今日のひとネタ

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TOKYO MX「ミュージック・モア」1月25日放送 ゲスト:石川ひとみ

2020年01月30日 | 石川ひとみ

 サンテレビの放送も終わり、あとは再放送を残すのみ。既にあちこちで感想が述べられていますが、やはり自分でもレビューしておかねばと。まぁ備忘録という事でもあります。

 一昨年9月の初登場回では小さなラジオブースでの収録だったためクリス松村さんとのトークだけだったのが、今回はいきなりスタジオライブで始まりました。曲はクリスさんも大好きだという「にわか雨」。

 今回は伴奏が斉藤哲也さんのピアノのみ。斉藤さんは石川ひとみさんの近年のライブでは毎回ピアノ及びキーボードを担当されていますが、今回のようなピアノ伴奏のみでの歌唱は初めて聞きました。

 テレビ番組での歌唱は、録画した人が何回も繰り返して見ますので、ある意味その場の勢いで突っ走れるライブでの演奏より緊張感あるように思います。収録ですので間違えたらやり直しもあるんでしょうが、声の調子を考えるとそんなに何回もできないでしょうし、何より緊張感も途切れたりするでしょうし。

 そこで今回の演奏。レコードではストリングスも入った豪華なオケですが、ピアノだけでボーカルをじっくり聞かせる趣向で絶品でした。すごくゆったりしたメロディですので、普通にやると単調になってしまいそうですが、サビでピアノがリズミカルになって「そう来たか!」とか思いました。サビのメロディも相当ゆったりしてますので、リズムとるのが難しそうですけどあれは面白いと思いました。

 そしてもう1曲が「40回目のlove song」。実は私は特に好きな曲ではなかったのですが、今回の演奏ではやられました。CDではコーラスも入って最後に向けて盛り上げる間奏のところを、本当にピアノと歌い手の空気間だけで作り上げていくのは「さすが!」としか言えません。イントロは本当にささやくように始まって最後があれですから、斉藤さんも指先で歌ってた感じなのでしょう。エンディングの最後まで気持ちを込めて弾いてた様子が画像でも確認できました。ボーカルもエコーの感じが自然で、ひっちゃんが同じ部屋で歌ってくれたような感じでしたよね。これは完全に保存版です。

 トークの方はいろんな曲に触れてくれましたが、「パラパラ…」という話もあったし、らぶとりは出だしを一緒に口ずさんでくれたし、何よりも私がファンになるきっかけになった「ハート通信」や大好きな「ミス・ファイン」を大好きだと言ってたことが嬉しいです。

 ただ「ハート通信」については、40周年のコンサートの時のことを「頑張って歌いましたよ。テンポも速いし、キーも高いし。」という意外な本音が出てました。いかにずっとあの歌声をキープしている鉄人(?)とはいえ、やはり苦労はあるわけです。それだけに、当時のキーのままで歌い続けていくのは簡単なことではないのだろうと。

 ファンとしては、なんとなく「石川ひとみだけはずっとこのままでいてくれるに違いない」と思ってしまうのですが、そこには努力なりコンディションキープのための苦労もあると思われ、あらためて敬意を表するとともに今後も応援していくという決意をあらたにしたものであります。ということで、MXさんには是非三度目のゲスト出演をお願いしたい次第です。今回は本当にいいものを見せて貰いました。