浜西FCでの活動から五年の月日が流れ・・・裏表紙より
高校生になったソウシは、
サッカー部のキャプテンとして
仲間と一緒に全国大会を目指し
練習に明け暮れる毎日を送っていた。
そんなある日の帰り道、
偶然ナナセと再会して――・・・
蹴球青春ストーリー、完結巻!!
特別読切『こがねいろ』全三話も同時収録!
タイミングの問題だったんだ(現実逃避)
⚽24 青い春、偲ぶ秋第2部は高校生篇かー
桜田創始高校二年生
――秋
それにしても随分すっとばしましたね(すっとぼけ)
ソウシ 一瞬びびった大人と子供で描き分けしないのずるい!
あそこの母子顔似すぎなんだよな
どっから見ても母じゃなくて姉いやむしろ双子
ソウシが通う北浜高校のサッカー部はいわゆる『古豪』
つまり「昔は強かった」なところですが――
全国大会に出場できれば実に10年ぶりの快挙である今年は調子良いらしいよ
????(部員A)「おいキャプテンまただどうにかしろよ」ソウシはキャプテンであります
ソウシ「ういっす」
「ヤスにハルヨシ ダイゴ鴨志田ー」
「お前らうるせえから外周だ」
「いってこい!」
そしてヤスはヤスだなぁ
部員が60人もいればマネージャーもいるわけで
松本「すみませんあの・・・っごめいわくだったら・・・!」まったく!青春してるなー!お前らーっ!!!
ソウシ「いやいやいやいや!」
「え 全然!全然!ありがたいけど!」
ソウシ「あの・・・オレの分だけ?」59人でぶん殴ろうぜ
「できればその・・・皆の分とかもあると・・・」
ハルヨシ「ややややや!ソウシくんそれは・・・!それは・・・!!」
ヤス「ごめんな松本っちゃーん!」
「こいつそっち方面は小六時点から更新されてなくてさー!!」
ソウシ 確信をもって言えるがヤスとハルヨシはともかく、
今のこのチームが
オレ史上最強チームだ
鴨志田とダイゴは仲間加入イベント回できただろうなぁ
ずっと一緒の奴もいれば敵から味方になった奴もいるし
物理的に距離が離れた奴もいれば物理的ではなく距離が離れた奴もいる
ソウシ 今はもうそんな程度だけどソウシは強化系かな?
なんだかあの少年団のことは特別なんだ
あの少年団で戦った最後の一年は
あいつのことは――・・・
自宅到着だー
さー飯食って風呂入って寝ろー
あ
ソウシ「うちのサッカー部」ちょっと待てこれママンの方が若くね?
「県予選ベスト16までいったぞ」
ナナセ「・・・・・・知ってる・・・・・・」
ニヤリ顔で大人っぽい雰囲気のせいだから別にふk
⚽25 夜の散歩、小さなボールとてもわかりやすいけど大事なとこ省略してる説明!
ソウシ 七瀬晶は
小六の時オレんちの隣に引っ越してきた女子で
少年団のチームメイトだった
中学から女子サッカーの強豪校に入ったナナセさんは現在――
ソウシ 年度別代表選手に選ばれた両角禄郎に次ぐ去年全国準優勝のチームで試合に出られるレベルなのだ
オレら浜西FCメンバーの出世頭だろう
おや、ナナセさん足をどうかされましたか
ナナセ「今はもう全然平気なんだけどね」ちょっとケガしたけどもう治ってるらしいですよ
ソウシ「ふーん・・・」
「そうか・・・」
なるほど・・・
なるほどな
・・・・・・なんか察したソウシ
ナナセ「選手権大会予選の真っ最中なのに」それな
「なんで地元にいるんだ?」
ソウシ「!」
ナナセ「・・・って」
「思ってる?」
簡単に言えば――
ソウシ「・・・・・・要するにケガで試合出れなくて」『はたから見たら』、ただ『ふけてきた』じゃなくて、
「ふてくされて練習ふけてきたってわけか」
ナナセ「あははそだね」
「はたから見たらそういうことなんだよね」
「つまり」
地元の彼氏とイチャつきにきたになるんだよなぁソウシは「一握りの火薬」されろ
ソウシ・アドバイス!
ソウシ「そういう時はあえて思っきりサボれ!」説教タイムにならない懐の広さよ・・・・・・でも「命の音」されろ
「気分が乗らねー時に無理に頑張ってもしょーがねーからな」
ナナセ「うん・・・」
「そうかもね」
「わかった・・・・・・・・・」
ソウシ「ふてくされて練習ふけてきた・・・」ほう・・・・・・?
「か・・・」
「それだけなわけねーだろ」
「ナナセが・・・」
ソウシの推察は
ナナセ あんな風に無邪気にはしゃいでいられたのは大当たりと
中学の最初の一年だけだったなあ
ソウシ 五年ぶりに中学以降(連絡手段あるけど)話してないのか
両角禄郎と話したくなった
なんでも知ってる「ロク先生」なら
ナナセにもっと気の利いたことを言えただろうに
でも男ってそんなもん
ソウシたちも毎日練習であります
ヤス「鴨志田リラ~ックス」これはうぜぇwww
ダイゴ「リラ~~ックス~」
鴨志田「うるっせ!!」
今日もおつかれさーん
ソウシが帰ると、どうやらお隣さんはまだ寮に戻っていない模様
ソウシ 落ち着かねェな・・・・・・・・・そういうときはね
走るに限る(脳筋)
ソウシ「・・・・・・・・・」やはりイケメンになったか想定の範囲内
「ん?」
????「創始くんか?」
ヤマト「久しぶりだな」
ソウシ「ははっ」
「ヤマト・・・・・・!」
現実を認めたくないからここで切ってしまえ
以下次回コピペ用
⚽26 古き友人、懐かしの場所
⚽27 変わる心、変わらぬ集団
⚽最終話 蹴球男女