ココは、目次ページより
米国家安全保障局による妨害を
軽くあしらいながら、
「ヨルムンガンド」完全始動に
必要なピースを埋めていく。
だが、ヨナは
膨大な犠牲を伴う計画の
全貌を知った瞬間、
ココに銃口を向けるのだった・・・。
遂に完結なのだ
第65話 NEW WORLD phase.12(;´・ω・)
ココ「君の言葉「世界が好き」」
「これって「お世辞」と「希望」でしょ?」
「みんな一人一人ちょっと優しくなればすごく世界は輝きだす! かも!」
「フフーフ。」
「残念だが、」
「それは、」
「ない。」
ここでとうとう、かつてヨナがした質問に対する回答が出ました
ココ「私は世界が大嫌いだよ、ヨナ。」知ってた
武器を買う連中が嫌いなら武器を売る連中(自分含む)も嫌い
唯一『申し訳なく思った』のは、自分の商品で死んだ人々の存在
ココ「ある時ひらめいた。この金をすべて平和のために使ってやろう。」ふーむふむふむ
「戦争で死んだ者の魂が私を許す唯一の言葉、」
「「あなたたちの死を糧にして、私は世界平和を作り上げた」だ!!」
ココ「武器のない世界なら、」絶望とはまた違うのよね
「少しは好きになれるかもしれない。」
改善の可能性を信じてる訳だから
ココ「君の力を使って私を守ってもらう引きかえに、」私と契約して最後の兵士になってよ! (てきとう)
「君に特等席で見せてあげようと思ったんだ。」
「ヨナから多くを奪った憎き空が潰れる瞬間を、」
「世界が平和になる日を、」
「新しい世界を私と生きていこうヨナ。」
よーしじゃーこれからもよろし
あ・・・・・・
ヨナ「・・・・・・さよならココ。」
ココ「ヨナ!!」
「どうしてわかってくれないんだよ!!」
「行かないで!!」
それでもダイブトゥシー
ヨナ ココは正しいの?間違ってるの?僕はイヤだ。でもなんでイヤなのかもわからない!着衣泳で数キロとはやはり大した奴
逃げ出すしか方法がない。
で
キャスパーきたー
????「フハハ!!海水浴には4か月は早いぞヨナ!」
キャスパー「こんな所で会うなんてキグウだな、ヨナ。」
第66話 ウォーモンガー phase.1ピッタシカンカンだから困る
キャスパー「僕の勘は当たるんだよ、ヨナ。」
「そろそろココの部隊から脱落者が出るのでは、とね。」
キャスパー「何があった?」フリィィィダァァァム
ヨナ「・・・・・・言わない。」
キャスパ―「今すぐここから去りたいか?」
「了解だ、さぁ乗れ!」
今までのことを考えるヨナですが――
まったく悪趣味どもめこれだから大人はなー
ヨナ「・・・・・・なに?」
キャスパー「いやなに、ヨナ、君は感情のキフクがとぼしいイメージだったんだが、ずいぶんいろいろな表情をするんだなと!」
「ほとんどが悲しそうな顔ではあるが。」
さて、ヨナはこれからどうするんです?
ヨナ 僕には戦いしかなかったみたいだよココ。なんか辛いなぁ
「キャスパーさん。」
「僕をあなたの下で働かせてください。」
キャスパー「君は本当に優しい男なんだな。心配になるほどだ。」ヨナは 再就職先を 見つけた!
「さんづけも必要ない。」
「君と僕は対等だ。」
「いいよ、」
「君を雇おう。歓迎する。」
ココは南に結果報告
ヨナ以外は全員雇用継続の模様
南「ヨナはきっと自分で考えて答えを出すよ。」思ったほど落ちてない、かな?
「ココの所に戻ってくる。」
「彼は頭イイ子だよ。テストや勉強はひどいらしいけど。」
ココ「そうだよ。」
「彼は頭がイイ。勉強はサイアクもいいところだが!」
『頭がイイ』からこそ即従う可能性はむしろ低いと思ってたのかも
そんな訳で、ココもキャスパーもお仕事に戻ったのでした
ヨナの職場が変わっただけで世界は何も変わりませんまだ
第67話 ウォーモンガー phase.21人はCIAのスケアクロウ、もう1人はSCSのプレイム
ココ「何コレ、南。なんかの表だけポンと送ってこられても困るんだが。」
南「いやいや、わかれよ。アンタの銀行口座を念入りチェックした奴の履歴だよ。わりと核心つく調べ方してんのが二人いる。」
スケアクロウは言わずもがなとして、プレイムの方は面識無し
しかしココは例のメガネ野郎だと察しました
ココ 要人をまんまと連れ去られて立場がないな、まだ見ぬプレイムくん。あだ名イッパイアッテナさんが邪魔しなければ、
ヨルムンガンドの〝魔法〟が腑に落ちないみたいだね。
腑に落ちなかったら彼は何をする?
ココ小隊の何人かは倒せてたんじゃないのって戦いだったからなぁ
スケアクロウとイッパイアッテナさんは事実上白旗っぽいし、
アメリカで敵対的なのはプレイムくんだけか?
つまりしばらく対プレイムくんが続くかな?
ココ小隊の面々は『ヨルムンガンド』どうなん?
バルメ「私は・・・・・・」知ってる
ルツ、トージョ、ワイリ、ウゴ、マオ「アネゴは言わなくてもわかってる。」
なおルツとトージョは積極支持で、
ワイリ、ウゴ、マオは雇用主の思想では『ブレない』模様
レームだけはっきりした宣言が無いけど、まぁ面白そうだからOKでしょ
ココ、あの人に不意打ちのお電話
ココ「私と直に話したければ今すぐダレス空港に走り、指定する便に乗れ。」呼び出してぶっ殺し、じゃ芸も品も無いですなぁ
「夕方には北アフリカ某国に着くはず。」
ブラック ・・・・・・なんの誘いだ?
まぁ、行くしか方法はないようだな。
何が狙いなのか・・・・・・
で、指定された地点に行ってみた訳ですが
ブラック「・・・・・・・・・・・・いかん。」うん?
「はめられたかも。」
第68話 ウォーモンガー phase.3あらプレイムくん嫁さん美人で子供生まれたばかりやん爆発しろ
????(プレイムの子供)「あばばーキャッキャ。」
プレイム「おう、行ってくるぞー!」
その頃のあだ名イッパイアッテナさん
ヤバ気な組織にぶっ殺されそうになった瞬間に
ブラック「わけがわからん!!」
米海兵隊が助けに来てくれたでござるの巻
えーと、助かったからオッケー?
ブラック すべての出来事が時間的におかしい!行動が筒抜けってレベルじゃねーぞこれぇ
まー海兵隊さんは作戦成功ってことで褒められるべきかな?
????(米軍兵士)「ハイ!パッケージは無傷!!」・・・・・・あ?
「ハイ!オペレーション・アンダーシャフトを継続します!」
ブラック「さッ・・・・・・」全てを察したあだ名イッパイアッテナさんは大笑いでしたとさ
「作戦名!?」
????(米軍兵士)「ハッ!そうであります!本作戦名は――」
「オペレーション・アンダーシャフトであります、サー!!」
ブラック ココ・ヘクマティアルは情報の世界の神になった。かみにはかてないしかたない
〝怪物〟の段階を一つ飛ばして、現世界最強の存在に。
脱帽して完全降伏入りましたー
ブラック そういえば今回、「はめられた」のは私だけではないはずだ。そだねー
武装組織をけしかけて私を殺そうとした」ことにされた人物は・・・・・・・・・
「大変だな。」
そんな訳で
プレイム「はぁ? え?」そうなりました( ^w^)
「ハァ!?」
その頃のヨナ
キャスパーは今日もお仕事順調です
キャスパー「いやぁ、手こずった手こずった!点火してくれてよかったよ!」
第69話 ウォーモンガー phase.4きんぐくりむぞん
2年後
まだ世界はヨルムンガンドってない様子
ヨナ 空は塞がっていない。キャスパー曰く『第3次世界大戦前夜』らしいよ
そしてココが行ったとおり、陸と海は燃え上がった。
平和とは戦争というゲームのハーフタイムだから仕方ないね
キャスパーはココとお電話中
うーん世界情勢ヤバ過ぎワロエナイ
キャスパー「そうか、ところで・・・・・・」いろいろ察しているお兄ちゃん
「いつになったら僕は「新しい世界」を見られるのかな?」
なお念の為言っておくと
キャスパー「彼の名誉のために言っておくけど―――」まだキャスパーのとこで雇用関係継続中だけど
「ヨナは最後までココと別れた理由を僕に喋らなかった。」
ココ「・・・・・・何その根性の別れみたいな言い方!」
キャスパー「あの性格だ。不満を一言も言わない。でもフラストレーションがたまっているのがわかる。」hmhm
「僕のやり方が決定的に合わないのだ。」
キャスパーはココの依頼、『ココ・ヘクマティアルの警護』を受けました
そして戦闘機が飛び交う宇宙基地の発射場へ到着
ココ「あのロケットのペイロードフェアリングに詰まっているのは量子コンピューターだ。」ああ、この2年やらなかったんじゃなくて、まだ準備中だったのね
「ヨルムンガンドの二つ目の頭脳。」
で、本日の打ち上げは無事終了しました
その間にココはキャスパーにヨルムンガンドの説明をしたようです
キャスパー「フハハハ!!」その力の意味はキャスパーにだってわかるはず
「いいんじゃないか?ヨルムンガンド!!」
だけど、なんか余裕?
キャスパー「ウチらはもとより海運だからな。」確かにィー!
「フロイドさんもなんだかんだで喜ぶんじゃないか?まぁ僕は言わないよ、メンドくさいから。」
飛行機飛ばせない=輸出入不可能ではないわな
そもそもココだって仕事の移動は船使うことの方が多いっていう
まだキャスパーのターンは終了していないぜ
キャスパー「この世から武器がなくなると、」この『売ろう』フィーバー大好き
「本当に思うか?ココ。」
「航空兵器がダメなら海戦兵器を売ろう。」
「船がダメなら戦車を売るよ。」
「銃を売ろう、剣を売ろう、ナタを売ろう。」
「鉄を封じられたならこん棒を売ろう。」
「それが我々武器商人だ。」
お仕事しゅーりょー
ココたちは飛行機で帰ったし、キャスパーたちも帰ろうか
ヨナ「キャスパーさん、」お?
「僕をここで降ろしてください。」
「お世話になりました、お別れです。」
最終話 恥の世紀そうだぞー
キャスパー「会社の仕事ってのは、今日辞めたいので今、去りますってわけにはいかないんだぞ?本当はな。」
ロウドウキジュンホウってのがあってだなー
キャスパー「だがヨナは労働法の国ではまだ働いてイイ年齢ですらない。雇っている僕が法を犯しているといわれると、グゥの音も出ないんだ。」おまわりさんこのひとです
キャスパー「君が辞めたいと言った時、僕は止めたりはしない。常にそう考えていたよ。」他の人はやっぱり年齢的にどこか遠慮があるんだけど、
「言ったろ?君と僕は対等だと。」
キャスパーはヨナと1番『対等』に接した(てる)よね
キャスパー「今までよく働いてくれた、心優しい元・少年兵。」そんな訳で
チェキータ「キャースーパーーー!!」そうなりました
キャスパー「あがが、やめてくださいチェキータさん。僕はベストの判断だと思いますよ?」
まぁ今生の別れだとは欠片も思ってないんだけど
キャスパー「一度別れたらもう二度と会えないようなこの広い世界。」(´・ω・`)
「が、一度武器を手にした者が生きていける世界は・・・・・・・・・」
「極端に狭くなるものなのです。」
晴れて無職になったヨナの行く先は――
ヨナ 僕は武器商人と旅をした―――そして、買って読めばいいと思う(直球)
やはり10巻前後での完結が色々な意味で美しい
50巻超えてくると不死の悲哀みたいなものがね(´・ω・`)