今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

みんな、青春とは青春学園シリーズなのよ!

2021年11月27日 | ドラマレビュー
 私のような50代一般男性からすると、「青春ドラマ」というと森田健作が浮かんできますが、「青春学園シリーズ」と呼ばれるドラマシリーズがあります。これは日本テレビの制作ですが、それは

「青春とはなんだ」
「これが青春だ」
「でっかい青春」
「進め!青春」
「炎の青春」
「飛び出せ!青春」
「われら青春!」

になるそうです。

 が、「青春とはなんだ」は1965年、「これが青春だ」がその翌年。私は当然リアルタイムではありません。というか、そもそもこれらのドラマは見たことありません。

 かろうじて間に合ったのは、あの「レッツビギン!」の「飛び出せ青春」。後年にはバラエティというかお笑い系の味も出してた村野武範が主演のサッカー部の話で、これが1972年ですが主題歌は青い三角定規の「太陽がくれた季節」でした。

 ただし、うちの田舎には日テレ系がなかったので、多分1年くらい遅れて放送してたのではないかと。小学生でしたが、結構面白かった記憶があります。

 そしてその次のシリーズが、中村雅俊主演の「われら青春」になります。これも多分1年くらい遅れて放送されてたのではないかと思いますが、主題歌はいずみたくシンガーズの「帰らざる日のために」。「涙は心の汗~だ~♪」というあれです。中村雅俊の「ふれあい」はヒットしましたが、挿入歌だったので主題歌ではありません。

 これらのシリーズでは「青春とはなんだ」は夏木陽介主演、「これが青春だ」は竜雷太主演。私はどちらも見てないのですが、このお二人は「東京バイパス指令」で見ました。なので、先生というよりは刑事です。のちにGメンになったり太陽にほえたりしますし。

 それで、このシリーズがどうかというと、主役が全部先生なんですね。生徒ではなく。そこが特徴ともいえますが、それでみんな喜んだから当時は学校の先生に対する憧れが生まれたりしたのかもしれません。

 私が見たのは「飛び出せ!青春」「われら青春!」だけですが、「われら青春!」に関しては中村雅俊と生徒が語り合ってる時にいきなりギターを持って「ふれあい」を歌いだしたりしたので、小学生ながら「そ、それはあんまり…。そもそも、どっからギター持って来たん?」とか思いました。そもそも「われら青春」の方はあんまり面白くなかったというか、島田陽子よりは酒井和歌子が好きだったということもあります。「飛び出せ!青春」の方が雰囲気が明るかったですしね。

 ところで、「レッツビギン!」という言葉は、実際に英語で使うことはあるのでしょうか。なんか「Go to トラベル」的な匂いもするのですが、どなたか詳しい人はおせーて下さい。

 なお「青春とはなんだ」を知らないと、「青春とはなんなんだ」というパロディも通じません。あしからず。「監督、俺に特訓を受けさせて下さい!」「よし、わかった! じゃ、あの夕日に向かってダッシュだ!」とか。