元少年兵のヨナは、肉親を殺した目次ページより
〝武器〟を果てしなく憎んでいた。
だが運命のいたずらか、
戦場でしか生きられなかった彼が
たどり着いたのは、
武器商人ココ・ヘクマティアル率いる
私設部隊だった。ヨナは、ココと旅を続けるが・・・。
優しさは仇~
第25話 Dragon Shooter phase.1(元)少年兵に危なっかしいと思われるのは相当だよね
ヨナ ココが商人としてスゴ腕なのはわかってる。
でもこの人は、傾いたまま全力疾走しているみたいな、危なっかしさを感じる。
海で遊ぼうみんなで遊ぼう
ルツ「バカかアイツは!?」『まがい』っていうか完全にアウト
トージョ「そんなチカンまがいのアプローチじゃあ・・・・・・」
ココ「ヨナは私のものだ。」ユーアーマイン宣言来ましたー
今日の勉強タイムはマオが担当の理科です
ヨナ「マオは家族がいるんだ?」小隊唯一の所帯持ち
マオ「オウ。カミさんとムスメ、ムスコがクニにいるよ。」
ちなみに――
ヨナ「レームが?別々の人と?」小隊最強のレームと、ヨナを軽く捻る凄腕のチェキータが両方護衛だったって、
マオ「いやいや、一人の女性だよ。君も知ってる・・・・・・」
「チェキータさんだよ。」
「あの二人はもともとココさんの父親、フロイド・ヘクマティアル氏の護衛だった。」
フロイド氏はどんだけ修羅場生活をしてたんだっていう(;´д`)
マオ「まさに十人十色。十人それぞれにいろいろな過去がある。」読者の希望と自身の目的(勉強回避)を同時に果たすとは大した奴だ
「おいおいわかってくるものさ。さぁ理科の授業を・・・・・・」
ヨナ「マオは?」
「マオはどんな兵隊だったの?」
マオはとある国の元砲兵
訓練で事故を起こしてクビになったところをココに雇われたってさ
なお家族には軍を辞めたことを今も話さずにいる模様
そのことについてかつてココに話してみたところ――
過去ココ「私の仕事はつまるところ悪である。」10代(推定)でこれか・・・・・・
「誇るバカがどこにいる?」
「むしろ良心に自らの精神を粉砕されぬよう意識しろ。」
「・・・・・・だが一つ。」
「仲間だけは誇れ。」
「忘れるな。」
ついでだけどマオは古株みたいね
(この場面で他にいるのはレーム、バルメ、ワイリの3人)
ココと愉快な仲間たちの次のお仕事はー
ココ「空輸ですッ!!!」さすがベテラン、きっちりフラグを立てていくー
レーム「ココが仕事で空飛んじゃいけねぇ。」
「ココと飛んだ空じゃロクな目に遭わねぇ。」
ココ「ジンクスとは「ゲンが悪い」とかそんな漠然としたことではなく、」何がどうであれトラブルは起きるんだよ(確信)
「悪く思いつめて悪い現実に自らハマる精神作用である。」
「捨て置きたまえ。」
レーム「ジンクス認めてねぇ?」
『ジンクス』っていうより運命(シナリオ)ってやつかな
第26話 Dragon Shooter phase.2業界大手は何でもやります
????(HCLI本部職員)「HCLIは物資のみならず人員も運びます。」
そんな訳で、武器と一緒にNGOの医師団もよろしくー
目的地である紛争中の国からは受け入れ拒否されてるけどがんばってねー
ココ「いいかげんにしろ。私たちは火薬庫の中を静電気にすら注意して歩くのに、」現場の意見なんか聞いてたら本部職員は務まらないってばよぉ(外道)
「アンタたちはタバコをフカして歩けと言う。」
????(HCLI本部職員)「お代の60%は本部に。」
「残りは完遂時に、HCLIの口座に。」
「それでは御武運を。」プツッ
ココ「バーカ!」
「バカバーーカ!!」
想定外の『貨物』は増えましたが出発進行
ココ「フフッ!レームめ、なーにが「ココが空飛ぶとアブナイジンクス」。」行きはよいよい(ボソッ)
「笑止!!」
総勢10名の『人権のため発言する医師団』(『通称ODH』)を率いるのは、
『伝説の傭兵』と言われても違和感無しの風格のレオン・リビエール氏
リビエール「世界代表クラスのクソ野郎がこの地にいる。」目的地のT国では、民兵組織(『通称バルドラ』が幅を利かせているらしい
それのリーダーがそういう奴なんだってさ
確かにこの経歴は『クソ野郎』以外の何者でもないわ
リビエール「臆するな。暴力に傷ついた人々を助け、」かっこよすぎる
「見たままを世に伝える。それが我々の役目。」
「いいな!!」
ODHの医師たち「Aye!aye!!sir!!!」
でも紅一点のマギーは美人だから民兵と関わったら薄い本確定よね(ゲス)
無事T国の空港に到着
T国正規軍との取引の方は無事完了
ココ「どうにも、」さっさと帰ろうとしていたところに車が一台
「イヤな感じだ。この基地は・・・・・・」
その『イヤな感じ』、正解でした
ニコラヴィッチ「イキナリだけどさ、お嬢さん、輸送機ン中ヘンなモン積んでるだろ。」『クソ野郎』さんがログインしました
「見せろ!」
ココ「ミスター・ニコラヴィッチ・・・」
バルドラ。
第27話 Dragon Shooter phase.3正規軍と取引してる商人になんで民兵ごときが命令してんだと(´・ω・`)
ココ「なんのコトでしょう?ミスター「バルドラ」。」
えー(´・ω・`)
ニコラヴィッチ「ゴキブリ商人呼びやがって・・・・・・どこまで無能なんだボケ大尉。」
ココ「バルカン屈指と言われる正規軍がなぜ民兵ごときにデカい顔させているのです!?」あんなのが『英雄』扱いってもうこの国滅んでいいんじゃないかな(ドン引き)
????(正規軍大尉)「ここX自治区での活躍により、もはやあの方は「英雄」、」
「権力も日増しするのです。」
で、その『英雄』(笑)さん、銃持った手下でココの飛行機包囲してんですけど
ニコラヴィッチ「クソ医者の処刑ショーだぜ。」だめだこいつはやくなんとかしないと
「バッチリ録画してやるからよ。」
「リアルな戦闘はネットで配信ってのが今の常識だもんな!」
ココ「もう一度言おうバルドラ。迂闊な行動は避けたほうがいい。」
人道支援で入国した団体で『処刑ショー』なんてやらかしたら、
某大国が正義の為って大義名分を得て喜んで参戦すおっとだれだ
にらみ合いになっちゃったことは機内からもわかります
リビエール「私が出て話をつける!」おいバカやめ
ココ「なぜ出た!?」あー想定外をやってくれちゃいましたよ
まー直接ココが交渉すべき案件とは違うと思うし、
リビエールとバルドラで話がつけば解決って言えるんじゃな
だめだこいつはやくなんとか
ニコラヴィッチ「俺が撃った〝敵〟を治す医者・・・だろ?」
「だったらお前も敵じゃん。」
「な!?」
全く話を聞かずに発砲は無いわー
レーム「そこまでだよォ、パンパカ撃ちやがって。」呆れたレームが止めに入りました
「なーに一人でハシャいでんだ、このトッチャンは?」
そしたら手下が銃を向けて来たので
状況開始&終了のお知らせ
レーム「ココ。」
「どうするかね?」
ココ「もーこうなっちゃ仕方ないでしょ!民兵「バルカン・ドラゴン」を、」
「撃滅せよ!」
たかが民兵ごときにココ小隊が止められるはずないんだよなぁ
ニコラヴィッチ「ッキショウあのアマ。」ありゃ、『英雄』(笑)には逃げられちゃった?
「ブッ殺してやる!!」
「許さねェ許さねェ!!」
第28話 Dragon Shooter phase.4その場でどうにでも出来たのに逃がした・・・・・・?
ヨナ バルドラって奴が医師長を車で連れ去った。
あのとき撃てばこんなことにはならなかったのに。
過去ココ「撃つなヨナ!!」
ココ「ヨナ。」いわゆる殺す価値も無い
「あんな奴は君が撃つほどの人間ではない!」
「騎士の剣は何を斬ったかにより斬れ味を変える。」
「君が、どうしようもないナマクラになるのを私は許さん。」
まぁ『クソ野郎』だからね
なおそれとは別に『ワザと、でもある』らしい
さーてこれからどうするかですなぁ
リーダーが無事な以上、民兵共の報復は避けられないところ
兵力的にはミサイルまで使えちゃうらしいので飛行機は危ない
でも残りの医師9人を連れて陸路は厳しい・・・・・・
マオ「122㎜砲でミサイル発射台をつぶしましょう。」ナイスアイディア?
ココ「OKそれで行こう!!」
連れ去られたリビエール氏は無事かしら
ニコラヴィッチ「「助けてください」って全世界に向けてビデオレターしてよ。」だめだこいつなんとかしようがない
「そのあと死ね。」
リビエール氏「ガハハッ!!」
「バカめ。」
そらいつ殺されてもおかしくない状態でも『バカめ』って言っちゃうよこれ
さぁ離陸だー
早速スティンガーやら対空砲キタ――(;゚Д゚)――!!
レーム「おいおい、これだからココと空飛ぶと。」フラグは回収してこそ一級建築士
赤外線ジャマーでセフセフ
って、今度はミサイルきたぁぁぁぁ
ココ「フレア発射!!!」こういう防戦一方にならざるをえない状況を切り抜けるの好き
ゴルゴでもよくある
で、ゴルゴと同じくただやられっぱなしでは終わらないんだなこれが
T共和国本日の天気はフレアのち『鉄の矢』
マオ「耳をふさいで口を開けろ!!3!!」
「2!!」
「1!!」
危険の排除に成功したココはスケアクロウに電話
ココ「今、バルカンの上空にいるんだが・・・・・・」500万ドルの賞金首だったのかーアレがなー
「ドラゴンを見つけた。」
スケアクロウ「な゛に゛ッ!!?」
ココ「逮捕する名誉と共に売ってあげよう。」ハハッワロス
「500万ドルだ。」
当然スケアクロウは断りましたなんせケチもとい『愚かな男』ですから
ココ「ショコラーデ、バルカンでドラゴンを見つけたんだ。」できる女は即決即断なのじゃよ
「手軽に逮捕できるようにしてあげる。」
「このネタ、500万ドルで買わない?」
ショコラーデ「買うっス!!」
第29話 Dragon Shooter phase.5プロは契約を守るものなのじゃよ
ココ「契約は医師を「10人」ここまでお連れすること。」
「一人足りない、欠品です。」
「必ず取り返します。」
実は本部がリビエール氏の居場所を追跡してたんだな、これが
持ち物にGPSではなく、衛星カメラでずっと追ってた?
ココ「・・・・・・まぁ途中から気づいたんだけど、今回の件はすべて・・・・・・」名前と後姿しか出て来ないけど、
「フロイドさんの書いたシナリオ・・・・・・かな?」
ココとキャスパーの実父というのは設定だけではないですなぁ
まー500万ドルはココの取り分らしいからいいやね
ココ「レーム。」ひゃっはー狩りだー
レーム「はいよ。」
ココ「狩りの時間だ!!」
レーム、ワイリ、マオが出撃だ―
ココ「人を殺しすぎた人間はある日、ドラゴンに変わるんだ。」
ココ「ドラゴン殺しは最高の名誉。」ドラゴンてかバカボン(天才的な意味ではなく)の末路よね(´・ω・)(・ω・`)ネー
「はしゃぎすぎたんだよ、バルドラ。」
ひゃっはー待ち伏せだー
マオ「ワイリの爆破テク怖いっス。ほぼ全滅だよ。」即席で地雷作っちゃうヤバイ人と認識しておきましょう
バルドラ捕獲&リビエール氏保護
ミッションコンプリート!
マギー「凄い力です。恐ろしくなるほどに。」言いたいことはわからなくもない
「私、さっきのお話聞いて思ったんですけど・・・・・・」
「あなたも、ドラゴンなのでは?」
「あ、その、バルドラみたいな悪いのではなくて、その・・・・・・」
ひとしきり笑った後――
ココ「いいですね、ドラゴン。」あ、それは無理
「もう少し静かに空を飛べるようになれるかもしれない。」
ココ「ねぇヨナ、ドラゴンはどう吠える?」ココ・ヘクマティアル(ドラゴン あく)
ヨナ「・・・・・・・・・・・・」
「「グォオオン」だと思う。」
コオ「グォオオン、」
「グォオオーン!」
第30話 滅びの丘 phase.1バルメ、どこかへ出撃
バルメ「ココ。」
とある暴力団の詰め所は3人組の殺し屋に制圧されました
ドミニク「ああ、過酷な労働に見合わぬギャラ。」つ リクナビ
「殺し屋って職はつくづく俺に向いてない。」
くたびれた隈男ドミニク、ジェイソンぽいグレゴ、まだ子供のリリアーヌ
ドミニク的にはこれからはレストランでもやっていきたいらしい
まー店を持つならお金が必要やね
ドミニク「次の依頼はすごくギャラがいい。」どこの誰なんだろうね(すっとぼけ)
「それだけ強いってことでしょう。」
「場所はアレクサンドリア。」
「標的は武器商人です。」
バルメはどこへ向かうのかしら
????「目的に着いたのか?バルメ。」まさかヨナが(ついて)来ちゃった☆とは
バルメ「ヨナ君!!?」
「ついて来ちゃったんですかぁ!?」
ココ「バルメがいなくなっちゃった!!!」どこ行っちゃったのかは次巻
初志貫徹か臨機応変か、今日は前者だけど明日はわからない
ⅣがーⅣがないよー新1は買ったけど―