今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ドラマ「和田家の男たち」面白いです

2021年11月08日 | ドラマレビュー

  テレ朝系で毎週金曜の夜に放送しているドラマ。とはいえ、リアルタイムで見たことなく、毎週録画にしたのを見てるので、何曜日の何時にやってるかは今調べて知りました。

 三話目まで見ましたが、結構面白いです。今クールのドラマは結構いいのが多くて色々見てますが、もしかしたらこれが一番面白いかもしれません。

 「男たち」ということなので男ばっかり出ますが、祖父(段田安則)は元新聞記者でその後社長も務めたほどの人物で現在は論説委員、父(佐々木蔵之介)はテレビの報道番組の総合プロデューサー、息子(相葉雅紀)は勤めていた会社が倒産して現在ネットニュースのライター。

 その三人がひょんなことから一緒に暮らし始めるのですが、祖父と父は実の親子であるものの、息子は母親の連れ子であったため、父とも祖父とも血縁関係はなし。祖父は元新聞記者として、父はテレビの報道のプロとしてそれぞれプライドが高く、料理が上手い以外は特にできがよくない息子とは話が合わないこともしばしば。

 そういう男三人が段々と打ち解けていくほのぼのとしたホームドラマかと思っていたのですが、三話目から大物政治家の闇の部分が絡む結構シリアスな展開も入ってきました。ただ、そういう話になっても、ところどころにユーモラスな仕掛けがあるので、脚本、演出ともにナイスです。

 このドラマは、なにしろ脚本が大石静さんなのでそこに注目していたわけですが、さすがに期待は裏切りません。それぞれの人物設定もちゃんとできてるので、三話目でもうドラマの世界観とか、男三人で食卓を囲んでいる時の雰囲気が完成されてる感じ。いいドラマは、画面に映ってない時も実際その人たちが生活してる姿が想像できるものですが、結構その雰囲気になってきてます。

 今後の展開はなんとなく予想はできるというか、息子が報道に目覚めるのではないかと思うのですが、そんな簡単に進むのかどうか。なにはともあれ今後も楽しみです。男たちの三人の配役も演技もナイスです。