今日のひとネタ

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結構いいセリフがありますね>朝ドラ「カムカムエヴリバディ」

2021年11月25日 | ドラマレビュー
 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」ですが、聞いてるとなかなかいいセリフがあります。まずは、ヒロイン安子が言った「あもーて美味いお菓子を怖い顔して食べる人はおらんじゃろうと思うんです」というのがありました。

 そう言われれば確かにそうで、人の心を和ませるというか、怒ってる人も気分が和らいだりするのでしょう。

 そういう意味で、今日もいいセリフがありました。ヒロインの父親の金太は和菓子職人なのですが、戦後に復興してくる街を見て言いました。「菓子はぜいたく品じゃいうて禁止されたが、ワシは苦しい時にこそ必要じゃ思うんじゃ。」と。

 今後どういうストーリーになるのかは知りませんが、ヒロインが父親からアンコの作り方を学んだこともあり、甘いものがキーワードになるのでしょうか。事前情報だとラジオの英語講座がドラマを通じたテーマのように聞きましたが。

 そういえば30年以上前になりますが「チョコレートからヘロインまで」という本を見ました。ちゃんと読んでないのですが、チョコレートが大好きな人はそれがあるだけでウキウキしたり気持ちが和んだりするので、意味としてはヘロインと同じようなものかも…というような主旨だったかも。

 それで思い出したのが、デヴィッド・リンドレーというミュージシャンのインタビュー。なんか納豆に凝ってしまったらしくて、「ナットウって知ってるかい? あれは強烈な食べ物でもう最高のドラッグだよ。おまけに体にもいいんだ。もっともこっちじゃ寿司バーでしか食べられないんだけど。」ですって。

 ですが、行きつけの寿司屋(もちろんアメリカの)で納豆を頼むと、板前が「ダメだね。食べるあんたはいいかもしれないが、作るこっちの身にもなってくれ。」と断られたりするんだとか。40年くらい前に読んだインタビューなので、今ではアメリカでも普通にあるかもしれませんが。

 ということで、和菓子からチョコレートから納豆までの話でした。私だったらビールかコーヒーがいいかなあ。ただしコーヒーは、そもそも「恋を忘れた哀れな男がたちまち若い娘に恋をした」というくらい危険な飲み物ではあります。ところで、アラブのお坊さんってコーヒーに詳しいんですかね?