未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

カーボンオフセット年賀

2007年12月02日 08時39分00秒 |      +気になる新製品



カーボンオフセット年賀 って知ってますか?
中田のこういう活動にこれから期待したい。
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ネットでも買えるのだけど200枚で配送料が600円もとられる。そのくらいサービスしてほしい。というか、それくらいはキャンペーンに寄付してもらいたいものだ。日本郵便JP。

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「 東京の地下鉄で見た生と死」について

2007年12月02日 08時06分00秒 | PCネタ-ハードウェア


Shibuya Toyoko Line
一日の仕事の締めくくりは、とある研究グループの会合だった。専門家をゲストに迎え日本の司法制度について話し合った。日本の司法制度が実態としてどのように機能しているか、詳しく知れば知るほど、希望の兆しもいくつか見えるものの、日本で実際に変化が起きる可能性について僕は悲観的になってしまう。

1時間半かかる家路につき、通勤電車へ乗り換えるための電車に遅れまいと小走りで移動しながら、僕は日本で革新的な活動を行うことがいかに徒労かについて反すうしていた。駅に入ると、妙に大勢の人がホームにいるのに気がついた。

放送が事故のために電車が遅延していることを伝えた。日本では年間3万人を超える自殺者が出る(これは世界でも最も多い部類に入る)が、そのうちの800人ほどは「列車事故」によるものだ。酔っ払いのサラリーマン、疲れたOL、元気のない老人たちですし詰めになった列車にどうにか乗り込みながら、今度はどんな人物が電車の前に飛び込んだのだろうかと思いを巡らせた。

事故が起きた駅に近づくと、乗っていた電車は止まり、運転手が再度遅れを詫びた。待っている間にモーターの電源が切られ、誰も何も言わないまま、誰もがただ静かに立っている時間が続いた。疲れた様子で虚ろな目をしている人々を見まわしていると、また一人、日本社会で力尽きた誰かに対して、皆が無意識に黙祷を捧げているようであった。

自宅の最寄り駅に着くと、Mizuka が迎えに来ていた。沈んだ気持ちを彼女に話すと、そんなに落ち込まないようにと叱られた。家に着くと飼い犬の Pookie がキャンキャン吠えてそんな考えを吹き飛ばしてくれそうになったが、ともかくみんなにも考えてもらいたいと思いこれを書いた。

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東京の地下鉄で見た生と死
feedpathRabbitでブログを書くボタンをクリックしたら記事が丸ごと引用された。Joiが「みんなに考えてもらいたいと思いこれを書いた」と書いている思いが形になったのだろう。そのままにして記事を書くことにした。

さて、「待っている間にモーターの電源が切られ、誰も何も言わないまま、誰もがただ静かに立っている時間が続いた。疲れた様子で虚ろな目をしている人々を見まわしていると、また一人、日本社会で力尽きた誰かに対して、皆が無意識に黙祷を捧げているようであった。」とは、かなり文学的な香りがする表現だが、はたしてそこに乗り合わせた乗客がJoiのような感性を持ち合わせていただろうか。ただ疲れきっているだけだろうと思う。

文句もいわず黙して電車に乗っている姿こそいまの日本の社会の状況を写しているのではないか。「戦い終えて日が暮れて」という情景に私には感じられる。




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