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本日はプレイバック70年代(2)>歌謡スクランブル

2021年11月02日 | ラジオ番組の話題
 今週のNHKFM歌謡スクランブルは「プレイバック70年代」ですが、今日はその2回目。最初の曲紹介が72年の札幌オリンピックというところから始まって、今日はほとんどの曲を知ってました。なのでオンエア曲それぞれのコメントで行きましょう。


◇「虹と雪のバラード」トワ・エ・モワ

 札幌オリンピックは1972年ですが、私が中学生の頃(70年代後半)でも文化祭のクラスごとの合唱で毎年歌われてました。当時は「ふ~ん、なんか地味な曲。」と思ってたのですが、これが札幌オリンピックの曲だと知ったのは大人になってから。なので、当時はそれほど流行ってなかったと自分では決めつけてます。自分の無知を棚に上げて。今は結構この曲好きです。


◇「恋の町札幌」石原裕次郎

 この人の曲は新しいんだか古いんだかわからないので、この曲ももっと古いかと思ってたら70年代なんですね。これを聞いて思い出すのはカラオケスナックでのこと。30年以上前は、カラオケはスナックで他の客もいる前で歌うものと決まってました。そしてその頃はこの曲をうたうおじさんが結構いました。

 で、なぜかこれのカラオケは映像がお色気満点のもので、やたらと女性のヒップばかり出るんですね。それで我々若者が「なんでケツばっかりなんだ!」とワアワア騒いでたら、歌ってたおじさんも調子に乗って「ケツの町 さっぽろ~」と歌いだしたり。まあそういう昭和の話です。


◇「終着駅」奥村チヨ

 この曲は母が好きで、家にシングルがありました。しかし子供の私には、ジャケットがホラー映画のヒロインに見えて怖かったです。そして、この歌のおかげで終着駅には裸足で逃げてくる女の人がいっぱいいると思ってトラウマになったのも真実です。「終着駅は始発駅」という歌もありましたが、今だと「当たり前やん!」とか思いますね。


◇「女のみち」宮史郎とぴんからトリオ

 すごくヒットしましたよね。子供の頃は「ふ~ん」と思って聞いてたのですが、今はド演歌を受け付けない体質になったので積極的に聞きたくはありません。ただ、あのだみ声で女言葉の歌詞を歌うのが受けたのだろうとか分析はしたり。

 なお、元々ぴんからトリオだったのが一人抜けてぴんから兄弟になったのですが、当時なんかの歌謡賞でトロフィーだけ画面に出てきて「ぴんからトリオは解散したので…」ということで、ぴんから兄弟は舞台には出てきませんでした。まあそれは確かにそうなんでしょうけど。

 ちなみに、ぴんから兄弟のお兄さんが元祖エアギター選手権の初代チャンピオンだという話は私が勝手に作りました。あしからず。


◇「太陽がくれた季節」青い三角定規

 この曲は大好きでした。家にレコードもあったくらい。いまだとなんか恥ずかしい感じのグループ名ですが、ギターを弾く人に憧れたのはこの人たちをテレビで見た影響も大きいと思います。


◇「夜明けの停車場」石橋正次

 この人は刑事やったり青春ドラマに出たりアイアンキングに出たりしてましたが、どういう立ち位置だったのでしょう。しかし、妙に歌が上手い人ですよね。うちの母はここ何年か物忘れが激しいと自分で悩んでるのですが、昨年カーラジオでこの曲の出だしを聞いて、瞬時に「石橋正次か?」ですと。妙な事だけやたらと覚えてると。ちなみに、これは私のカラオケのレパートリーです。


◇「友達よ泣くんじゃない」森田健作

 昔は結構好きだったので、これはレコード持ってました。が、今日はイントロを聞いて「なんじゃ?」と。やたらとキレイな感じのイントロで、リメイクというかセルフカバーというか当時の物とは違いました。あのイントロが青春っぽくて良かったんですけど。

 それにしても、うちの兄なんぞはこの人の剣道二段というのに憧れて剣道習ったりしてましたから、夢を壊したということで謝って欲しいとはいまだに思います。


◇「学生街の喫茶店」ガロ

 これは流行りました。カラオケのレパートリーでもありますが、弾き語りでもやります。何よりも、小5の冬休みに兄がいとこからギターを借りてきて、私も弾いてみたくなって最初にチャレンジしたのがこの曲。家にあった明星の歌本の最初に出てたのがこれだったので。ただし、Dmが押さえられずに一瞬で断念しました。人差し指痛かったなぁと今も思い出します。


◇「さよならをするために」ビリー・バンバン

 子供の頃は好きじゃなかったのですが、あらためて聞くと曲もいいですが歌唱もいいですよね。カラオケで歌ったことがあるけど、上手く歌えないので今はやりません。


◇「耳をすましてごらん」本田路津子

 当時はなんか物悲しい感じの曲と歌声だったので、ちゃんと聞けませんでした。今は割と好きになりましたが、この人は本当に独特の声ですよね。世間一般ではどんな受け入れをされてたのだろうかと、ちょっと気になります。


◇「だれかが風の中で」上條恒彦

 ご存じ「木枯し紋次郎」の主題歌で当時流行りました。ゴールデン歌謡速報で、上條恒彦さんが生で歌ってるのも見た記憶あります。(もしかしたら番組は違うかもしれませんが。) アレンジもいいし、歌も迫力あるし聞きごたえあります。カラオケでチャレンジしたことはありますが、これは難しいので今はやりません。


◇「ひなげしの花」アグネス・チャン

 昔からアグネスはまったく受け入れられない体質なのでこれはパス。


◇「雨」三善英史

 これも流行りました。子供の頃は「変な声の人」と思ってたのですが、そういうのがヒットの秘訣かも。しかし、これも好きじゃないなあ。


◇「折鶴」千葉紘子

 結構いい曲のような気がしますが、今もAメロしか知りませんでした。千葉さんというと、スタードッキリマル秘報告のレポーターというイメージが強いですが、頭の中では高橋基子さんとごっちゃになってしまいます。


◇「喝采」ちあきなおみ

 ご存じレコード大賞受賞曲。いつ聞いてもいい曲ですね。イントロのギターの歪んだ音のロングトーンと、クリーンで甘い音のトレモロを組み合わせるアレンジは、ポールサイモンの曲のオマージュでしょうか。


◇「裸のビーナス」郷ひろみ

 ここから新御三家の登場。しかし今日は選曲がちょっと凝ってました。この曲だと「ゴーゴー」って言えないですね。が、曲はかっこいいです。このイントロは弾いてみたくなりました。なんというかあれこれツボを押さえた感じの曲です。


◇「青い日曜日」野口五郎

 五郎さんの青いシリーズでは「青いリンゴ」に続いての第二弾でしょうか。次が「青い山脈」だったかな?(ウソ) 近頃ラジオで聞くのは凄く珍しいような。


◇「ちぎれた愛」西城秀樹

 これも流行りましたが、ラジオで聞くのは珍しいような気がします。「僕の気持ち信じて 君を離すもんか 好きだ好きだ 好きなんだよ~!」というセリフはこの曲だったんですね。当時は暑苦しくて大嫌いだったのですが、別にヒデキに罪はなく、やたらキャーキャー騒ぐ女性ファンが嫌いだったのだと今は思います。今聞いても歌は上手いですね。


◇「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ

 当時は「私の彼は左寄り」とか「私の彼は左巻き」とか、いろいろネタはあったと思います。で、「私の彼は左卜全」というネタもあったはずだと思って調べたら、なんとこの曲の2年前に左卜全さんは亡くなってました。左とん平だと微妙ですしね。


◇「恋のダイヤル6700」フィンガー5

 ん~、これも流行りましたが私はどうにも好きになれなかったのがこの人たち。どちらかというと女性ファンが多かったのでしょうか。


◇「心の旅」チューリップ

 いきなり年代が新しくなったような気がしたのですが、この曲は1973年4月の発売なので当時はまだキャンディーズもデビューしてない頃なんですね。ロングヒットというか、今もちょくちょくラジオで聞くのでそんなに古い感じがしないのでしょう。


◇「ファンキー・モンキー・ベイビー」キャロル

 今は「歌謡スクランブル」という番組名ですが、「ひるの歌謡曲」だったらこの曲はかからなかったかも(?)。ただ、この曲はドラマ「夜明けの刑事」で穂積ペペがエレキギターの弾き語りで歌った印象が強く、いつもこれを聞くと思い出します。


◇「狙いうち」山本リンダ

 今では高校野球の応援席でよく聞くのですが、いつから使われるようになったのでしょうね。私なぞは「ウララ~」というと、侍ジャイアンツのウルフ・チーフを思い出してしまいますので、リンダ困っちゃう。


◇「他人の関係」金井克子

 うちの田舎は北陸の温泉街なのですが、70年代初頭はボウリングブームで、うちの町にもボウリング場ができて華々しくオープニングイベントがありました。何人か芸能人とかお笑いの人も来てて、その中にこの人もいました。私も兄と一緒に見に行ってたのですが、レーンの上でショーがあってその後芸能人と一緒にボウリングができるという催しだったのですが、子供はそんなところに加われず、うちの親はそのままボウリングやってたと記憶してます。

 で、入場はタダだったからショーだけ見て兄と一緒に家に帰ってテレビで「海のトリトン」を見たのを妙に覚えてて、あのアニメが72年だから、まだ「他人の関係」は出てない頃ですね。もっともあんだけヒットが出たら、そんな地方のしょーもないイベントには来ないでしょうけど。

 ちなみに、その時にまだボウリングのピンを揃える機械が降りてるのに、思いっきりボールを投げて破壊してしまったのが金井克子さんだったという話は内緒にしておきましょう。うちの田舎では有名な話。(私は現場見てません。)


◇「くちなしの花」渡哲也

 これも流行りましたね。なんとも味のある歌唱で、今聞くと決してうまくはないのですが、やはり役者さんの歌は雰囲気があるなあと。何よりも声に色気があります。ちなみに、私が学生時代に始めて人前でカラオケを歌ったのがこの曲でした。最近は歌ってないなあ。


◇「五番街のマリーへ」ペドロ&カプリシャス

 これもいい曲です。この人たちはテレビでもよく見かけて、やたらとカッコよかった気がするのですが、どうしてああいうメンバーでボーカルが高橋真梨子さんでやってたのかというのはちゃんと聞いた事はありません。歌番組でもいつもバンド演奏だったと記憶してるので、あまりコスパはよくなかった気はしますが、それだけにカッコよく見えて。実際カッコ良かったのですが。



 ということで、聞いてる曲にいちいちチャチャを入れたくなるのが流行歌のしるし。気になった方は、是非らじるらじるの聴き逃しでどうぞ。楽しいですよ。