モスクワのグルメ情報誌「モスクワ・ナビ」によると、ウズベキスタン料理やジョージア(グルジア)料理など中央アジア・コーカサス系レストランが24店リストアップされているのに対し、肝心のロシア料理店は13店。ロシアで最大の勢力を誇る飲食業態は、ロシア料理店ではないのです。ですから、街に出てロシア料理店を探すとなると結構大変です。そのほとんどが観光客用となっていて、静かな雰囲気で伝統的なロシア料理を提供してくれるのは「カフェ・プーシキン」など数店にすぎません。さらに、その「伝統的なロシア料理」なるもの自体が19世紀にフランスから伝わった料理など極めてヨーロッパ色の強いものが多いのです。結論として言えることは、ロシア料理というのは家庭料理を除くとほとんどが西欧の宮廷料理がベースになったものをセタッシーは食べに行きました。
ロシアン漆器に盛りつけられたオードブルをあてに強いウォッカを頂いたよ♡ オーチンハラーシヨハラヒレハレ…アルコール度数70度ハラホレ…
セタッシーのモスクワ探訪より