「愛しい風」へようこそ・・
庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・
旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。
移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。
風を感じて立ち止まっていただければ
嬉しいです。
始まりがあればいつか終わりがやってくる
今この瞬間にいくつの命が生を受け、いくつの人生が終焉を迎えているのだろうか・・
人間は知性という欠片を与えられてはいるが、時にどうしようもなく愚かしい。
自然を破壊し水の流れをせき止め海を汚染する。
森林を切り倒し動植物たちの居場所を容赦なく奪ってゆく・・
大自然を前にすると人はただ立ち尽くすことしか出来ない。
岩石ひとつにも自然の猛威がつけた傷跡が深く刻みこまれているからだ。
悠久の歴史から見れば、おそらく人間の一生などほんの一握りの砂なのだろう。
自然の中には様々な命が息づいている。
たとえ小さな命でも今を精一杯に生きている。
自然の恵みをいただき動物の生を奪って人間は命を繋いでいる。
生きとし生ける物はどんな命でも尊い。
与えられた命の重さはどんな生き物だって同じはずなのだ。
人としてそれを忘れずに生きていきたいと思う。