吉村昭作品全制覇に向けて、まずは新潮文庫での作品から取り掛かりましたが、この人の本ばっかり読むと、明らかに悪夢が増えるのがわかりました。
まず読んだのが「蜜蜂乱舞」。これは養蜂家の生活を描いたもので、面白いのですが、決して楽しくはない話。私はこれまで宇宙飛行士と潜水艦の乗組員にだけはなりたくないと思ってたのですが、これを読んで絶対養蜂家にもならないと決めました。蜂の扱いがあんなにも大変だったとは。
そしてもう一冊読んだのが、「冷い夏、熱い夏」。これは歴史ものではなく、実際の吉村先生の話。文庫裏の紹介によると「何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影 強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろく『私』。」というもので、こちらはかなり辛い話。
まだ患者本人への告知が一般的でなかった頃の話で、吉村先生もそうだしお医者さんもみんなで隠し通そうとします。そうやって一生懸命やっていると、吉村先生は奥様から「あなたは私が癌になってもそうやって隠すのでしょうね。」とか「私にも何か隠していることがあるのではないですか?」とか、夫婦間もギクシャクしたりします。
弟さんからも当然「本当は悪性なんじゃないか?」とか言われるわけで、先は気になるのですが読んでいると段々辛くなる話。私も父の罹患の際には告知の難しさというのを実感しましたので、色々考えさせられるし、あれこれ思い出して思いっきり悪夢の素になりました。
それがどういう悪夢かというと、土曜の夜に見た夢はなぜか大相撲。白鳳と誰か見たことない外国人力士が対戦しているのですが、私と周囲の人はテレビを見ながらなぜか白鳳を全力で応援。取り組みはなぜか寝技にもつれこんで、白鳳がアームロックをきめたものの相手がタップしないのでそのまま腕ひしぎ十字固めにもつれ込むという展開。「なんで?」という悪夢でした。
とはいえ、折角決めた目標なので、合間に楽しい本を挟みながら吉村昭作品全制覇に向けて取り組もうとは思います。
なお、養蜂家で思い出した話。世の中には「ハンカチ王子」とか「ハニカミ王子」とか「国会王子」とか色々いました。当然養蜂家でもイケメンの男子がいるはずで、それは名付けて「ハチ王子」。
…おあとがよろしいようで。
まず読んだのが「蜜蜂乱舞」。これは養蜂家の生活を描いたもので、面白いのですが、決して楽しくはない話。私はこれまで宇宙飛行士と潜水艦の乗組員にだけはなりたくないと思ってたのですが、これを読んで絶対養蜂家にもならないと決めました。蜂の扱いがあんなにも大変だったとは。
そしてもう一冊読んだのが、「冷い夏、熱い夏」。これは歴史ものではなく、実際の吉村先生の話。文庫裏の紹介によると「何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影 強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろく『私』。」というもので、こちらはかなり辛い話。
まだ患者本人への告知が一般的でなかった頃の話で、吉村先生もそうだしお医者さんもみんなで隠し通そうとします。そうやって一生懸命やっていると、吉村先生は奥様から「あなたは私が癌になってもそうやって隠すのでしょうね。」とか「私にも何か隠していることがあるのではないですか?」とか、夫婦間もギクシャクしたりします。
弟さんからも当然「本当は悪性なんじゃないか?」とか言われるわけで、先は気になるのですが読んでいると段々辛くなる話。私も父の罹患の際には告知の難しさというのを実感しましたので、色々考えさせられるし、あれこれ思い出して思いっきり悪夢の素になりました。
それがどういう悪夢かというと、土曜の夜に見た夢はなぜか大相撲。白鳳と誰か見たことない外国人力士が対戦しているのですが、私と周囲の人はテレビを見ながらなぜか白鳳を全力で応援。取り組みはなぜか寝技にもつれこんで、白鳳がアームロックをきめたものの相手がタップしないのでそのまま腕ひしぎ十字固めにもつれ込むという展開。「なんで?」という悪夢でした。
とはいえ、折角決めた目標なので、合間に楽しい本を挟みながら吉村昭作品全制覇に向けて取り組もうとは思います。
なお、養蜂家で思い出した話。世の中には「ハンカチ王子」とか「ハニカミ王子」とか「国会王子」とか色々いました。当然養蜂家でもイケメンの男子がいるはずで、それは名付けて「ハチ王子」。
…おあとがよろしいようで。