みかん一座(松山)戒田節子座長が劇団35年の軌跡出版|愛媛新聞ONLINE
元南海放送アナウンサーで、松山市の劇団「みかん一座」座長の戒田節子(60)がこのほど、「みかん一座 輝け瞳!~この指とまれの35年~」を自費出版した。今春の定年退職を機に戒田が劇団の軌跡をまとめた一冊で、「関わってくれた人たちのアルバムのようなものになればうれしい」とほほ笑む。
みかん一座は、1984年に発足したアマチュアのミュージカル劇団。入局後、ラジオ番組を担当していた戒田の「リスナーの若者が情熱を燃やせる場所を」という思いをきっかけに誕生した。
「当時の若者は無気力や無関心、無責任などの三無主義、シラケ世代といわれていた。けど、実際に会った子たちは全然そんなことなかった。心の中に湧き上がるものをちゃんと持っとったんよ」