいのだから,「ヒガラ」の「ヒ」って,「とっても小さい」って意味だとず~っと思いこんでいた。
でも,違った。
「ヒ」は,「小さい」って意味ではなく,鳴き声が由来となっている,という。
漢字で書くと「日雀」,「日」は当て字で,何の意味もないらしい。
もちろん,「本日はお日柄もよろしく。」の「日柄」とも関係ない。
ちなみに,「ヒイカ」も,とっても小さいイカだから「ヒ」が付いていると思っていたが,こちらは灯の明かりに集まってくるから,「火烏賊」だということ。
小さい,という意を含めて,「ヒメ」を名前に付けている鳥はたくさんいるが,「ヒ」だけでは,小さい,という意味がないようだ。
思い込みって恐ろしい。
本人には全く関係のない話。
「ん? なに? ボクのこと?」
(2024/04/06 ヒガラ)