「勤労の裏づけのない富は、人間を誤る」。こちらは時代小説家でもある山本周五郎氏の名言。その名言だが、巷でよく言う、「三代目が会社を潰す」が、正にそれに辺るだろう。ちなみに検索の際の"AI による概要"では、こう解説されている。引用すると、「「3代目が会社をつぶす」という言葉は、創業者が苦労して成長させた会社を、その苦労を知らない3代目が経営能力不足のまま社長となり、会社を傾けてしまうことを意味します」との事。尚、原因も考察もされていたので、そちらも引用するが、次の通りである。「(1)経営能力が低い。(2)ビジネスモデルが破綻している。(3)お金の管理ができていない。(4)甘やかされていてプロ意識が低い。(5)リーダーシップを発揮できない。(6)傲慢になっている。(7)適切なアドバイザーがいない。」の以上である。しかしながら老舗の場合は、後継者が身内であっても育てる環境が整っていたと言えるだろう。斯く言う小生も家業があったのだが、父が継ぐ気がなかったので廃業していた。(店舗裏に工場がある和菓子屋だった。明治の頃は海鮮問屋をやっていた。)まあ時代の移り変わり故に仕方がない。小生が技術職なのも因縁か?
それが功を奏したのが趣味で、技術が伴うが、このblogの話の枕となっている、相変わらずのカセットデッキの修理談が正にそれだ。今朝もTRIOのカセットデッキのゴムベルト選びをしていた。その箇所は巻き取り軸とカウンターだったが、ゴムベルトのテンションの相性が悪いと途端にフラッターを起こしてしまう。「KX-7000」とは、そんな製品だった。更にその調整が意外と面倒。そこで悪戦苦闘をしていたのだが、どうやら今朝の組み合わせが最適のようだ。純正部品は既に無く、こちらも「割れ鍋に綴じ蓋」理論だが、どうにかなっている。仕事から帰ったら、フライホイール軸のグリスでも交換しよう。妹の引っ越し荷物が片ついたら、こちらの作業もやり易くなるだろう。
さて「巷では?」だが、オーディオ製品は部品の交換で正常に戻せるが、それは政治の人事にも言える事だと思う。特に政府は、その集大成故にリスクを伴う。そこで【自民党政権】だが、曾ての「安倍内閣」と現在の「岸田内閣」も、同じ【自民党政権】なのだから不思議だ。それと言うのも、まるで別の政党の政権のようだからだ。自民党が一枚岩ではないのも今更だが、ようやくマトモになったものが、結局はこのザマなのだから悲しいものだ。新総裁は石破茂氏だが、就任が決まった途端に日経平均株価先物が急落。まるで新総裁に対し、失望をしてるかのようだ。結局、前総裁の親中路線を引き継ぐ事になるが、それが国益にならない事は、「民主党政権」と自民党政権である「岸田内閣」で散々、見せつけられた。だから石破内閣にも期待はしない。更には危険視までしている。自民党にも自浄能力が無いのを、今更ながら目の当たりにしたので、全ては今更だ。
岩田明子氏 高市早苗氏の超意外な“敗因”を暴露「ショートメールだったそうなんです」(東スポWEB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/db059b5af4bedd3010033cbb8cc8e5c7035bb803
田中真紀子氏が高市早苗氏の〝敗因〟スバリ 石破新総裁には注文「まず安倍政治の総括を」 (東スポWEB)
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/318177?page=1
円が急騰、一時142円台 自民党新総裁に石破茂氏 日経平均先物は急落
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2773A0X20C24A9000000/
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