今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムAGE③セカンド・エイジ 原作/矢立肇・富野由悠季 著/小太刀右京 2012年6月1日 角川書店(3回目)

2019-03-03 09:27:37 | ガンダムAGE
アセム編は欠片も知らないからなー→1回目2回目



第三章


 ゼハートも健康な少年である。少なくともスペースコロニーの回転運動の中でいかなる手法を用いてこのような波を実現しているのか、という疑問を解決するよりは、ロマリーの鎖骨から乳房、乳房から脇腹へと続く流麗なラインのほうが気になる、というのが偽らざる事実であった。
おれたちがおっぱいだ!


ゼハートはアセムやロマリー他友人たちとお出かけ
コロニー内の海で楽しく過ごしていたのですが・・・・・・トラブル発生!
ロマリーが溺れてしまったのだ!
最初に気づいたゼハートが慌てて助けに行くも――
(Xラウンダーであることに驕っていたのか、私は!? 未来を予知できるということが、万能だと思い込んでいた・・・・・・! 知らぬ間に、世界を見下してかかっていた・・・・・・!)
実際溺れている人間を抱えて泳ぐのは超高難度らしいよ


ゼハート&ロマリー\(^o^)/
(お前が少しでも、アスノの家を鼻にかけた嫌な男だったら、私はここで手を伸ばさずに、死んでいただろうな)
 だが違った。
そんな『黄金の時間』なのでした
これはルビを「ゴールド・エクスペリエンス」にしてもいい


どうにか小島に上がったものの、
意識を失ったロマリーの状態はよろしくない
「責任は私が取る。それでいいだろう」
ハンサム宣言もしくは宣言ハンサム


しかしまぁゼハートもアセムも無茶をする
この2人は自分を危険に晒す人助けを授業でもやったらしい
「・・・・・・どうして、私をそこまで信じられたんだ? 私はまだそこまでお前と親しいわけではないし、ロッド・アブスとは仲も悪かった」
「かもしれない。でも、オレの知ってるゼハート・ガレットは誇り高いアストロノーツだ。宇宙に漂流する奴がいれば、命をかけて助ける男だ。そんな奴の前で、臆病風に吹かれるようなことはしたくなかった」
友情って奴ぁ・・・・・・付き合った時間とは関係ナッシング!


ちなみにゼハート曰く、その時助けに入った理由は
「宇宙を漂流するのは、怖いからな。あの無重力帯の、四方八方からプレッシャーが迫ってくるのは、嫌なものだ。私の兄は、宇宙漂流をして、笑わない人になってしまった」
だそうです
兄ガレットさん(仮)は大変な目に遭ったんだねー(すっとぼけ)


ゼハートからするとアセムだって立派、
むしろアセムの方が立派くらいに本気で考えているのですが・・・・・・
ここでアセムの昔話
小学生の頃、学校で徒競走がありました
フリットも見に来るということで頑張ったものの、結果は2位
「負けたことを責められた?」
「なら・・・・・・よかったな。違うんだ。父さんはストップウォッチを手にして、‶あと一秒縮めれば勝てた〟って言ったのさ。そうして、フォームをちょっと矯正してくれた。言うとおりに走ったら・・・・・・タイムは二秒縮まってた」
これはゼハートも『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』としか返しようが無いわ


「マンガやドラマだと、ああいう天才の連邦軍人ってさ、家庭的には恵まれてなくって、妻は不倫! 息子は不良! ってのがお約束だろ? でも父さんは、ちゃんとオレや妹の誕生日を覚えていて、プレゼントを贈ってくれる。母さんに愛してる、って言って出かけていくのさ。反抗期とか、ばからしくてさ?」
凄すぎるが故に発生する『息苦しさ』、難しいですなぁ
でも不良にならないのは生来の育ちの良さと聖母エミリー、
さらに曾祖父バルガスも身近にいたあたりの要素が関係しそう


その後無事助けが来てみんな日常に戻りました
 彼らの輝かしい日々、青春の二度と帰ることのない日々を記すにはこの紙面はあまりにも狭い。
つまりリア充乙すればいいんだね?(敵意)


 この潜入任務がいつまでも続けばいい、と思っているのか、それとも明日にも終わればいい、と思っているのかもうわからなかった。時々ゼハート・ガレットは自分でも、このコロニーにずっと住んでいるような気がしてくるのだった。そして、そのたびに、マーズ・レイに脅かされて死んで行った人々の顔を思い出しては、惑溺する自分を鎮めるのだ。
(´・ω・`)


そんな風に感じつつも、とうとうハイスクールの卒業式でありま
「ゼハート・ガレットだな。機密情報保護違反、いわゆるスパイ容疑で君を拘束する」
わーばれてしまったー
なんてのは想定内だからどうでもいいとして、
なんでこれから卒業式やるよって学校で逮捕しようとしてんの?
騒ぎが無駄にデカくなるのがわからないの?バカなの?


そんな疑問は次ページで解消します
「君もだ、アセム・アスノ。ゼハート・ガレットに情報を流していた疑いがある。同道してもらおう」
 憲兵の男のニヤニヤ笑いで、事態はすぐに飲み込めた。
アスノ家を貶めたいだけなのでした
これはわかりやすく『俗物』ですわ


故にゼハートは決断します
 わかった。ならば何が起きるか教えてやろう。戦争というものをもてあそべばどのような結末が待っているのか、その体に刻んでやろう。
「ゼダス!」
 指を弾いた。
ゼハートはネオジャパン出身ではない、流派東方不敗か(飛躍)


「さあ出てこい、ガンダム! これからが、私の本当の卒業式だ!」
パーティの時間だ


ゼハートのゼダスが連邦の雑魚どもはぶちのめしているところに――
 五機目のジェノアスⅡを切り捨てると、ようやくにガンダムが来てくれた。来てくれた、という表現が、一番ぴったり来た。
白き機体に希望を乗せて、灯せ平和の青信号、
救世主ガンダムAGE-1、ご期待通りにただいま到着(雑)
パイロットはもちろんアセム・アスノであります


ガンダム対ゼダス、ファイッ!
アセム(衝撃の事実にショック状態)対ゼハート(お仕事モード)と言い換えても可
「お前は、優しすぎる。優しすぎるんだよアセム。私だと知れば、その刃を鈍らせ、殺すことができない。本気で倒すつもりなら、射程外からドッズライフルで狙撃するべきだった」
「それは・・・・・・!」
「!!」
コロニー内ですし・・・・・・
これは「オペレーターの指示で」格闘戦を仕掛けたってことでいいのかしら


勝負ありというところで連邦の新手が接近中という知らせが
それが『白い狼』と聞き、無理はできないとゼハートは撤退しました
 自分の名を呼び、叫び続けるアセムのことは、考えないようにした。
(´・ω・`)



ゼハートもアセムもガンダム世界良い奴ランキング上位間違いなしよなぁ