白いミニチュア・シュナウザーのお手入れについて ・ ・ ・
色々と見聞きしたり、ご指導いただいてこの6年余り取り組んでまいりました 。
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特に、ストリッピングについては、ここのところのブログ記事で
大変多くの方からご質問を含めコントを戴き注目を集めている問題と驚いている次第です。
ストリッピングは、犬種の保存・育成の面から本来の姿のありようを求める意味で
使役犬という括りの中でこの犬種の性格上必要なのではと思っております 。
ただ単に美しいコートを求めてというものではなく
丈夫な皮膚とその皮膚を守り体温の保持を目的としたコートを作るという意味では
必要不可欠なお手入れの作業と言えるでしょう 。
丈夫で美しいコートは副次的に得られるものと思っております 。
ショードッグにおけるコートは、品評会で勝敗を争うという目的から
その身体的側面と運動能力等の優劣とともに外観上の美しさも審査の対象となり
ただ単に作られるコートではなく、より上質で美しく丈夫に仕上げられたコートが求められます 。
では、一般の家庭犬においてはどうでしょうか ・ ・ ・
藪や茨の生い茂る草原を駆け回るといった状況も殆ど無く
空調された室内でほぼ一日過ごすという環境が一般的でしょう 。
このような環境下で、はたしてストリッピングによるコートが必要になるのか ・ ・ ・
クリッパー ( バリカン ) やシザー ( ハサミ ) を多用したカットによるお手入れでいいのでは ・・・
そういったご意見も多いでしょうね 。
実際、一般的なミニチュア・シュナウザーのお手入れはクリッパーやシザーによるカットが
主流だと思います 。
子犬をペットショップや一般的なブリーダーさんから家族として迎え入れる場合
日頃のお手入れの説明等は、この方法を薦められると思います 。
中には、専門的知識に詳しいお店などでストリッピングによるお手入れの方法を
紹介される場合もあるようですが ・ ・ ・
ミニチュアシュナウザー専門ペットショップや専門犬舎 (ブリーダー) でされる説明ほど
詳しいものではないでしょう 。
お手入れ方法は、手元に置かれているご家族の生活環境及び状況によって選択されることを
お勧めいたします 。
ただし、クリッパーでのお手入れは被毛が軟毛化に進む傾向となりその結果
被毛を支える皮膚細胞の活性化が望めず被毛は軟毛化と共に退色していきます 。
したがって、どのカラーの子でもそうですが ・ ・ ・
保護者の方がカラーに対しての不満を漏らされる場合がしばしば見受けられることがあります 。
白い子に関しては、色素が入った差し毛がストリッピングにより発生してしまったり
毛先が焦げたように薄くベージュがかったりする事があります 。
( ちぃ君&もっ君の場合は、後者でした 。 )
被毛の本数にもよりますが、多くの差し毛が入ってしまった場合
ストリッピングをやめることによって元に戻る事は、現時点で経験もなく
そのような事例を実際に見聞きした事が一度もないのでお答えできないのが現状です 。
ちぃ君&もっ君の場合ストリッピング後クリッパーで色素の目立つ毛先を落として調整しております 。
また、彼らに負担の少ないよう間引き抜きを数回繰り返し被毛の成長具合を調整しながら行っています 。
私のお手入れ方法として、まだ確立したものとなっておりませんが試行錯誤の毎日を送っております 。
ストリッピングは生後月齢が数か月のころから始め皮膚を徐々に作り上げていきますので
生後月齢を2歳3歳と年齢を重ねた子たちにストリッピングを施す事は無謀と言えるでしょう 。
助言を素直に受け入れず身勝手にそれを実施した結果が私の戒めのページです 。
これからストリッピングをお考えの方は、思いを温め続け状況と時期の条件が整った時
先達のご指導を戴きながらストリッピングに取り組んでいただきたいと思います 。
決して発作的な思いつきでストリッピングをなさらないよう切にお願いいたします 。
ストリッピングによるコートづくりの意味、目的をよくご理解していただいた上で
ご自分の可愛いご家族に必要なのか否かをご判断していただきたいと思います 。
安易な心構えで行うと取り返しのできない事態を招きかねません
私の
戒めのページをご自分のこれからの指針に照らし合わせご検討下さることを願うものであります 。
白さを求め、素敵なスタンダードスタイルの白いミニチュアシュナウザーを目指して
今日までお手入れに取り組んでまいりました 。
今後も精進しお手入れに取り組む日々を続けて行こうと決意を新たに致しております 。
一人でも多くの方々に安易な思いつきでストリッピングにお手を染める事が無きよう ・ ・ ・
また、動物愛護の精神から反するとのご批判も
ストリッピングの持つ本来の意味合い・目的をよくご理解いただければ
いらぬ摩擦を生じさせずに済むのではと思っております 。
表面的なもののみを取り上げ、その裏側に存在する真理・真実を見つめず ・ ・ ・
願わくばお互いがお互いの立場を相互に理解し尊重してゆけたらと願っております 。
何処までも平行線ではなく、いつか交差し一つの大きな流れになってくれる事を心より ・ ・ ・
ハイ !
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by ちぃ君
& もっ君
のパパ