ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

釣れなくなった海

2014-11-24 11:06:19 | 釣り
釣り具を整理し、リュックや衣類を適当に詰め込んでみると、部屋の中はがらんとして居心地が良くない。寮生活をしている孫が、お友達を連れて勉強しに来るというので片づけたのだった。もう少し捨てるものをまとめようと思っていたが、音を立てるのは、はばかられるので止めた。

さっぱり釣りをしたという気分が出ないうちに終わった今年の釣り。思いつくまま、記録に残すべく記憶をたどってみる。先日入漁した山越の由追の浜。
数年前まではカジカの40cmまでいかない小型が嫌になるだけ釣れた。滅多に40オーバーは釣れない。二度ほどカジカマンさんが、カジカの身長賞をとっている。今回も中江先生が45オーバーのカジカを挙げている。名人会のK市さんから教えて貰った砂に飛び根の遠浅の浜。時化後の満潮では写真のようにコンブが寄ってくるので、Pラインは、糸を解くのに難儀する。

10年ほど前、ON江先生、カジカマンさんと3人で初めて入漁した際には、ひとり30本以上釣れ、5本を選ぶに困るほど小型のサイズが揃っていた。先日、大田さんと一緒に降りた時には、山越から野田生の間の一見してただの砂浜であった由追の浜が砂利浜に一変していた。

写真でも丸石を積んだものの頭が見えているが、昔のニシン漁や秋味漁の名残を残す海の中道(私の命名、仮称)状の船着き場が間隔を空けて海中に残っている。この中道の先は、大干潮の時に、ブルトーザーが入って堀起こして、船が付きやすいように深く掘るが、時化が続くと海岸の砂が沖に持っていかれ浅くなる。コマイの時期には、コマイが寄ってくる。カレイ仕掛けで狙えば、タカノハやイシモチも釣れる。ハゴトコも遊んでくれる。海中の根の濃い場所にはアブも居る。大会では、安藤水産裏には叶わない。のんびり釣りができ、根がかりも少なく安全なのがいい。