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「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

人生は動く影

2022-09-11 07:44:40 | 社会・政治


「人生は動く影、所詮は三文役者。色んな悲喜劇に出演し、出番が終われば消えるだけ」。暫く取り上げているが、こちらはウィリアム・シェイクスピアの戯曲、『マクベス』からの台詞だ。動く影とは佳く言ったものだが、正に「色んな悲喜劇に出演し」である。その都度成長して行くものだ。涼しくなってきた。昼間は相変わらずだが、暦の上では秋である。頭が冷えると集中力が増すものだ。なのでこれから暑さで気が散って出来なかった事に手が付けられる余裕も出てくるだろう。頭が回ると浮かぶアイディアも在るものだ。唐突だが、ようやく安定した Lo-Dの古いカセットデッキについて触れよう。それはヤフオクで落札した。型番は「D-400mkII」と言う普及機である。1500円での出品だったが、誰も入札する者は居なかった。(なのでその金額で落とせた。)完動品だった。だが出品者は自身がなく、ジャンク品扱いだった。届くと確かに基本動作は問題なかった。だが違和感がある。それが回転ムラだった。調べてみると、モーターが経年劣化で寿命が尽きる寸前だった。それで最初は中古部品で代用していたのだが、モーターと(整流回路で使っていた)三端子レギュレータは、やはり新品でなければ駄目で、結局は、その問題箇所を一新する事となった。てな事で今に至る。安定回路は、コンデンサを使う事から、落ち着くまで時間は掛かったが仕方がない。とにかくようやく落ち着いた。入出力のズレも完璧に調整の上で合わせたので、位相も揃ったようだ。音質も気のせいか向上した。後はメイン機の SONYの中級機のフィルムコンデンサを交換するだけだ。まだ御蔵入りをしている物が数台在る。全て部品待ちだ。電磁ソレノイドの動作が甘い TEACの3ヘッドの高級機もある。こちらはモーターの交換も必要だ。御蔵になる前は、微妙な回転ムラがあったので、もしかしたら電源の安定回路にも、問題があったのかも知れない。幸い部品は先週に揃ったので、手を付けてみよう。長年使用していたので、色々と熟知したカセットデッキだが、まだ新しい発見が在るかも知れない。



さてエリザベス女王の国葬は、英国の君主制故に別に問題はないのだが、法的根拠を求める安倍元総理の国葬は、やはり問題はなかった。実は市民団体が、その中止を求め、告訴していたのだ。そこで理由だが、NHK News Webによると、その市民グループは「閣議決定による国葬の実施は法的根拠がない。国会の承認なしに予備費を使うのは違法である」として中止を求めていたものの、「横浜地方裁判所の岡田伸太裁判長は「閣議決定の取り消しを求める申し立ては法律の要件を欠き、緊急の必要があるともいえない。また、国葬の費用が国費から支出されることが、申し立てを起こした市民グループに対して重大な損害を与えるともいえない」と指摘」をした。則ちその判決には「法律の要件はない」としているのだ。確かに「市民グループに対して重大な損害」はない。簡単に門前払いされた。ちなみに野党の反応だが、立憲民主党は、泉代表が「悩ましい」と難色を示し、時事通信の記事では「社民党の福島瑞穂党首は6日の記者会見で、故安倍晋三元首相の国葬を党として欠席する方針を明らかにした。その上で「最大の理由は法的根拠がないことだ。出席しないのは(国葬に)反対だから当然のことだ」と強調した。共産党とれいわ新選組も欠席を表明している」と報じられていた。



安倍氏国葬、社民も欠席
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022090600695&g=pol
「国葬」予算執行停止など仮処分申し立て 退ける決定 横浜地裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220909/k10013810541000.html
月刊『花田』編集部 @HANADA_asuka
https://twitter.com/HANADA_asuka/status/1568140014068039680?s=19

そこで立憲民主党の辻本清美議員は自らのTwitterで「内閣府設置法の「国の儀式」は今まで憲法7条による天皇の国事行為のみ。そこに安倍元総理の葬儀を加えるのか。人の「死」は平等です。コロナで亡くなりご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費「国葬儀」?納得いかない。欠席します」と表明。例え方にも随分と無理があるが、極めて主観的なので、早い話が人間的に嫌いなだけだろう。憲法7条は、単なる後付けだろう。物事を碌に調べないで批判をするのは簡単だが、その場合は訳が解ると気まずいものだ。ちなみに国葬は政府予備費で行われる。その為の政府の貯蓄と言った方が解りやすいだろう。使うのは此処しかなかろう。

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