エレン、ユミルを「故郷」に連れ帰ろうとする裏表紙より。
ライナーとベルトルト。調査兵団は決死の突撃により
エレンを奪還する。だがその代償は大きく、さらに
ユミルがライナーらの元に残る決断をし・・・・・・。
「巨人との戦い」「巨人になれる勢力(?)との戦い」と来て、
続いて人類が戦う「敵」は・・・・・・。
第51話 リヴァイ班『100人はいた』兵士が、帰って来たら40人。
エレン「オレがまた攫われて・・・」
「そのために・・・何人・・・・・・死んだんだ?」
しかも『その半分』はエルヴィンやミカサのように重傷の模様。
いくらか憲兵団や駐屯兵団の兵士がいたとはいえ、大半は調査兵団だったはず。
この損失はあまりにも痛い。
ジャン「辛い立場だろうがな・・・エレンお前を取り戻すために」ジャン、いいこと言った!イケメン!
「団長の片腕が食われて」
「ミカサのアバラは砕かれ」
「お前らのおっさんや6割の兵士が死んだ」
「その代償に見合う価値がお前にあるのか・・・」
「俺には まだわかんねぇけど」
「お前を取り戻すために死んだ人達を・・・・・・活かすか殺すかは」
「お前次第なんじゃねぇのか?」
ジャンの言葉に、これから成すべきこと、その覚悟を決めたエレン。
しかし今の状況をまだ受け入れきれない仲間が1人・・・・・・
クリスタ「あはは・・・!クリスタ!?」結局ユミルは帰って来なかったからなぁ・・・・・・。
「クリスタはもうやめたの」
「もうどこにもいないの」
「クリスタは私が生きるために与えられた役で・・・」
「たしか・・・子供の頃読んだ本の女の子――」
「だった・・・はず」
これからクリスタ、いや、ヒストリアが物語の鍵を握ることになってくるのです。
ナレーション ウォール・ローゼ内の安全が確認されたのは
問題が発生した1週間後だった
ピクシス「・・・とまぁ正確に言えば我々はその1週間でウォール・ローゼは安全じゃと」
「言い張る他無かった」
ピクシス「皆が身をもって確信したよ」兵と市民、市民と市民が戦争を起こしかねない『地獄の釜』。
「ウォール・ローゼ崩壊後は1週間の猶予を経て人類同士の殺し合いが続くのだとな」
本当にウォール・ローゼ(2つ目の壁)が破壊されていたら・・・・・・
完全にソレは開かれていたところらしい。
しかしまぁ、右腕を失くしたところのお見舞い話にはちとヘビーっスな。
何か先行きの明るい話をくださいよ・・・・・・というところで、
今回の騒動の調査報告にハンジとコニーが登場。
リヴァイ「・・・コニー」ここで「コニーに」声をかけるのがイケメン上司。
「ご苦労だったな・・・」
ハンジ「今回出現した巨人の正体は」( ゜д゜)!?
「ラガコ村の住民である可能性が高いと思われます」
エルヴィン「つまり巨人の正体は」おいおいちょと待てちょと待て
「人間であると」
いつも聡明な団長の「闇」というか「影」がチラリ。
リヴァイ「お前・・・何を・・・笑ってやがる」
エルヴィン「・・・・・・」
「あぁ・・・何でも無いさ」
リヴァイ「・・・気持ちの悪い奴め・・・」
さて、巨人の正体は確証が無い以上置いといてだね・・・・・・
今重要なのは、巨人の秘密への手がかりらしいクリスタと、巨人の力を持つエレン。
リヴァイ「エレンには・・・」ほほう・・・・・・?
「死に物狂いになれる環境が相応しい」
エレン「・・・まだわかんねぇのか?そんな意識でリヴァイ兵長が満足すると思うか?」そういやジャンの家族は本編には出てないなー。
「今朝だってオレがお前のベッドのシーツを直していなかったらなー」
ジャン「うるせぇな!!」
「テメェは俺の母ちゃんか!?」
生きてるなら、憲兵団行きを蹴った息子をどう思ってるんだろうか。
アルミン「何で僕らがリヴァイ班に選ばれたんだろ・・・」エレン、クリスタと一緒にいるのは104期の面々。
アルミンならとっくにご存じな気がしないでもない。
エレン「兵長とコニーが帰って来る前に掃除を仕上げるぞ」(´;ω;`)ブワッ
第52話 クリスタ・レンズ※このあと皆でお掃除しました。
リヴァイ「・・・・・・」
「時間は十分にあったはずだが・・・」
さて、今後のことを話し合おう!
アルミン「この理想が叶ったら・・・」今までは準備だけで数年~10数年とか言ってなかったっけ!?
「ウォール・マリア奪還に掛かる作戦時間は・・・」
「1日以下です」
それを、エレンが巨人で『硬質化』できるようになれば『1日以下』で!!
さっそく実験しようず!
ハンジ「まだエレンにはしばらく身を潜めておいてほしい・・・」あ、あれっ!?
実験バカのハンジさん、一体どうしたというのです!?
ハンジ「今朝トロスト区の兵舎の敷地内で」なん・・・・・・だと・・・・・・
「ニック司祭が死んでるのが発見された」
「死因はわからないけど」
「殺されたんだ」
ニックの件を『強盗殺人事件』として処理していたのは、
通常なら王都にいるはずの『中央第一憲兵団』。
ニックの状態と憲兵の様子から、ハンジは「殺ったのがそいつら」であると確信。
ハンジ「まさか・・・兵士を使って殺しに来るなんて・・・」悔やんでも悔やみきれない・・・・・・しかしミスと言うには酷な話。
「私が甘かった・・・」
「ニックが殺されたのは私に責任がある」
そんなバカげた状況を想定しろってのは無理だよ。
手段を選ばない「敵」を警戒して、今は待機することを提案するハンジですが・・・・・・
リヴァイ「時間が経てば奴らが諦めるとでも思ってんのか?」逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・・・・
「ここはいずれ見つかる」
「逃げてるだけじゃ時間が経つほど追い詰められる」
リヴァイ「まぁ・・・俺に言わせりゃ今後の方針は二つだ」どっちですかー?
「背後から刺される前に外へ行くか」
「背後から刺す奴を駆除して外へ行くか」
ハンジ「両方だ」どっち?って聞かれて『両方だ』って答える決断力、見習いたいですね。
「どっちも同時に進めよう」
過去ヒストリア母「こいつを殺す勇気が・・・」ヒストリアが語る自身の過去。
「私にあれば・・・」
ヒストリア 母が私に発した
最初の言葉でした
この時点で相当なんだけど・・・・・・
5年前、ウォール・マリア崩壊の数日後。
突然現れたのは、父親だと名乗る男ロッド・レイスと黒服たち。
過去ヒストリア「お母・・・」次いで凶刃はヒストリアにも向けられ・・・・・・!
「さん・・・」
過去ヒストリア母「・・・お前さえ」
「お前さえ産まなけ――」
ヒストリア それが母の最後の言葉でした
ロッド「君の名は」ヒドイ話だ。
「クリスタ・レンズだ」
第53話 狼煙落 ち 着 け
ハンジ「どうしたエレン!!もうおしまいか!?」
「立てぇえ!!」
「人類の明日が君に懸かっているんだ!!」
「立ってくれぇえ!!」
モブリット「分隊長!! あなたに人の心はありますか!?」動揺するミカサが見られたからこれはこれでよしだお( ^ω^)
そんでまぁ、実験の結果がどうだったかというと・・・・・・
エレン「・・・・・・それでは少なくとも・・・」【悲報】硬質化、ならず
「直ちにウォール・マリア奪還作戦をやることは」
「無理になったわけですね・・・」
リヴァイ「不足を確認して現状を嘆くのは大事な儀式だ」また兵長の名言ktkr。
いつかできるドンマイ!だけじゃ気休めで終わる。
「何ができて」「何ができないか」を把握することが重要なのデス。
その頃エルヴィンは、訓練兵時代の同期(?)で憲兵団の団長ナイルと話していました。
話題はもちろん中央第一憲兵。
でも憲兵とはいえ、連中は普通の憲兵とは指揮系統が違うんだってさ。
エルヴィン「彼らにエレンを委ねることでこの壁の危機が救われると思うか?」ナイルの建て前で回避してる感。
「お前はどう思う?」
ナイル「それは俺が考えることではない」
「俺は俺に与えられた仕事をこなすまでだ」
まぁ大人ってことなんだろう・・・・・・(´・ω・)
エルヴィン「今この小さな世界が変わろうとしている」
「希望か」
「絶望か」
「選ぶのは誰だ?」
「誰が選ぶ?」
「お前は誰を信じる?」
エルヴィン「お前はお前の仕事をしろ・・・ただ忠告したかっただけだ」仲間に『忠告』したエルヴィン、その胸中にある『博打』の策とは・・・・・・?
リヴァイ「お前らはヤツを信じるか?」いよいよ動き出す。
「信じるバカは来い・・・出発だ」
トロスト区で、調査兵団に不満を持つ市民に絡まれてしまったリヴァイ一行。
その時事件が!
サシャ「あッ!!」ウワーナンテコッター
「アル――」
「じゃなくて」
「クリスタとエレンが!!」
「また攫われてしまったああぁ!!」
攫われた2人はとある倉庫へと連れ込まれる・・・・・・!
おっさん「なぁどうだ?」エルヴィンの博打はいつもこうだ。
「いいだろ?」
「かわい子ちゃんの声が聞きたいな――」
クリスタ(?)「う・・・・・・」
ミカサ「足の調子はどうですか?」人類最強、ついに復活か・・・・・・!
リヴァイ「割と動くようだ・・・」
「悪くない」
第54話 反撃の場所女神なんてなっいさっ女神なんてうっそさっ
ヒストリア「どう?」
「みんながっかりしてたでしょ?」
「本当の私はこんなに空っぽで」
「クリスタ・レンズみたいないい子はどこにもいなくて」
エレン「オレは以前のお前が結構苦手だった」エレンwww
ヒストリア「・・・え」
エレン「いつも無理して顔を作ってる感じがして・・・」
「不自然で正直気持ち悪かったよ」
同い年の女の子に『正直気持ち悪かった』wwwwww
ここまで言い切るとむしろ男前。
からのー
エレン「・・・けど」落として上げる。
「今のお前は何かいいよな」
ヒストリア「・・・・・・え?」
エレン「別にお前は普通だよ」
「ただバカ正直な普通のヤツだ」
2人きりの内に口説いてんの?
戦闘力と権力の両手にフラワー狙いなのか!?
ジャン「ミカサに当たったらどうすんだ!!」油断したミカサ↓、その窮地を救ったサシャ↑
サシャ「ミカサが獲物から目を離すのがいけないんですよ!」
ミカサは敵にも知能があるという点の認識が少し甘い。
ともかく誘拐犯を制圧。
・・・・・・リーブス商会か。
これまた懐かしいのが出てきたなぁ。
2巻あたりで市民が巨人から避難する時、
人より荷物が大事だって騒いでミカサに脅された人だよね。
ディモ「俺らの目的は「すべてを失わないために命令に従う」だ」リーブス協会は使われたに過ぎない・・・・・・
そして失敗した以上、そのうち中央憲兵に殺されておしまい。
ヒドイ話だ。
ディモ「一ついいことを教えてやるよ旦那」まったくだよ!
「中央憲兵は頭が悪い」
「普段巨人相手に殺し合いしてるような調査兵団に」
「俺らチンピラが何とかできるわけねぇだろってんだ馬鹿だねヤツらは」
情報漏れでもあれば処分すべき対象が増えるだけだし、『頭が悪い』のはガチ。
リヴァイ「そんな馬鹿共に大人しく殺されていいのか 会長?」煽っていくスタイル。
リヴァイ「あんたの部下と街の住民を死なせて」リヴァイが挙げた3つの条件・・・・・・
「敗北するか」
「人類最高の権力を相手に」
「戦うか」
「どうせ正解なんかわかりゃしねぇよ」
「あんたの好きな方を選べ」
リーブス商会の会長ディモ・リーブス、承諾せり。
エルヴィン「我々の力で」エルヴィンが語る博打は、駐屯兵団を預かるピクシスを動かすことができるのか?
「王政を打倒し」
「我々がこの壁に残された人類すべての実験を握るのです」
・・・・・・で13巻終了。
次巻では人類対人類の戦いが本格化することに・・・・・・!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます