未曾有の大震災が発生してから1週間が過ぎました。
私はつくづく思います。
神様は、 『 命を司る神様 』 は、何をお考えになられておられるのだろうと ・・・
神とは慈悲深いものと思っておりましたが、今般のこの目を覆うばかりの大震災
日本の報道慣例上あまりにも悲惨な現場の報道は控えられておりますが
現地で報道に携わられておられる方々や救助救援に当たっておられる方々は
どのような思いをされながら活動されておられるのでしょうか。
地獄絵図のただ中に立ち心休まる時も無い事だと思います。
被災された方々は、直後の緊張状態から解き放たれ始めるこの時期になると
恐ろしかった被災時の事柄がフラッシュバックの様に事あるごとに脳裏をかすめ
肉体的にも精神的にも疲労感がまし心を痛められるのではと思われます。
何故 ・・・ 神様は ・・・
慈悲深いはずの神様が何故 ・・・
神様は、今回のこの震災を、この試練をどうして私たちに与えたのでしょうか
今様々な支援の手が世界各国から差し伸べられております。
日本国内の各地からも支援の手が ・・・
日本人が忘れかけてしまった ・・・
世界の人たちが忘れかけてしまった ・・・
人類が忘れかけてしまった ・・・
家族を、友を、隣人を、同胞を全ての人を思いやる心・気遣う心を思い出させる為に ・・・ でしょうか。
神様は、 『 命を司る神様 』 を持ってそれを実行せしめられたのでしょうか ・・・
神様の、 『 命を司る神様 』 の御慈悲とは ・・・
この惨状を私は無慈悲としか思えません ・・・
しかし、世界中の方々、被災を免れた日本国中の方々から寄せられる支援の手は、
一つの私たちへの神様からの、 『 命を司る神様 』 からの啓示を意味しているのではないでしょうか。
他を思いやる心、他を気遣う心、助け合いの精神 ・・・
その代償は、かろうじて生き残る事が出来た被災者の方々はもとより被災を免れた日本人全てにとって
あまりにも辛く悲しいものです。
今回のこの震災は、神様が、 『 命を司る神様 』 が、
私たちに思し召し下さった
無慈悲の慈悲 なのでしょうか ・・・
それはあまりにも辛く悲しい御慈悲 ・・・
しかし、私たちはその辛く悲しい出来事を皆で手を取り合って乗り越えて行かなければならないと思います。
震災で亡くなられた多くの方々が
暖かい神の御手に抱かれて永久に安らかな時を過ごされる事を祈りながら ・・・
そう遠くない将来に暖かく明るい春という名の穏やかな日々が
震災被災地に、日本の地に必ず来る事を信じる一市民
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