真の勝利を得るため、調査兵団はウォール・マリア奪還作戦を決行する。作戦の内容はウォール・マリアのシガンシナ区に空いた穴を、エレンの硬質化能力によって塞ぐというもの。そしてエレンの生家の地下室に眠る「真実」を目指す。だが、そこには「獣の巨人」たちが待ち構えていた!裏表紙より。
土日に進撃るって言ったろ?
○前巻のあらすじ
パーティーの時間だ
第75話 二つの戦局『鞍』で荷物を背負うなんてそこらの巨人にはできませんね?
エルヴィン ・・・・・・!!
あの「四足歩行型」荷物を運ぶ鞍がある
先ほど一斉に巨人化したものではないな・・・
ライナー、ベルトルトに獣の中の人でカップを使ってた3人、
さらに他に斥候がいる可能性と合せて考えると――
エルヴィン「あの「四足歩行型の巨人」も知性を持った巨人だ」そこに気がつくとは相当なキレ者
リヴァイ、アルミン「!」
エルヴィン「イヤ・・・もっといてもおかしくない」
獣の巨人が雄叫びを上げると、小さめの巨人たちが突撃開始。
エルヴィン 馬さえ殺してしまえば退路を閉鎖するだけで我々の補給線は断たれるそれな・・・・・・・
状況を分析したエルヴィンは、リヴァイ班とハンジ班に鎧の撃破、
その他の班に馬の死守を指示。
エルヴィン「今この時!!」55555555
「この一戦に!!」
「人類存続のすべてが懸かっている」
「今一度人類に・・・」
「心臓を捧げよ!!」
よーし総員それぞれの目標に突撃だーというところで、
さっきリヴァイ班は対鎧と言ったがありゃ嘘だったというか1つ補足がね?
リヴァイ「・・・・・・俺にエレンではなく馬を守れと?」調査兵団側は知らないことだけど、1対1で闘うと「獣>鎧」。
エルヴィン「そうだ」
「そして隙を見て 奴を討ち取れ」
「「獣の巨人」は」
「お前にしか託せない」
リヴァイ「・・・・・・了解した」
「さっき鎧のガキ一匹殺せなかった失態は・・・」
「そいつの首で埋め合わせるとしよう」
やはり最強には最強をぶつけねばならぬ。
それからアルミンにも言っておくことがあるよ
エルヴィン「人類の命運を分ける戦局の一つ・・・」未来の分隊長候補、いや団長候補やね!
「その現場指揮はハンジと君に」
「背負ってもらうぞ」
鎧、壁の上に到達。
ライナー あの馬を殺してとてもシンプルな作戦!!
ここから離れる
それだけでいい・・・
しっかし首と心臓刺されて死なないってチートやろ
ライナー 危なかった・・・チートやろ
あの時・・・意識を全身に移すのが一瞬でも遅れていれば
あのまま即死だった
とにかく馬をぶっ殺せば作戦終了だお
近くにエルヴィン団長殿を見つけたけど今は馬だお
そのとき!
背後(シガンシナ区側)で巨人化が行われる演出が!
ライナー「!?」なん・・・・・・だと・・・・・・?
「な・・・!?」
エレン!?
なぜ・・・
自分から姿を現した!?
冷静に連中の『狙い』を考えるンだ
ライナー 俺の目標を・・・ライナー、標的をエレンに変更。
馬からエレンに移すことか・・・
「・・・考える時間もくれねぇってわけですか」
「・・・ったく団長」
「せっかく登ったってのによぉ・・・」
外門の穴を硬質化で埋めたのを見たこともあり、
万が一ここでエレンを逃がしたら後が面倒と判断した模様。
つまり『座標の力』ってのは硬質化以上の力を秘めているということ。
とりあえず鎧を釣ることには成功したエレンたち。
あと警戒すべきことは、まだ姿を見せないベルトルト。
アルミン「単純な対策ですが」前回してやられた超大型巨人プレス(仮)対策はバッチリだ
「壁から離れた位置で戦いましょう」
エレン(巨人)対ライナー(巨人)、第2R、ファイ!
エレン 単純な格闘能力なら「全身硬い」という鎧の特性が問題だけど――
女型の方がずっと手強かった
エレン お前には――渾身の一撃が鎧の顔面にヒットォ!
ここがどこだかわかるか?
砕いてるね?・・・・・・砕いてるね!
エレン ここは・・・エレン気力+20熱血付与
オレの・・・オレ達の・・・
故郷があった場所だ
エレン 取り返してやる奪られたら奪りかえせそうさおれたち調査兵団
お前らを
ぶっ殺して
お前らに
奪われたすべてを
・・・・・・兵士たちはトンファーキックが切り札かな!?
第76話 雷槍リヴァイが息切れしとる・・・・・・
リヴァイ「クソ・・・うんざりだ」
「弱ぇ奴はすぐ死ぬ」
まだ戦闘開始からそれほど時間たってないはずだけど。
新兵かばわにゃならんから慌ててる?
ウォール・マリア内側の戦いは・・・・・
エルヴィン 3~4m級に苦戦し数か所で負傷者を出している・・・それな
今の調査兵団には以前のような力は無い・・・
リヴァイがやけにバテるの早い気がするのもそのせい・・・・・・?
犠牲になった兵たちについてエルヴィンが思うことは――
エルヴィン 私だけが・・・hmhm
自分の夢を見ているのだ
エルヴィン いつしか私は部下を従えるようになりでも、例の『地下室』、見たいやん?
仲間を鼓舞した
人類の為に
心臓を捧げよと
そうやって
仲間を騙し
自分を騙し
築き上げた屍の山の上に
私は立っている
エレン、優勢。
硬質化を『一点に凝縮』した結果、
エレン 実験の甲斐があった
この拳なら――
戦える!!
エレン巨人のパンチ力は鎧の防御力を上回ったのだ!
で、調子乗ってたらマウント取られるあたりやはりエレンである
ミカサ「ハンジさん!!」2体の周りにはハンジ班とリヴァイ班(リヴァイ抜き)。
ハンジ「まだだ!!周囲を取り囲め!!」
「最初の攻撃にすべてが懸かってる!!」
「絶好の位置を取れ!!」
『絶好の位置』を取っても、兵士の剣、鎧に効かないやん?
過去ハンジ「威力は見ての通り」そう、今回調査兵団は『新兵器』を持ってきているのだ!
「雷が落ちたようだろ?」
「だから「雷槍」って呼んでる」
ライナー やはり・・・俺一人ではライナーには何か切り札が・・・・・・?
エレンを齧り取るまでには至らないか
もはやこの手を使うしか――
しかし、そのときミカサとハンジが鎧に突撃!
ライナー さっきから周りを囲まれていたのはわかっていた・・・せやな、鎧に剣「は」効かんな・・・・・・
だが 兵士の刃が何だと言うんだ
そんなもんじゃ全身をくまなく硬質化で覆った俺には傷一つ
・・・付けられは――
2人が放った『雷槍』は、見事鎧の両目を破壊!!
ライナー なっ――!?
エレン やった・・・
完全に動きが止まったところを、さらにジャンたちが追撃!
ジャン「やっ・・・」チャンス!チャンス!
「やったぞ」
「効果ありだ!!」
「うなじの「鎧」が剝がれかけてる!!」
もう1発、今度は『止め』いってみよー
コニー「・・・・・・」らーいそー
サシャ「ライナー・・・」
ジャン「お前ら・・・」
「こうなる覚悟は済ませたハズだろ!?」
「やるぞ!!」
「うおおおおおお」
らーいそー
たーっぷりーらーいそー
ライナー「・・・待っ」だが待たない
「待って――」
以下次回コピペ用
第77話 彼らが見た世界
第78話 光臨