昨年奥様のぎっくり腰を
記事にしましたが
記事を読まれた患者様に聞かれた事で意外に知らない人がいるのかなぁ?と思ったので
書いておきます。
Q:腰が痛い時は冷やした方が良いの?温めたほうが良いの?
A:症状によります。
急性症状は冷やす・慢性症状は温める事が基本
Q:急性症状と慢性症状の見分け方は
A:急性症状:何かにぶつけた・足首捻った・脚立から落ちた等
痛みの原因が一瞬で起きるもの
慢性症状:デスクワークで肩が痛い・座りっぱなしで腰が痛い等
痛みが出るまでに時間がかかるもの
Q:急性症状の対処で正しい物は?
A:急性症状は氷でのアイシングに勝る物はないとしろくまは考えます
よく「冷していないけど冷湿布は貼ったよ」と言われるんですが
冷湿布はインドメタシンやフェルビナクなどの鎮痛効果はありますが冷却の働きはありません。
痛みが取れれば良いんじゃないの?って思われがちなんですが
簡単に説明すると
急性症状では必ず炎症→痛みの順番です。
冷湿布は痛みを軽くする働きはありますが炎症を抑える働きはありません。
冷たく感じたりするのはメントールなどの成分によるもので冷却とは関係ありません。
痛みが長引く原因にもなるのでまずは冷却が最初です。
その後冷湿布はいいと思います。
ここまで読んで理解できなかった方はやけどや日焼けした時に冷湿布貼ってください。
しろくまが言ってる意味が分かると思います
次回は正しい冷却のやり方を教えます