そろそろ薄着の季節、こうなると痩せる為に汗を出そうとする人が増えますよね。
でもちょっと待って! 汗をかく=痩せる なんでしょうか?
夏は汗をかきますよね?サウナに入っても汗をかきますよね?岩盤浴でも汗をかきますよね?
でもこういう汗は《体温調節》の為の汗なのでいくら出しても痩せる事はありません。
(※水分が抜けるので体重は減ります、ここで言う痩せるは脂肪燃焼をさしてます)
じゃあ痩せる為にはどうやって汗をかけば良いのか?
答えは簡単、運動しましょう。
また運動かよ
って言われそうですが、これには理由があるから聞いてください。
脂肪を燃焼するには《リパーゼ》という酵素が働かなければいけません。
このリパーゼは有酸素運動を行なうと活発に働きますが、体温調整の汗をかいても一切働きません。
ですからサウナに入って汗を出してもスポンジに染み込んだ水を出してるに過ぎず脂肪燃焼には一切関係無い汗なのです。
リパーゼを活発に働かせるには運動が良いと言いましたが、ここで言う運動は《有酸素運動》の事で、これには筋肉の種類が関係します。
筋肉には
短時間に強い力を出し筋肉内のグリコーゲンをエネルギーにする、白筋(速筋)
と
長時間にゆっくり力を出せ脂肪をエネルギーにする、赤筋(遅筋)があります。
もちろん皆さんは脂肪を燃焼させたい訳ですから遅筋を使う必要があるわけです。
そこら辺を理解したうえで運動すれば思い通りに体重コントロール出来る様になりますよ、きっと・・・
あとがき
痩せたい場所ナンバー1は《お腹》だと思います。
だからといって我武者羅に腹筋をしても大した効果が現れず、腰を痛めて挫折するのが落ちでしょう。
なぜなら腹筋(腹直筋)はとても薄く、脂肪燃焼効果としては低いからです。
腹筋を百回する位ならスクワットを五十回した方が脂肪燃焼効果は高いと思います。
もうひとつ、脂肪燃焼での部分痩せは存在しません。
逆を言えば下半身の有酸素運動してもお腹周りは痩せます、急がずあせらず地道に頑張ってください。
しろくま温熱整体院