今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ミュージック・モア 次回ゲストは石川ひとみ!

2020年01月21日 | 石川ひとみ

(画像は前回の出演時のものです)

 TOKYO MXの音楽番組「ミュージック・モア」次回1月25日(土)のゲストは石川ひとみさんです。この番組の出演は2回目で、前回は2018年9月でしたから40周年記念コンサートの1か月前でした。

 その時はこんなラジオのスタジオのようなセットでクリス松村さんとのトークだけだったのですが、今回はスタジオライブもあり。予告映像では前回松村さんが絶賛してた「にわか雨」を歌ってます。その時は「私のラジオ番組では年に何回か必ずかけてます」というほど好きで「これは歌が上手くないと歌えない」と手放しで褒めてました。そして、今回はもう1曲歌うという事前情報もあります。

 それにしてもクリス松村さんの情報量と記憶力は凄いです。以前レッツゴーヤングのイベントを見に行った際に松村さんが司会で、その時は「私はテレビやラジオでしゃべる時はインターネットでの情報は一切みません。全部自分が持ってる資料で調べてます。」との事でした。それにしてもどこに何の話が出てたか覚えてないと調べられないでしょうから、本当にアイドルが好きなんでしょうね。尊敬に値する人です。

 それにしてもテレビで生で「にわか雨」を歌うというのは何年ぶりでしょうか。クリス松村さんの番組ならではですが、お宝映像になることは間違いありません。放送はTOKYO MX1で1月25日(土)夜6時59分から。翌週木曜と金曜にも再放送がありますので、関心ある方はお見逃しなきように。

戦国時代は自由ですしね>麒麟がくる

2020年01月20日 | ドラマレビュー
 今年の大河ドラマは久々に戦国もの。私のような幕末維新オタクからすると、「戦国時代は話をいろいろ盛れるからいいですね」という感じ。まぁ司馬遼太郎先生の幕末ものでも盛ってないかというと、そもそも「竜馬がゆく」などは大盛りですから大河ドラマはあくまでも史実を基にしたフィクションということで楽しむのがよかろうと。

 ただ、私の祖父母は明治生まれでしたから、そのまた両親とかになると斎藤一とか伊藤博文に会っててもおかしくはない世代なのですね。(あくまでも世代として) なので幕末は時代としては結構近いと思えて、対して戦国は大昔だと。

 それで久々の戦国ものだ!と喜んでる人はどれくらいいるのでしょう。去年の「いだてん」がああいう感じでしたから、「大河ドラマは正統な時代劇でなければならん」と思ってる人も多いかもしれません。が、よくよく考えてみたら、私のイメージする「大河ドラマを必ず見る人」というのは自分の父親世代であって、その父も生きていれば80代後半ですがもう既にいません。ということで、大河ドラマを見ていちいち感想を述べるなんていうのは、もう私の世代くらいで限界なのかも。

 で、「麒麟がくる」の初回を見たわけですが、感想が「戦国時代は自由だ」ということ。一つは江戸時代と違って藩とかはないし、奉行だとか目付だとか旗本だとかそういうこともなし、主従関係も力が中心で人間関係も結構ゆるいものかと思ったり。

 あとは話を盛れるという点では脚本も演出も自由だなと。なんか門脇麦のセリフが現代っぽくて、「真田丸」の長澤まさみを連想してしまいました。あんな感じなら、マチャアキがテーブルクロスをザッと引っ張ってケガした子供をくるむとかいう演出があってもよかったでしょうに。

 現代的と言えば、その昔「草燃える」という大河ドラマがあって、それもセリフが現代的だという話でした。「なんでぇ、しけたツラしてやがんな」「そりゃ金もなければ仕事もねーし。俺がこんなにシケてるのは、当たり前だのクラッカー」というやりとりが毎回ありました。(もちろんウソ)

 ところで、「麒麟がくる」の初回視聴率は好調だったそうですが、それは「いだてん」の反動と沢尻効果でしょう。多分春ごろには12%~13%くらいに落ち着くと予想します。それより高くなることはないんじゃないかなぁ。そもそも若い人はテレビ見なくなってますしね。

和佐田さんのベースの話

2020年01月19日 | ギターと楽器のこと
 和佐田達彦さんはベーシストで、ITACHI、TOPS、爆風スランプ、X.Y.Z.→Aなどで活躍し、現在もベーシストとして活動する以外にベースクリニックや他のアーティストのプロデュース活動を行っている方です。

 私はTOPSの大ファンで、当時読んだ雑誌での話がずっと記憶に残ってました。何かというと、スタジオのエンジニアの方が和佐田さんのジャズベースについて「あんた、そのベースは絶対手放しちゃいかんよ。手入れもちゃんとせにゃいかんよ。」と言ったという話。余程いい音がするベースなのだろうと思ったわけです。

 その和佐田さんの演奏を直接見たのが一昨年の暮れ。新中野のライブカフェ弁天での「弁天紅白歌合戦」に、和佐田さんがプロデュースする竹内藍さんが出演した際、サポートで一緒に演奏してました。その時持ってきてたのがフェンダーのジャズベース。おまけに凄く良い音。「もしや?」と思ってどうしても聞いてみたくなり、失礼ながらリハーサルが終わって客席に来た時に話しかけてみました。

 はたして見た目はいかついですが(失礼…)気さくな方で、あれこれとお話しして下さいました。そしてそのベースはまさしく話題の名器。が、事情はちょっと違いました。

 そもそも、あるアーティストのある曲のベースの音が大好きで、TOPSのレコーディングの際にエンジニアの方にその曲を聞かせて「この音はどうやったら出せるか?」と尋ねると「これはフェンダーのオールドのジャズベースの音だ」と言われたそうです。(当時はまだヴィンテージなんていう言葉は一般的でなかったそう。)

 それでたまたまそのスタジオの並びに楽器屋があって、フェンダーのオールドのジャズベースもあったと。そして和佐田さんがあれこれ試奏したところ気に入ったのが5本。しかし1本選ぶのに苦労し、プロの耳を借りようと思ってそのエンジニアの方を連れていって選んでもらったのがそのベースだとか。

 そこまでして選んだ1本なので、入手後はTOPS、爆風はもちろん今に至るまでレコーディングではそれしか使ってないそうです。爆風の頃はダンカンの黒いベースをよく見かけたのですが、それについては「あれはライブだけ。レコーディングでは使ってない。」と。

 なお、素材は良いベースであってもピックアップの配置が現代のサウンドには合わず、入手後リアピックアップの位置を調整。その他多少のパーツ交換はあったんだっけかなぁ。いずれにしても相当お気に入りのベースなのは間違いないですが、そういう1本に巡りあえて30年以上も愛用してるというのは素敵です。しかも普通にライブハウスの演奏にギグバッグで持参するのが男らしいと。

 実は和佐田さんの姿を初めて見たのは1985年の冬に大阪厚生年金会館にて。新田一郎さんのコンサートをITACHIのリズム隊がサポートしてたのでした。一昨年お会いした際に、そのコンサートを見てた事をお話ししたところ、「え? 大阪にいはったんですか?」と聞かれたので「いえ、実は当時京都に…。三井はんの後輩に当たるので…。」と言ったところ「ああ、京産大ですか」とスムーズに話が通じました。やはり京産大は名門です(笑)

 ということで、当日は竹内藍さんのCDに竹内さんと和佐田さんのサインをいただきました。このアルバムの1曲目の「キング」は当日も聞きましたがかっこいい曲です。ベースは当然和佐田さんなのでその音が聞けます。気になる方は是非チェックを。

石川ひとみ 第37回光友会チャリティーコンサート行ってきました

2020年01月18日 | 石川ひとみ
 
 昨日藤沢市民会館大ホールでの「第37回光友会チャリティーコンサート」行ってきました。光友会とは各種障害福祉サービスを行っている社会福祉法人で、その存在と活動を広く周知するためにチャリティーコンサートを行っている様子。そして今回のコンサートゲストは石川ひとみさん。画像は入場の時に渡されたパンフですが、都合により曲目は変更になってました(笑)

 変更とはいえ良い方の変更で演奏曲は大幅増。そもそも「サムシング・フォーリン・ダウン」の文字を見た瞬間に「おぅ?」と驚いたのですが、オープニングがこの曲で二重の驚きでした。

 サプライズと言えばそもそもが昨日の編成。公式サイトでバンドのリハーサルの様子が出てなかったので、てっきりカラオケだけだと思ってたら幕が上がってびっくり。楽器演奏の席が左右の奥に一つずつ。片方は山田直毅さんのアンプセットだとわかったのですが、もう片方はマイクだけ。「はて?」と思ったら、これがバイオリンの武藤祐生さん。BIGINのサポートでも知られてるそうですが、石川ひとみさんのCDでも弾いてるしステージサポートもちょくちょく行ってたのですね。

 そして、演奏は基本カラオケに合わせて直毅さんのアコギと武藤さんのバイオリンを被せる形。なかなか新鮮でした。そういえば山田直毅さんといえばMMPですが、キャンディーズの解散30周年イベントの際にファイナルカーニバルの映像をスクリーンで上映しそれに合わせてバンドが演奏するということもやってました。

 昨日のセットリストはどなたかがアップしてくれるでしょうから、私は自分で覚えてるだけ。順番は別にして披露された曲は、シングルでは「くるみ割り人形」「まちぶせ」「君は輝いて天使に見えた」「メモリー」、40周年記念のアルバムから「わたしの毎日」「あなたとならば」「ベリバービリバー」「君の声」「40回目のlove song」、NHKゆかりの曲「プリンプリン物語」「ともだちみつけた」、アルバム曲から「サムシング・フォーリン・ダウン」、カバー曲で「もしもピアノが弾けたなら」など。

 「サムシング・フォーリン・ダウン」はもちろんステージでは初めて聞きました。1stアルバム「くるみ割り人形」に収録されている楽曲ですが、初めて聞いたのは高2の頃。私は当時フォークソングをアイドル歌謡で煮しめたような脳みそだったわけですが、「え、これがアイドル歌手の1stアルバムに入ってる曲?」と驚きました。そのメロディもアレンジも歌唱にも。ファンになったのはシングル「ハート通信」がきっかけですが、石川ひとみという歌手の将来性にものすごく期待したのはこの曲を聞いたことが大きいです。当時はとにかくこの曲をみんなに聞かせたくて仕方なかったですね。あれが1980年の事ですから、40年経って実際に彼女の将来に接して大満足してるわけですので、自分の耳も脳みそも捨てたもんではないと。

 今回ステージで初めて聞いたのはこれと「メモリー」と「ともだちみつけた」「もしもピアノが弾けたなら」など。「メモリー」はイントロが流れた瞬間「おっ!」と声が漏れてしまいましたが、なかなかステージ映えする曲です。今回シンプルなステージセットでしたが照明はなかなか良かったような気がします。「メモリー」もその演出が効いてて。ご本人によると「実はこれは昔シングルで出してて」「これからまたちょっと歌ってみようかと」だそうです。昨年末に放送された日本歌手協会歌謡祭でも披露してましたが、その評判も良かったのかもしれませんね。

 以下全般的な感想。熱烈なファン以外の人が多いステージなので、「まちぶせ」以外はカバー曲と唱歌童謡系中心になるかと思いきや結構攻めてた感じ。また、せいぜい10曲くらいかと思ったらそれも違いました。たっぷり1時間半くらいやってたし。キーがオリジナル通りかとか考えるまでもなく、そもそもカラオケがレコードと同じなので聞いた瞬間昔のままとわかる。声は絶好調で粗探ししようと思っても無理な感じ。今回登場した際、いつもより小柄に感じたのはステージが大きいせいと衣装のせいだったかもしれませんが、歌いだすとその声は会場中に響き渡るので石川ひとみとは「小さな巨人」だと認識しました。(って、変な例え)

 ロビーの物販コーナーでは、CD「わたしの毎日」と40周年記念ベストはもちろん、珍しいことにゴールデンアイドルも少々ありました。これはシングルAB面をすべて収録しジャケットも復元されている3枚組ベストで税込5000円位するのですが、見てたらあっという間に完売。「もっと並べとけばいいのに」と思った次第ですが、買っていった人は今頃幸せだと思います。もちろん「メモリー」も入ってるし。

 そして、今回オープニングアクトを努めた山形雄子さんについても触れなければなりますまい。茅ヶ崎出身のご当地歌手だそうですが、全国規模で活動されているそうで場数を踏んでいるのでしょう。明らかに自分以外を目当てに集まった観衆を相手に会場を盛り上げて、みんなに手話まで実践させるのは「さすが」というよりありません。ショービジネスの世界でのプロフェッショナルはここにもいました。

 今回は入場料2000円でしたが、この料金であの大会場でこれだけ楽しませていただいた光友会さんにはお礼を申し上げます。やはり生のステージは楽しい!

恐らく日本で一番売れているであろうストラップロック

2020年01月16日 | ギターと楽器のこと
 誰が言ったか知らぬけど「日本で一番売れている」というストラップロックです。レスポールはややなで肩なので、持ち方に気を付けないとストラップが外れることがあります。演奏中は特に問題ないのですが、肩に掛けるときに外れた事があって、その時は左手でネックをしっかり握ってたので大丈夫でしたが、ヒヤッとする一瞬でもあります。

 そんな時のためにストラップロックがあって、様々な製品がありますが私が近年愛用しているのはコレ。フジバンのネオ黒糖ロールの袋から調達しました。私は食パンが好きじゃないので、普通のロールパンかこの黒糖ロールを選ぶことが多いです。

 このような経年劣化が見られるストラップでも少々の事では外れません。着脱に多少のコツはありますが、私は家で練習するときも立って弾くことが多いのでので必須です。とはいえ、これを装着して落下することがあっても当方は関知しませんのであしからず。まぁ生活の知恵ですね。私もネットで教えてもらったのですが。

レッツゴーヤングもプリンプリンも返してほしい

2020年01月15日 | 日記・雑記・ただの戯言
 今朝のMXテレビ「モーニングクロス」にて。NHKが番組のネット配信を開始するというニュースに対し、視聴者からのTwitterで「それよりまずオンデマンドを無料にして欲しい」という声がありました。

 そもそも受信料払っているんだからオンデマンドでまた料金を取られるのはおかしいという意見のようですが、言われてみればごもっとも。元々お金出してるし。

 それで番組MCの堀潤氏が「NHKには膨大な映像資料があると思うんですが、なんとか全部公開してもらう方法はないですかね」と言ったところ、本日のゲストでジャーナリストの下村健一さんが「公開も何もそもそも我々の資産なんだから返してよってことです。」とズバッと。

 確かに私はず~っと受信料払ってるのでNHKの番組は私のものでもあると言えます。ということで、もしNHKに良心があるのなら「レッツゴーヤング」も「プリンプリン物語」も即座に見られるようにしていただきたい。レッツヤンなんてここ数年は「歌謡ポップスチャンネル」のみで再放送してますが、あそこのチャンネルはNHKから映像買ってるのでしょうからなんかおかしな話。

 レッツヤンに関しては、フォーリーブス時代の物は多分ビデオが残ってないのでしょうが、ピンクレディーや石野真子が司会してた頃の物が一切再放送されないのは不自然で大いに不満です。大手プロダクションが権利関係やなんかで締め付けてるのかもしれませんが、プロダクションはNHKから出演歌手のギャラを貰った方であり、我々視聴者は受信料を支払っている方で、まったくNHKはどこを向いているんだとムカムカ来てます。まったくもう!

あちこちの、いろいろな、「わたしの毎日」

2020年01月14日 | 石川ひとみ


 「わたしの毎日」とは2018年6月に発売された石川ひとみさんのデビュー40周年記念アルバムの名前であり、アルバム冒頭の曲名でもあります。今日はその曲の話。

 この曲を初めて聞いたのはまだアルバム発売前の2018年4月。BSテレ東の徳光さんの番組でした。その時は「なんかゆったりして爽やかな曲」という感想だったのですが、アルバムが発売になってからじっくり聞くと、その歌詞に込められた意味や彼女のそれまでの歌手人生に思いをはせてグッと来てしまいました。

 ただ、そのあたりの歌詞の細かい意味を解説するのも野暮なので、その後あちこちで集めた「わたしの毎日」について書きましょう。

 今はRadikoプレミアムというものがありますので、それこそエア追っかけができます。この「わたしの毎日」も上記のテレビ番組だけじゃなく、ラジオでもスタジオライブやコンサートの様子がオンエアされ、いくつか集まりました。どんな感じかというと、

<テレビ>
2018年4月27日 BSテレ東「徳光和夫の名曲にっぽん」

<ラジオ>(放送日)
2018年6月21日 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(スタジオライブ)
2018年7月4日  NHKラジオ「きらめき歌謡ライブ」(スタジオライブ)
2019年6月18日 CBCラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」(令和最初のつボイノリオ記念日でのステージライブ)
2019年9月8日  STVラジオ「ツルハプレミアムファミリーコンサート」(ステージライブ)

など。

 並べて聞いてみると、カラオケを使用しているとはいえどれも同じではないというのが面白いです。会場の音響や録音の仕方によって違うのでしょうが、やたらと歌声だけ大きかったりエコーが極端に少なかったりすることもありますし、プロとはいえ会場の様子や音響、モニター環境など色々あって多少調子が左右されることもあるのでしょう。TBSラジオのスタジオライブは本当に普通にトークをやってたスタジオで、すぐ目の前に人もいてなんか大きい声で歌いにくそうな感じはありました。

 そして、さらに面白いのがもう既にCDの時と歌い方が違うという事。やはりリリース後、あちこちで歌いこむうちにご本人も歌に込める思いがだんだん強くなってきたこともあるのでしょう。これらのライブを録音している人がいればCDと聞き比べてみると面白いと思います。出だしの8小節だけ聞いても、もう声の出し方が変わっているというかライブは歌声が熱いというか。

 それで上記の録音のうち、どれが一番良かったかというとダントツでつボイノリオ記念日での歌唱。結構トークコーナーでもしゃべってたと思うので、喉に対しては良くないような気もするのですが、地元でもあるので本人もノッてたのでしょうね。それも伝わってきますし、会場の暖かい拍手も後押ししててさらにエコーや録音の感じもいいです。やはり生歌は楽しめます。ただし石川ひとみさんの場合、コンサート会場で直接聞くのが一番なのは言うまでもありません。

 これを読んでどうしても生で聞いてみたいと思った方は名古屋ブルーノートの3月公演をチェックするのが吉。まだ2か月先だと思って油断していられる状況ではなくなってきたようです。お急ぎ下さい。1stステージは本日完売となりもう2ndステージしかありません。

「北の国から」初回見ました

2020年01月13日 | ドラマレビュー
 日本映画専門チャンネルでデジタルリマスター版放送開始ということで、まずは初回見ました。先日も書いた通り、このドラマは最初のシリーズを見てないせいでその後もほぼまったく見たことがありません。

 初回を見た感想は「結構面白そう」です。やはり登場人物の設定と相関図がわからずWikipediaをちらちら見ながらで、今は便利な時代になりました。あとはやはり北海道の景色は美しいですね。

 あれを放送当時見てたらどうだったかというと、高校生の頃にはドラマを見る習慣無かったので多分続かなかっただろうと。それももっとギラギラしてるかお色気満載のドラマならありでしょうが、高校生が「サイコ~!」と言って見るものではなかったでしょう。

 調べてみると放送当初も一旦視聴率不振となり、終盤に向けて人気が上がっていったとか。1981年の段階ではまだビデオの世帯普及率はさほど高くなかったでしょうし、うちの実家にもありませんでした。それで前半見ずに後半人気が高まったというと、よほど評判になったのでしょうね。多分フジテレビでは前半の再放送やったりもしたのではないかと。

 あとは、当時はテレビも小さかったしあの北海道の景色の魅力も伝わりきらなかったかも。その辺いろいろ考えると、まさに今の時代になってから見ればより楽しめるドラマなのかもしれません。今もう次回が楽しみなので、多分見続けることでしょう。

 それにしても実際ドラマを見ると、世間一般で「北の国からの五郎の物まね」と称して披露されている芸は大体デフォルメしすぎというか大げさだというのがわかりました。私もなんとか最終回までには体得したいとは思っていますが、果たして…。

またまた「赤い嵐」がっ!

2020年01月12日 | 日記・雑記・ただの戯言
 CSのTBSチャンネルで16日からまた「赤い嵐」を放送するそうです。これは1979年11月から放送された柴田恭兵と能瀬慶子主演のドラマで、当時は見ない人以外はみんな見てたという大ヒットでした(?)。

 記憶喪失の美少女である能瀬慶子が「ぅおじさん、ぅおばさん、ぅお豆腐作ります!」といえば、熱血警官役の柴田恭兵が「しのぶちゃん! オ、オレ頑張っておまわりやるよ!」と答えるシーンが泣かせます。(かなり適当)

 これは殺人事件の真相をめぐるサスペンスドラマなわけで、一旦見始めると最終回まで目が離せません。実際に能瀬慶子が父親殺しの犯人かどうかですが、最終回では9時40分過ぎになってそれまで1回も出てこなかった蟹江敬三が登場し、「殺したのはオレだ。通りすがりで金目当てだったんだ。」と言えば、やっぱり初登場の荻島真一が「そして私が逃亡を助けたのだ。」と言い、何の伏線もなくいきなり出てきた笵文雀が「私の骨肉腫を治すためにお金が必要だったのよ!」と叫んで、やはり初登場で刑事役の井川比佐志が「いや、それでも殺人は殺人だ。そのお嬢さんがどうして記憶をなくしたのかは知らないがこれで事件は解決だ。この薄汚ねぇシンデレラめ!」と言って蟹江敬三に手錠を掛け夕日の中を連行していくラストシーンが印象的です。(なのか?)

 まぁそんなドラマで、昔はこんなふざけた作品は許せないと思ってたものですが、大人になった今では能瀬慶子の演技力も含めてすべて許します。これを見て「ばかばかしい…」と言わなくなれば大人の証明でしょう。

 なお、上記のあらすじを本気にして、あとで「蟹江敬三なんか出てこなかったぞ!」と怒るような人とはお友達になれません。あしからず。

ゴルゴ13の思い出

2020年01月11日 | 日記・雑記・ただの戯言
 NHKの「ごごナマ」木曜のゲストはゴルゴ13でお馴染みのさいとう・たかを先生でした。ゴルゴ13には強烈な思い出があります。

 学生時代は京都に住んでたのですが、たまたま下宿で栗本薫の「グインサーガ」を読み始めて、まずは1巻だけ買って読んだのですが面白のなんの。それを読み終わったのが夜の11時くらいで、「次が読みたい」と思い北大路駅前で夜12時までやってる本屋にスクーターを飛ばしました。

 果たして2巻と3巻を無事に買ったのですが、同じころ凄い勢いで店に飛び込んできたおじさんが「ゴルゴ13の新刊が出たはずやけどっ!」と。それを見て「お~、やっぱ人気あるなぁ」と思いました。

 また、コンタロウが「1・2のアッホ」でゴルゴのパロディをやってて、それは大阪の盛り場十三(じゅうそう)で生まれた「ゴルゴ十三」というキャラ。登場するときに言う「ゴルゴはここにゴルゴ!」というダジャレにもなっていないセリフが素敵でした。

 なお、今回の番組でさいとう・たかを先生は「ゴルゴ13の最終回はもう決まっている?」という問いに対して即座に「Yes」の札。元々始めた時に「こんな話は10回くらいしか続かないだろう」と思ってラストは決めてたそうです。

 それで当時のスタッフ二人にその構想を話して、うち一人はもう亡くなってしまったそうですが、もう一人の方に最近その話をしたら「そんな話ありましたっけ?」と言われたそうな。なので真相はやぶの中。都市伝説では、最終回の原稿はもう完成してて金庫にしまってあるということですが…。