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シャルリー・エブドは風刺週刊紙で毎週水曜日に発行。創刊は1969年だが、前身は円ジョイが産まれた1960年発行の日本を風刺した月刊誌「アラキリ(腹切り)」である。日本の切腹(腹切り)や神風特別攻撃隊をカミキャズとバカな行為と風刺して流行語にして自爆テロをカミキャズテロや国家の責任なのに自殺する行為をアラキリと呼んだ風刺漫画雑誌である。1981年から1992まで休刊していた。そのイラストと挑発的なイメージで知られる同紙は、政治家、宗教から軍隊に至るまであらゆる権力を風刺することを目的としており、そのイデオロギーの根は左翼的で無神論的だ。このため、あらゆる形態の宗教が常に風刺の対象になっている。昨年の12月20日号では、聖母マリアがブタの顔をしたイエス・キリストを出産した様子を描いた風刺画を掲載した。
福島原発事故を笑いモノにした被曝して奇形化した相撲力士マンガを載せたのも、この手の雑誌である
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確かに日本人として、眉をしかめる風刺漫画だが、フランスらしいと言えば、革命をしたフランスらしい。文化と言えば文化だが、ヘイトと言えばヘイトである。
無神論的にユーモアを表現するのは嫌いではないし、暴力よりも表現の暴力のほうが、まだ、マシだが、表現の暴力には「目には目を」と過激な実効暴力でのテロ行為をする原理主義者も世界にはいる。
今回のテロ行為で「表現の自由」を怯むことになるのは残念だし、 反イスラム運動が、事件で正当化され各国政府はイスラム教徒全般への憎悪が高まらないよう苦慮している。それはさらなる暴力を招きかねず、社会の亀裂が深まる悪循環が生まれるからだ。
寛容な志しを育むマイルドユーモア精神で政治や宗教風刺を円ジョイは続けたい。
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