断耳して立った耳、断尾してピンと立った短い尻尾
まさにこれがスタンダードスタイルのミニチュア・シュナウザー だ !
残念ながら、ちぃ君 & もっ君 は、断耳をする事が出来ませんでした。
本当は断耳して ・・・
しかし、我が家に迎え入れた時ちぃ君 は生後6カ月を過ぎていたため断念いたしました。
何よりも綺麗に中折れした耳の形が良かった為その決断はすぐにつきました。
もっ君 の場合は、ちぃ君 が切らなかったから ・・・ かもしれません。
彼らには、持って生まれた美しくバランスよく中折れしたナチュラル・イヤーが良く似合うのかもしれません。
我が家に来てから耳が立つような事はありません。
常に綺麗に中折れしている可愛い耳です。
だから、時折り向かい風に当たった時耳が立つのを見ると耳の大きさ形の良さに見とれる事があります。
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断耳していたらどんな感じになっていたのだろうと思う事があります。
彼らのパパとママがあまりにも素敵なので ・・・
きみまろ ( パパ ♂ )
うらら ( ママ ♀ )
らしさ ・・・
ミニチュア・シュナウザー とはこういう犬種であると言う事が端的に表れている画像です。
我が家にんこんな素敵な白いミニチュア・シュナウザーを迎えたい
ちぃ君 & もっ君 を素敵な白いミニチュア・シュナウザーに仕上げてみたい ・・・
その想いは今も持ち続けております。
ミニチュア・シュナウザーは、断尾と断耳によってその精悍さを手にし美しさを身にまといます。
ドッグショー会場に行って彼らの晴れ姿を見られた方は誰もがその美しさに魅了される事でしょう。
時には断耳していない仔もいますが ・・・
最近の傾向として動物愛護の精神を建前に断耳や断尾までも虐待視扱いされているようです。
シュナウザー・ファンの方々のなかにその様なご意見が多いのか私には分かる術もありませんが
ドッグ・ファンあるいはペット・ファンのなかにその数が着実に増えて来ている事は確かなようです。
しかし、よく考えていただきたいと思うのは、断尾や断耳の処置が終わった後のケアに
人がどれほどの愛情と手間を惜しまず掛けているかという事です。
断尾や断耳の処置がその後の健全な彼らの精神性格を歪ませてしまうなどと仰る方々がおられますが
その彼らが飼い主や他の人たちに咬みついたり、犬社会で孤立してしまったりしているでしょうか
大方の仔は他の処置を施されなかった仔たちと同様に楽しく飼い主さんと遊んだり
仲間や新しく知り合った仔たちとランを楽しく駆け回っています。
断尾や断耳が人間のエゴだと仰る方々は、避妊や去勢がエゴではないと言いきれるものでしょうか
どちらも彼らの意としない事を人の意によってわが身に施される事は同じではないでしょうか
拝金主義や無計画な交配によって生み出される不幸な命 ・・・
少しでも長生きしてほしいのは人として当然の願いかもしれませんが本当にそれで彼らは幸せなのでしょうか
自然の状態のなかで限りある命を全うさせてあげる ・・・
全身麻酔をすれば痛みが無いから大丈夫 ・・・
その麻酔から覚める事が無かったらあなたはどう思われますか ・・・
人が彼らの為に良かろうと思ってする事の、どの事を見ても同じ様な気がいたします。
言い出せばきりがありません
彼らの基本的なお手入れさえも ・・・
爪切り・歯石取り・歯磨き・ブラッシング・耳のお手入れ 云々 ・・・
彼らが嫌がるものであればストリッピングやトリミングさえも ・・・
しかし、彼らはそれらのお手入れのあと極端にいじけてしまったり貴方に咬みついてきたりするでしょうか
いいえ、そうではないと思います。
嫌いなお手入れが終わってしまえば、いつもの様に甘えてくるはずです。
彼らとの間に信頼関係が成り立っていれば断尾や断耳は虐待の域には存在していないものです。
断耳や断尾、ストリッピング直後の彼らを見て
『 痛そうで可愛そう 』 『 何て姿に 』 『 こんな事をこの犬種はしなくちゃいけないの 』云々 ・・・
日々のお手入れもを自らする事もなさらず動物愛護を建前に
言葉の暴力をふるわれる方々もおられるようです。
人それぞれ立場によって見解の相違はありますが生き物を生き物ではない物として接しない限り
その後の彼らが穏やかな生活を送る事が出来る限り
常にそこには動物愛護の基本的な精神が宿っていると思っております。
愛おしむ心を持って常に接する処に動物愛護の精神が宿ると思っております。
ミニチュア・シュナウザーと共に暮らすという事は、彼らがその生涯を全うするまで
健康管理から被毛の管理まで様々な事に取り組まなければなりません。
ミニチュア・シュナウザーは、スタンダードと言われるスタイルを作り上げ
維持する為に最も手間と時間が必要とされる犬種なのです。
それは、彼らと根気よく接する事と深い愛情がなければ納得のいく域には達しません。
断耳・断尾はその最も大切な初期のステップなのです。
その処置のケアによって彼らとの信頼関係がより深められて行くのです。
安易に切って取ってしまう様な事務的な処置ではないのです。
私は彼らに対して行われるすべての処置を肯定も否定もするつもりはありません。
なぜならそこに彼らを愛おしむ心が存在するのであれば
それは彼らと私たちの関係にとって大変重い意味が生じるからです。
深く悩まれた末の決断に誰も異を唱える事は出来ないと思っております。
ただし、結果を何も考えず、リスクを負う覚悟もせずに短絡的に下された決断は別ですが ・・・
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 の パパ