昨日の記事に,アカエリカイツブリの換羽が進んでいない,と書いたが,ほかのカイツブリ類は,夏羽に移行してきている個体も見られるようになってきている。
カイツブリの仲間では,カンムリカイツブリが一番早いかもしれない。
下は,同じ日(2/24),大沼で撮影した冬羽(上)と夏羽(下)。
下は,同じ日(2/24),大沼で撮影した冬羽(上)と夏羽(下)。
早い個体は1月下旬から夏羽に移行してきており,今では,少しずつ,換羽してきた個体が多くなってきている。
ハジロカイツブリは,夏羽になると顔が黒くなり,目の後ろに金色の飾り羽が現れるが,飾り羽の兆しが表れてきた個体がいた。下の画像は,2/17の阿武隈川で,前の方にいる子にその兆しが見える。
ただ,ほとんどの個体は冬羽のまま。
カイツブリも,まだ冬羽が多数派だが,夏羽に変わりつつある個体も見られるようになった。
上の画像は,2/24の蒲生だが,くちばし基部のクリーム色が目立つようになってきている個体があった。
ミミカイツブリは,個体数自体少なくなってきたかもしれない。
先日(2/18)は,松川浦漁港で1羽しか観察できず,換羽もまだまだ。
先日(2/18)は,松川浦漁港で1羽しか観察できず,換羽もまだまだ。
カンムリカイツブリとカイツブリは県内で繁殖するし,ハジロカイツブリも渡去する前に換羽を済ませる個体があるので,普通に夏羽を楽しめるが,アカエリカイツブリとミミカイツブリの夏羽はハードルが高い。
見たいなぁ。
(2024/02/17,18,24 カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,カイツブリ)
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