南太平洋・ソロモン諸島で、目次ページより
ココたちは、〝最後の一本〟と称する
ロケットの打ち上げに立ち会う。
それはHCLIが社運をかけた
「衛星測位補助システム」が
積載されていた。
しかし、ヨナは、ココと天田には
別の目的があるのでは?
と疑いはじめる・・・・・・。
ライッナゥ!
第50話 Pazuzu phase.1ワイリ(一部レーム)過去篇
過去ワイリ「はッよろしくお願いします!ってどこに行くんですか?」
過去レーム「君の力を借りたい、ついてきてくれ。
過去ワイリ デルタフォース!
デルタが俺なんかになんの用だ!?
米陸軍の工兵隊所属だったワイリは、
爆破に関する知識を買われデルタフォースの作戦にお呼ばれしました
他に任務に当たるのはレームの部下アーキン、ホウ・・・・・・
過去エコー「そして俺はエッカート少尉だ。」ワイリはマオより古株の描写があったけど、
「エコーと呼んでくれ。」
レーム、ワイリ、そしてエコーは軍人時代からの繋がりなのねー
1話時点でココ小隊の殉死者だったエコー
ココにいつでも笑っとけと言い残した男は常に陽気な男でした
過去エコー「ええ!?親は建築専門家!?じいちゃんも!?」ワイリ、悪いがこれは正直草
「自分もそっち系の大学出たのにいつの間にか―――」
「軍隊で建物フッ飛ばす側の人間になってた!?」
でも人生って割とそんなものらしいよ(てきとう)
雑談しながら目的地到着ー
過去ワイリ ついさっきまでとは雰囲気がまったく・・・・・・パーティーの時間だ
これがデルタ!!
第51話 Pazuzu phase.2デルタフォース強杉
ワイリ 機械だ!
「とにかく速くやれ」そうプログラムされた走る銃座だ!
ワイリの出番だけど、この建物は予想通り、いや以上に頑丈な様子
持ち込んだ爆薬じゃ絶対的に量が足りない・・・・・・?
過去ワイリ ・・・だが・・・・・・・・・これは悪いこと考えたぜぇ?
あっ!まだ生きてる奴がいた!
ワイリ、あぶなーい
これは『クレイジー』ですわ
過去エコー「どんだけ集中してんだ・・・・・・」
「クレイジーだぜ、ワイリよォ!」
建築物爆破に詳しいって技能的なこと以外に、
そういう評判があったからレームに指名されたんじゃね?
ワイリは不足の事態(文字通り)を現場の『機転』でクリアしました
仕事人の業はデルタフォースの面々からいいね!の嵐
過去レーム「称賛に値する。」天職を見つけてしまったのです、はい
ワイリ 1991年の冬、俺は極限まで研がれた兵を目の当たりにした。
恐ろしくもあり憧れもあり。
そんな彼らに褒められてしまっては・・・・・・目指すところは一つだった。
それから色々ありまして――
ワイリ「・・・・・・そして憧れのレームさんに会うべく訪れた先でココさんに出会い、」そんな過去話でした
「その魅力に惹かれたらもう軍に戻れなくなっちまったんだ!」
ヨナ「面白かった・・・・・・ワイリの髪型の話。」まさかあんな壮大ドラマがあるなんてなぁ
過去話をしていたのは、今いるのがその時の舞台だったイラクだから
ナザル「19年前は戦いにですが、今は小学校を建てるという復興のために来てくれた。」HCLIは福祉活動に力を入れている企業です(?)
「本当に嬉しいです。」
今回の仕事はPMC(民間軍事会社)『エクスカリバー』の護衛付で、
ナザル氏はそこ専属の通訳
ココ的にはどっちも不要なので仕事の内容含めちょっとご機嫌ナナメ
ココ「あいつらまともじゃないでしょ。いい仕事紹介しようか!?」ふーん?
どんな連中なんでしょう
????(エクスカリバー傭兵A)「敵車両!射撃しろ!!」だめだこいつらはやくなんとかしないと
????(エクスカリバー傭兵B)「イヤッホー!!」
おいちょっと停車しろアホども
????(エクスカリバー傭兵A)「あんたらがどんな甘っちょろいトコロでブツ運んできたかは知らないが、」キリッをお忘れですよ
「ここはイラクだ!」
ココから決定事項の発表でーす
????(エクスカリバー傭兵A)「・・・・・・・・・ア!?」おめぇらに任せる貨物はねぇ!
ココ「耳までイカれているのか?」
「私の貨物に指一本触るな。」
「とっとと失せろと言ったんだ、山賊!!」
第52話 Pazuzu phase.3安定のバルメ
ココ「バルメが大型運転するの久しぶりに見るけど、カッコイイね!」
バルメ「オホッ!!そうですか!?」
「ますますホレちゃったってことですね!?」
エクスカリバーの連中をクビにしたら運転手が1人足りなかったけど
通訳だったナザル氏が残って手伝ってくれました
・・・・・怪しくない?
バルメ「彼は私たちの動向を逐一伝えるよう送り込まれた――」何やらお嬢には考えがある様子
「――ス・・・・・・モゴモゴ!?」
ココ「まぁまぁ水でも飲んでバルメ!」
そういや『山賊』どもは素直に帰ったんスね
ココ ずいぶん大人しく帰ってったけど・・・・・・・・・・・・これは一騒動あるでぇ
経験上、あの手の連中が帰れと言われて帰ったためしがないのも事実。
今回の貨物は高級品じゃないから失ってもまぁその時はその時
でも砂漠で車を失うのはちょっと困りますなぁ
ココ「じゃあこうしよう。」・・・・・・?
「一発でも撃ってくる奴がいたら、撃滅しろ!!」
ココ小隊のみんな「了解!」
ナザル なんかこの人たちもけっこうメチャクチャ・・・・・・
どこが?(麻痺)
レーム「まったく戦争ってのはスゲェスピードで変化する!」人間より賢いAIが作戦を練って
「しかもどんどんキモく成長すんのな!」
人間より強いオートマトンが実行する時代になりそうな悪寒
ここでレームがヨナにワイリの秘密を大公開
レーム「ワイリもけっこうレベル高いんだよ。っつーかヤバい。ワイリヤバい。」有名な武器商人であろうココは当然として、
ヨナ「ヤバい?」
レーム「俺らん中でFBIのブラックリストに載ってんのが二人いる。」
「ココとワイリだ。」
各方面でバケモン扱いされるレームとバルメではなくワイリ?
なんで?
レーム「次に今、コンボイの先頭がワイリである理由だ。」そう、小隊メンバーで別格のレームが先頭じゃないんだよ
「アイツは爆弾に鼻が利くんだ。」
つまりワイリは爆破に関してはレーム以上ということ
というのも、軍人としての経験に加えて
ココを狙った爆弾魔を撃退してきたからであります
レーム「わかるか?」一流の攻撃を防げるのは超一流のみ
「ココとつき合ってるうち、ワイリは一流の爆弾魔の腕も超えちまったってことだ。」
ちなみに、どのくらい『超えちまっ』ているかというとね
レーム「警察は不思議だっただろうな。「ココを狙った爆弾魔が次から次へと『自爆』する」」秘奥義『そのまんま返し』!!
「「どう考えてもワイリって奴が怪しいけどワイリの爆弾ではないし、死ぬのはテロリストだけだ」」
レームが語る思い出話はヨナ君がドン引きするレベル
レーム「あいつは爆破で遊ぶクセがある!」やっぱりオッサンのせいじゃねーか!
「まぁそれも、湾岸戦争の時ベタ褒めしちゃったのだ発端とも思ってる。「よりクールな爆破」を見てほしいっつーか・・・・・・」
なお『クールな爆破』にココも『ゴキゲンになっちゃっ』た結果、
その先は『ノンストップ』だった模様
長距離運転なので休憩ターイム
ワイリ「レームさん、私のこと何かヨナくんに言いました?」ジュースを受けとるくらいにはまだ信用されてるから(震え声)
レーム「しっ、知らねぇな・・・・・・」
第53話 Pazuzu phase.4ワイリ、爆弾ありそうな気配を察知
ワイリ「あぁ・・・・・・これは・・・・・・」
「クサいな!」
一時停止して確認をー
ココ「ワイリが言うなら間違いないよ!」これは良い上司
「エクスカリバーだ!!先にいた仲間に連絡して、挟みうちにする気だ!!」
「させん!」
「先制攻撃の準備!!!」
(第三者が聞いたらドン引きとはいえ)良い仕事してきたからこそですな
ナザル ・・・・・・見事だHCLI。ナザルさん、正解!
待ち伏せポイントに気づき、車を止めてしまうとは。場慣れ? 経験則?
エクスカリバーが勝てる相手ではない。
という訳で
ヨナ「ワイリの授業だけはちゃんと受けるようにしないと・・・・・・」そうなりました
「ヤバいから。」
語学は元々興味あったんだし、理数系をワイリに任せよう(提案)
ココ「フフーフ。」ワイリのヤバさとココのキレ者描写を
「この国の人間もなかなか、」
「たくましーのぉ。」
1つのエピソードにまとめるとは大した奴だ
第54話 NEW WORLD phase.1とある女子2人の悪巧み
過去南「見たいーー!!!」
「ココが作る新しい世界を!!!」
南アフリカにて――
ココ、南「メルヒェン社!」新しい玩具の研究開発所できたよー
「第二製作所落成おめでとう!!」
なんでもココが100%出資とかなんとか
Dr.マイアミ絡みということでショコラーデが偵察中でしたが、
ココがこの場に現れたのはスケアクロウ含め想定外だった様子
スケアクロウ オモチャメーカーの新工場ごときになんの用がありやがる。むむむ謎い
そもそも本当にオモチャ工場なのか!?
ココの登場についてはあだ名イッパイアッテナさんも予想外
さっそく確認を取ります
ブラック「やぁ、スケアクロウくん今ロンドン?南アの例の箱モノの正体は何?」仕事できる人間は部署の壁なんてスルーするもの
スケアクロウ「ブラック課長、俺、アンタの下じゃねーんスけど!」
ブラック「いいから教えてよ!」
しかし現状ではスケアクロウも情報無し
果たして玩具工場の正体は・・・・・・
Dr.マイアミは秘書のカレン、それからヨナを連れてお散歩であります
ヨナ「ドクター・マイアミ、一つ聞いていい?」質問ターイム
南「なになに!?」
「なんでも聞いて!!」
「ただ一つの質問以外はすべて答えよう。」
ヨナ「ココと一緒に何を始めようとしているんだ?」ふーむふむふむ
南「残念、ただ一つはそれだ。」
「ココとの最大の約束でね。ゴメン、ヨナ。」
ヨナ「・・・・・・いや、」
「いいんだ。」
第55話 NEW WORLD phase.2『計画』はもう始まっているらしい
ココ「勘のよい者は朧気ながらもその姿が見えはじめたかもしれない。」
「私たちの成すことを望む者、望まない者いるだろう。でも、」
「それゆえに、」
「見ててごらん、南。」
「誰一人として手出ししてこないから。」
南「はぁーーアイツ悪の商人が板についてきたなぁーー」いやいやカレン元中尉でも十分にターン
カレン「博士。」
「私はあんなマネできませんからね。」
南「ココ!!あれをいつまでもあー言うのもそっけないから」タイトルキタ――(゚∀゚)――!!
「なんか名前つけよーぜ!!」
ココ「ヨルムンガンド。」
それにしても即答・・・・・・だと?
お嬢の中二力は相当なものと見た
ココと別れた後、Dr.マイアミはCCATのカリー社長御一行とお食事
ミルド「じゃー南アまで何しに来たんだよねェ~~~!?」ミルドとマリナ姫の中の人が同じという衝撃
南 あ、この人イイ。思ったこと全部喋ってくれる。
カリー社長がDr.マイアミと話してみたかったことはね
南「そもそもカリー社長、あなたのような人は、」そういうお話でした
「門外漢の私に話をしようとした時点で結論を決めているのだ。」
「お別れの挨拶はココに言うのが正しい!」
カリー「ククッ、」
「ハッハッハ!!」
「グウの音も出ませんな博士!!」
ココはヨナとドライブ中
ヨナのモヤっとボールが日々増えている予感
ココ「ほんとうに君と出会った日そっくりだ。」
第56話 NEW WORLD phase.3HCLI本部から新事業の発表がある模様
ブラック「・・・なーんかHCLI突っ走りはじめたな・・・・・・・・・大丈夫か?」
「勝手に沈むんじゃないぞ。君らの作ったその船、」
「私も乗るんだ。」
その頃、ココはトロホブスキーと商談中でした
キャスパーが演説するという『世界の流通に革命』を起こす発表、
トロホブスキーは録画で済ませるつもりらしい
トロホブスキー「でも私は今はココちゃんと話をするほうがよっぽど利益になる。」勘のいい人間がここにも1人
「そん感じています。」
演説始まったよー
キャスパー「Hek・GGは、」『Hek・GG』(ヘクマティアル・グローバル・グリッド)
「HCLIが培った全世界海上コンテナ輸送網と、「衛星測位補助システム」で構成される民間委託による、総合兵站・指揮通信パッケージです。」
戦争における後方支援の無駄を減らす画期的なシステム!
キャスパー「戦争インフラの民営化の市場を開拓しようというだけのことです。」わーすごーい
「効率化。」
「ことお金に関することで、軍隊は民間企業にかなうわけありません。」
そんな重大発表をココは完全スルーでした
まぁHCLIの話だから知ってたってことでいいんでないかい
ヨナ 僕は武器商人と旅をした。
ヨナ いつも限りなく近くにいるのに、まったく手が届かない。ふむ
それが、ココ・ヘクマティアルという人だった。
なんだかフラグが立ちつつ次巻へ続く
カレン「はわわ。」ショコラーデ、カレン、ミルドかな!
カマキリも親分狼も片付いたどー
酒場のアドバイス通りやったらあっさり
フロアジャンプのおかげで消耗することなく挑めるのが大きいですなぁ
旧1の時はメディックとアルケミストのTPが切れてた気がする
さぁここからが(たぶん)本当の地獄だ