ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

投げ釣りの定義は?

2013-01-21 15:40:15 | 釣り
午後にやっと抜糸が済みました。傷口はきれいなので無事のようです。日常生活で左右の腕や肩を使って徐々に1年前の状態に戻していこうと思っています。
 以前、「投げ釣り」の定義を話題にしたことがあります。春先の小樽南防波堤のヘチ釣りで釣り上げたクロガシラは投げ釣りの釣果なのか?という疑義に対してAさんは、竿とリールがあって道糸と針があり餌が付いたものを投げて釣ればいいのではないか、と妥協点を導き出したことがありました。

ある釣り会では、浮き釣りでホッケを釣った場合に、これも投げ釣りの釣果なのか?という疑義に関して、Bさんは、リールで揚げるなら同じではないの、でOKとなりました。別の釣り会では、ブロックからの穴釣りでも、リールと餌を使っているのでOKとしています。

今回、釣魚連盟では、画期的な規約改正が行われました。そのうちに概要が明らかにされると思います。浮き釣りやブラーでの釣果も認めることになりました。ブラーが良くてルアーはダメという理論付けや、皆が納得するものが担当役員から発表されると思います。アカハラも身長の審査に含めるというのは、時代の趨勢でしょう。そのうちに、アカハラしか遊んでくれなくなるかもしれません。

昨日釣魚連盟の総会で突然と発表されましたので、蚊帳の外にいるものとしては、びっくりでした。ブラーは良くてルアーは釣魚連の審査法に入れないという理由はなにか、私個人の考えですが、浮き釣りもブラーも生エサを使うが、ルアーは、その名の通り疑似餌を使いますので、そのあたりなのかなと思っています。この15年で釣り人口が半減していますので、広く門戸を開放する一つのアイデイアと思います。

北海道釣魚連盟創立60周年記念式典

2013-01-20 20:13:15 | 釣り
北海道釣魚連盟創立60周年記念式典と祝賀会に先立って、北海道新聞社会議室に置いて平成25年度総会が開催された。北は羽幌、留萌、旭川、道東は根室、釧路、帯広を含め全道17支部から集まった120名を越す参加者は、釣魚への鎮魂の魚魂祭に玉串を奉天し、柏手を打った。

次いで、昨年の6月ベルギーのキャステイング大会において、北海道のキャステイングのレベルの高さを世界に示した小西、吉田、正岡氏らの功績に対し第12回釣り大賞が釣魚連盟松田会長(道新スポーツ社長)より授与された。正岡美由紀さん、矢元ゆかりさんへ特別賞が授与された。

続いて総会の議事に入って、目新しいことは、連盟の規約の改正であった。1、漁港内での釣魚の解禁。2、アカハラの身長審査を認める。3、ブラー釣りと浮き釣りの許可、の3点である。詳しい内容の条件や制限については5月の島牧での大会までに決まるであろう。

続いて、場所を近くのすみれホテルに移して60周年記念式典が開催された。松田会長からは、釣りはスポーツである以上、釣り人はルールを順守するモラルの持ち主であって欲しい、という趣旨の挨拶があった。会長は、午前10時の総会から式典、祝賀会のお開きの午後2時半過ぎまで中座しなかった。

親子3人、腰痛ベルトの厄介になってます

2013-01-19 12:12:46 | 釣り
腰痛を起こさない程度に除雪機を動かしています。メッシュ製の腰痛ベルト結構有効です。背筋がピンと伸びて腰痛がらくになります。カミさんの腰痛は脊椎滑り症ですので頑固なもの。新聞に書かれた腰痛ストレス学説では私のせいにして、シップを貼って今日も筋トレに通っています。

車の雪降ろし中、ぎっくり腰になり整形でヘルニアと言われた娘も私と同じサイズの腰痛ベルトを使っています。腹囲が私やカミさんのサイズで合うようになったんでしょう。腹囲の判定基準では男性が85センチ以上、、女性が90センチ以上でメタボの一つの条件になりますが、私は基準に入りません。

私達親子の腰痛を悪化させている共通の要因は、脊椎の支持組織の筋肉の脆弱さでしょう。整形外科医の指導に沿って無理なく支持組織を鍛えて行こうと思っています。「骨はきれいだよ」と私は言われていますので、バランスよく歩いたり、腹筋をつけたりでトレーニングにつとめていこうと思っています。体重は術前に戻って安定しています。

中学時代のスキー長距離レースで鍛えた筋力が年老いて落ちてきていますので、釣りの為に復活させようと思っています。雪の降る間は、除雪で鍛え、雪が落ち着いたなら、釣り仲間オノちゃんが通っているプールで全身の筋力を鍛えようと思っています。目的なく歩くのは苦手ですので、歩くスキーコースも近くにあれば試してみようかなとも思っています。もうすぐ両腕が自由に使えるようになるというのは嬉しいことです。皆さんはそのようなことを考えてもいないでしょう。

束の間の晴れ間に

2013-01-18 16:08:16 | 釣り
冬になってから外勤の健診が少なくなったので、内勤で座ってばかり腰痛症を起こしてしまいました。除雪の時には腰痛ベルトを巻いていますので、何とか続けることが出来ています。左肩をかばって背伸びをしてなかったのも影響しているかもです。こりゃ、相当体躯のバランスが悪くなってしまったんですね。それにしても、今日はよく降ってくれました。束の間の晴れ間に除雪機を動かしています。カミさんは、うちの除雪機はO村さんのとこが10なら3しか飛んでいないよ、と批評します。

除雪機の大きさは大して変わらないのですが、除雪機を動かす時間が遅いのかもしれません。朝寝坊なので幾分暖気になってから作業している為かもしれません。歳をとると、朝寝ていられないよと同い歳の釣り仲間オノちゃんはいいます。カミさんは、結婚してから50年になるけれど、釣り以外に朝早く起きたのを見たことないよと揶揄します。私の体内時計は、歳を取らない、加齢の影響がでない変わり者なんだろうと思っています。

血圧が高いものですから、寒い暗い内に動くのは身体に良くないのだと言い訳も考えてもおります。今日は、近くの主治医に、ひと月に1回の通院です。看護師さんは、ポートのフラッシュの準備をして待っていて呉れました。無駄な仕事をさせてしまいました。PT-INRは、目標の2.0よりかなり低い値でした。ポートを抜去するのにワーファリンを6日止めていたのですからリバウンドで凝固の方に傾いていたのでしょう。ワーファリンを再開して7日目の値で、1.2でした。INRの値としては正常範囲ですが、ワーファリンを止める前の値が1.76値でした。

ゆっくり時間をかけて身体が凝固系のバランスをとるだろうと期待してワーファリンの量は以前と同じ量に処方されました。ワーファリンは、以前に殺鼠剤としても使用された恐ろしい薬ですので、微量で調整しているのです。病気持ちの方は、生きる為に色んな危険と向き合っているのですよ、その点では勇気が有ると思っています。ストレスだったんでしょうね、ポートを外してから血圧が150以下になってきました。患者さんの中には、長時間話し込んでいく方がおられます。話すことで胸のつかえが取れるならと、患者さんの少ない時にはつきあうことにしています。同病相哀れむでしょうか、同じ病ではないのですが。

冬の筋トレ

2013-01-17 21:25:56 | 釣り
暦の上の「寒」は、よくあたっています。知床に流氷が例年より9日早く接岸してますので、海明けは早くなるのでしょうか。「つりしん」にベルギーで行われたサーフーキャステイングの国際大会で団体3位に入賞した遠投派の正岡哲哉さん、小西勝美さん、吉田正勝さん、崎口寿さんに、本年度の釣り大賞が授与されるという嬉しいニュースが載っていました。同道し女性ではトップの記録でレデイース賞受賞した正岡美由紀さん、矢元ゆかりさんにも特別賞が贈られます。受賞理由は、日本(というか北海道)のキャステイング技術が世界でもトップクラスであることを証明したことにあります。

体格の大きな外国人と競うのですから大変だったと思います。投げ釣りはコツが要ると言われていても、竿も錘(125gか150gを選択する)も重いもので競うわけですから、制御する筋力と体力がないと危険です。それを克服する為に、筋トレの写真も載っていますが、日ごろのトレーニングがあってこその快挙です。みなさん、おめでとうございます。

寒い時には、柔軟体操やランニングなどで身体をよく暖めてから筋力アップに励むように努めていますが、まだ抜糸が済んでいない傷もちです。「傷のあるうちは、筋トレは禁忌」と言われていますので、抜糸が済んで傷口が完全にふさがってから徐々に雪投げから始めようと思っています。

左肩をかばって右主力で身体に負担をかけていましたので、春からの釣りに備えて雪の有る間の目標は、欲張らずにバランスよい身体にしていくことにします。刺激を受けましたが、私は筋力は大分落ちていると思われますので、相当きちんと計画立ててと思っています。モチベーションを高めてくれて有難うございました。

運動耐容能

2013-01-16 13:08:59 | 釣り
昨日の朝は、早く目が覚めていつもより早く家を出たせいもあったんでしょうが、道路も広く開けられていたので、随分と早く職場に到着しました。しんとした職場で、左の胸をいつも気にするいわゆる半病人の状態から抜け出すには、もう少しの辛抱だな~と考えていました。

およそ40年ほど前、半病人の運動能力という課題を与えられたことがあります。手術や薬物で健康を取り戻しても、回復した病人というのはどの程度の生活が出来るのか、はっきりした定義が無い頃でした。心不全の研究班は、室内での日常生活ができるように回復した病人を半病人と定義したのでした。ニューヨーク心臓協会の機能分類ではI,II度からIII度の方達が含まれました。

失礼な定義だな、と憤慨もしていましたが、回復した心不全患者の社会復帰やリハビリにつながり、科学的なデーターを提供できるものと考え、多岐にわたるグループであたりました。運動耐容能をみる前に、先ず安静時のデーターを調べました。手術前の患者さんと家族には丁寧に説明し協力して貰える方のみで始めました。対照群となる健常者は、先輩のクリニックにクーラーを担いで出かけ、ドック受診者で異常所見のない、運動負荷試験陰性の方に協力をお願いしました。

オリンピックを目指して合宿している実業団の複合選手とアルペンの選手にも、トレーニングの成果としての運動耐容能を調べさせていただきました。ストレスや交感神経活性の指標の一つである血漿ノルエピネフリン(NE)(ノルアドレナリン)濃度では、健常者の平均NE濃度191pg/mlに比較して心不全患者(×印)は418pg/mlと有意に高い値を示しました。一方、スキー選手(SKI)は、49.7pg/mlと有意に低い値でした。安静仰臥時の心拍数と血漿NE濃度との関係をみたものですが、スキー選手は心拍数が少なく、NE濃度が低い。心不全患者では心拍数が多くNE濃度が高く、黒丸で示す健常者を中にして群は分かれました。遠投派の釣り人は、トレーニング効果で、スキー競技選手と同じデーターを示すものと思います。



人形劇「ブレーメンの音楽隊」

2013-01-15 20:43:50 | 釣り
今年の雪祭りの人形劇は、「ブレーメンの音楽隊」です。歌って踊る釣り名人の3ちゃんは、どのような役を演じるのでしょうか?

2月9日(土曜日)と10日(日曜日)は、それぞれの日、午前11時と午後2時の2回、11日(祝日)は、午前11時だけの公演が、東区北27条東15丁目の札幌市こどもの劇場やまびこ座で上演されます。16日(土曜日)は、午前11時と午後2時、17日(日曜日)は、午前11時の公演が、場所を教育文化会館小ホールに移して上演されます。

演目は「ブレーメンの音楽隊」のほかに、日本の昔話を脚色した「だらずの村へようこそ」との2本立てです。上映時間は1時間40分(2作品連続上演です)。観劇料金は、3歳以上が前売りで1200円、当日1500円です。10名以上になると団体割引になりますので、ご家族や知人をお誘い合わせの上で楽しんでは如何でしょう。チケットの予約やお問い合わせは、札幌人形協議会に電話でお聞きになって下さい。

「ブレーメンの音楽隊」という有名な古典や、日本昔話「だらずの村へようこそ」をどのように子供達が感じて帰ってくるのか、楽しみです。子供さんにも、大人にも素晴らしい感動を与える出しものとして、いつも応援しております。今年も元気を貰いに行こうと思っております。


焼かれなくなったどんと焼き

2013-01-14 13:09:56 | 釣り
いつまでですか?と近所の神社に電話すると、うちでは焼かなくなりましたが、境内の集積所に15日まで持って来てください。とのことでした。烈々布神社は、札幌でも古い由緒ある神社なのですが、子供達が通った小学校や人家が近くにあって火を使うのは、危険なのでしょう。専門の炊き上げ屋さんに焼却を頼むとのことでした。

成人の日も固定されない祝日で、正月の終わりを告げる儀式である筈のどんと焼きも型が無くなるのは、さびしい限りです。以前に住んでいた時から同じ神社のお札を神棚に祀っていました。昨年の正月は病床にありましたので、欠礼していました。

手術の前後に親戚や知人から沢山のお守りやお札が集まって来ました。お守りも、無事に済んだならどんと焼きに出すものです。お蔭さまでこのように元気になりました、の報告を兼ねて神社に参拝し、どんと焼きの集積所にお札とお守りを出して来ました。代わりに新しいお守りを頂いてきました。

1年間に使った釣り針は、まとめてありますので、2月の針供養までに豊平神社に持参します。ご存知のように、北海道内で針供養の行われるのは豊平神社だけです。例年12月8日に針を扱う洋裁や和裁関係者が集まって針供養していますので、むさくるしい釣り人の私はこれを避けて2月8日までに持っていきます。今日は、成人の日で神社は混んでいるようなのでウイークデーに缶に入れて持っていきます。


フロリダからの便り

2013-01-13 11:30:18 | 釣り
ネコが炬燵で丸くなり、雪が降るのを出してから雪降りが続きましたので、験を担いでテンプレートを替えました。傷の有る時に除雪は良くないので、家で安静にしていましたが、あまり雪が溜まるのもご近所に迷惑と思い、今日試しに除雪機を動かしてみました。痛みなくきれいに除雪出来て気分が前向きになりました。向かいのO村さんのお父さんが「しばらく見えなかったんで心配していた」「一寸した手術で左肩が動かせないが、もういいだろうと思って」というと除雪機の始動まで見守ってくれました。有難いことです。ひとつひとつのハードルを超えていくのががん患者の日常ですから、明るく振舞うのでご近所さんもカミさんも安心しますし、私の免疫状態も改善すると思います。

カミさん宛にフロリダの大学に留学中のRさんから写真のような干しクランベリーの大きな袋が2つ入っていました。干しブドウのような食感です。ポリフェノールが入って脂質異常症のメタボにはいいようです。娘のカリウムや鉄分の補給にもいいのかもと思っています。Rさん、無事届きましたよ。有り難う、ご馳走様。

送ってきた箱の中に、子供さんから私たちに宛てたクリスマスカードが入っていました。嬉しいことに、私達をグランパー、グランマーと呼んで呉れています。私の研究室で抗ガン剤の副作用の研究に取り組み、後任の教授から学位を授与され米国留学する時には、結婚していたのですが、子供さんは居りませんでした。向こうで2人の子供さんに恵まれたのです。不思議な縁で、米国の大学で大腸がんの研究に取り組んでいます。

今年の目標には、アジアの大学医学部出身者ですが、日本の医学部出身者も同様に米国では医師としての仕事が出来ないので医師になるECFMGなどの勉強を始めたと書いていました。内緒ですとのことです。老健施設で指導した研修医も学位を取り臨床に戻って来てました。やがて留学することでしょう。インフルにかかっていた孫も熱が下がって来週はセンター入試です。負けずに私も、釣りの合間には色んな勉強もしようと思っています。大学の講義室で開催される循環器の生涯教育の授業には今年も申し込む積りです。冬眠はしておれません。

ポートって何?

2013-01-12 12:05:49 | 釣り
何度も出てくるけれど、ポートって何?という質問がありました。メデイコン社のイラストを使って説明します。皮下に装置が埋め込まれた中心静脈カテーテルの一種です。直径2~3cmの円盤状のタンク(ポートと呼ばれます)と、薬剤を血管内に注入するカテーテルの2つでできています。

ポートの中心には、シリコンゴムが埋め込まれており、その部分に専用の針を刺しカテーテルを通して薬液を注入します。カテーテルは、私の場合は左鎖骨下静脈でしたが、内頸静脈、上腕静脈、大腿静脈などに挿入し、カテーテル先端は、中心静脈カテーテルと同じ位置である上大静脈と右心房の接合部のおよそ3cm上の部分に留置されます。

ポート部分は、私の場合は鎖骨下静脈近くの左前胸部でしたが、挿入した静脈の傍の胸部、上腕、腹部などの皮下に埋め込まれます。下の写真は、私の現在の状態です。出血しないよう、念のために抜去した部位を1日圧迫しています。この部位にポートが有ったのですから、釣り用のリュックが背負えなかったわけです。

ポートの適応は、食事を取れなくなった方の中心静脈内栄養のルートに使われるのが減って、抗がん剤の注入に使われています。抗がん剤が有効な大腸がんが大半を占めています。経口投与すると有効成分が代謝を受けやすいものが血管内に注入されます。私の場合、転移や再発予防の目的で抗ガン剤を1クール投与するのに用いました。