ミニチュア・シュナウザーの
『 ウェストミンスター展 』 ご堪能いただけたでしょうか。
ここ数年の物をご覧いただいたご感想はいかがでしたでしょうか?
おやっと思われた方はおられるでしょうか。
もしお気付きになられた方は相当なシュナ好きの方ですね
ここ4年ほどの物を見ていて気付いた事なのですが
皆とても精神的に安定している仔が多い事です。
またそうかと言って委縮し、尻尾をたたんでいる様な仔もいないようですし
妙にテンションの高い仔もいません。
これには驚きます。
どの仔も美しい立ち姿をし、尻尾をピンと立てていました。
ショーマナーがちゃんと入っている格好いい仔ばかりでしたね。
本場アメリカでも、圧倒的にソルト&ペッパーが数的優位の様です。
個体の完成度も円熟期真っ只中に入っているようですね。
従って入賞頭数もソルト&ペッパーが優位のようでしたね。
逆にブラックやブラック&シルバーの仔が一際目に就くのは
こういったソルト&ペッパーの数的優位が原因なのでしょうね。
ソルト&ペッパーで勝ち残って行くにはかなり優秀な個体でないと競争率が高く大変でしょうね。
標準より少しだけ良いというだけでは目立ちませんものネ。
ただ、年を追うごとに純ソルト&ペッパーと言われる個体数と濃い色合のソルト&ペッパーの
個体数の比率が変わりつつあるようですね。
これは日本の傾向よりも緩やかな変化の様ですが着実に増えている事が読み取れるようです。
新色と言っても良い様なブラック&シルバーの様なソルト&ペッパーとでも言いましょうか ・・・
この様な個体には、純ソルト&ペッパーで言うところの一本の被毛が毛根付近と毛先付近の色が
縞模様の様に変化しているバンデッドカラーと言われる様な被毛ではないそうです。
3/4インチの被毛の長さの中で美しく縞模様を描く被毛を持たないソルト&ペッパーが
第一印象でインパクトを与える様なカラーに移行していく事は、純ソルト&ペッパーの未来に
少なからず悲しい影を落としている事を感じずにはいられません。
しかしながら、ミニチュア・シュナウザーのスタンダードは
ソルト&ペッパーである事、それは揺るぎ無い事実の様です。
やはりミニチュア・シュナウザーの真髄は、ここ ・・・S&P ・・・ にあるようです。
見た目のインパクトはブラックやブラック&シルバーに分がある様ですが ・・・
ここがドッグ・ショーの世界のミニチュア・シュナウザーと
家庭犬としてのミニチュア・シュナウザーの好みの分かれ目なのでしょうネ。
日本では、ブラック&シルバーの人気が健闘している様です。
純ソルト&ペッパーは少し地味過ぎるのでしょうか ・・・
変わりゆく人の好みを読み取る事は、はなかなか難しいですね。
だからと言って決してなくしてはいけない物があると思うのですが ・・・
ミニチュア・シュナウザーに王道なし
ソルト&ペッパーに始まりソルト&ペッパーに還る ・・・ 正に
この道 しかなし。
ここでちょいと、ちぃ君
の一息入れている姿をご覧ください。
お散歩撮影後の一コマです。
毎日モデルは疲れるっす。( あぁ~楽ちん
)
本場アメリカのショーと日本のそれを見比べてみるのも面白いものです。
アメリカのショーの様子を見て秋からの国内のショー見学を楽しんでみて下さい。
ハイ !
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by ちぃ君
& もっ君
の パパ