ほんのり桜色の和菓子
恋するチョコやジュエルを散りばめたようなフルーツタルトも好きなのですが、
やはり和菓子をいただくとほっこりします。
ところでこの「ほっこり」っという表現。
何年か前から「ホッとする」「落ち着く」みたいなニュアンスで
自分でもよく使うようになっていましたが、これってもともと京都の言葉で
真逆(まぎゃく)の意味で使われているそうなのですね。
京都では「疲れた」「しんどい」という意味の使われ方をしているとか。。
知らなかったですねぇ・・
「ほっこり」って何となく柔らかい表現なので和み系かなっと思ってしまってました。
京都に居た時も気にしたことがなかったです
でも地方によって色んな使われ方があるようですね。
子供の頃の記憶を辿ってみると祖母が「体調があまり良くない」という意味で
「ほっこりせんなあ」と使っていた気がします。
これって京都の意味に近いですよね。
でもかなり前から雑誌やブログなどでも癒され的な使い方をしていることが多いので
京都の方などはかなり違和感があるんだそうですね。
同じく「まったり」も元々は「まろやかでコクのある味わい」という風に味覚に使われていたそうですが、
いつの間にか「のんびりと落ち着いた様子や気分」を表現する時に使われるようになったそうです。
「まったり」も自分の生まれ育った土地ではあまり馴染みのない言葉でしたが
「まったりした味」と言われると何となく「しつこい甘味」を連想してしまいます
そしてもうひとつ、代表的な京言葉のひとつ「はんなり」
その響きから優しげでふんわりと漂うような雰囲気の言葉として使われていますね。
京都の雅な風情や情緒を感じます。
でも生粋の京都の人はもう少し違うニュアンスで使っているそうです。
『落ちついていながらも華やかで明るい様子』「粋で知的な様子』なのだとか。
なるほど・・そうなのですね
意味は色々とあるけれど、それぞれの雰囲気に合った使われ方をされている言葉たち。
奥が深いのですね。
小京都と言われる高山でまったりとお茶しましょ。
和菓子づくしでほっこりと