NY市場、原油一時115ドル割る3カ月ぶり安値
8月9日9時30分配信 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、ドル高の進行と世界経済の減速懸念を受けて急落し、指標となる米国産標準油種(WTI)9月渡しは時間外取引で一時、1バレル=115ドルを割り込み、5月上旬以来3カ月ぶりの安値水準となる114・62ドルまで値下がりした。終値は前日比4・82ドル安の115・20ドルだった。
中国など新興国の需要過熱を背景に原油先物価格は7月11日に過去最高値の147ドルに達したが、その後下落傾向を続けている。米国発の金融危機に伴う世界経済の減速や、行きすぎた原油高が需要を冷やすという見方も強まっている。
この日は、カスピ海の石油輸出の拠点であるグルジア情勢の緊張にもかかわらず、外国為替市場でドルがユーロに対して5カ月半ぶりの高値となったことで、米国以外の市場参加者にとって割高感が増し、投機筋を中心に原油が買い控えられた。
トルコで破壊された石油パイプラインの復旧作業が順調に進んでいることも下げ要因となった。
私の関心事はガソリン代がどう動くかだが。
ガソリン185・1円で最高値更新 来月は原油下落で値下げも
8月9日9時30分配信 産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、ドル高の進行と世界経済の減速懸念を受けて急落し、指標となる米国産標準油種(WTI)9月渡しは時間外取引で一時、1バレル=115ドルを割り込み、5月上旬以来3カ月ぶりの安値水準となる114・62ドルまで値下がりした。終値は前日比4・82ドル安の115・20ドルだった。
中国など新興国の需要過熱を背景に原油先物価格は7月11日に過去最高値の147ドルに達したが、その後下落傾向を続けている。米国発の金融危機に伴う世界経済の減速や、行きすぎた原油高が需要を冷やすという見方も強まっている。
この日は、カスピ海の石油輸出の拠点であるグルジア情勢の緊張にもかかわらず、外国為替市場でドルがユーロに対して5カ月半ぶりの高値となったことで、米国以外の市場参加者にとって割高感が増し、投機筋を中心に原油が買い控えられた。
トルコで破壊された石油パイプラインの復旧作業が順調に進んでいることも下げ要因となった。
私の関心事はガソリン代がどう動くかだが。
ガソリン185・1円で最高値更新 来月は原油下落で値下げも