新相棒・神戸尊登場!杉下右京の大学時代の恩師が登場、大人の恋愛模様が切ない「密愛」、久々の陣川警部補が相変わらず美人に弱い「悪意の行方」など右京単独捜査の後、最終話「特命」で神戸との初捜査。少しギクシャクとした2人の関係はどうなる? <解説 麻木久仁子>みんなだいすき(?)神戸が登場だよ。
<連続ドラマ第7シーズンの第15話~19話を収録>
第十三話「密愛」子供の頃の「同級生」くらい数十人単位でいると思うけど・・・・・・
世界広しといえども、警視庁特命係の警部、杉下右京をつかまえて「杉下くん」と呼べる女性はそう何人もいまい。
・・・・・・あっ(察し)
さて、そんな『何人もいまい』ところの『何人』に入る人・・・・・・
大学時代の恩師に右京さんはお呼ばれしました。
使用人・・・・・・世話してやってた男が自殺したんで、身内を捜してほしいんですって。
恩師の頼みとあらば引き受けませう。
「いろいろと調べているうちにひとつの考察をしてみたくなりまして・・・・・・すなわち榊敏郎は本当に自殺だったのであろうか?」えっ
「手掛かりは全て残したままですからねえ。そのような人物は大抵、あまりにもあっけなく計画が成功するとかえって物足りなさを感じ・・・・・・」右京さんの単独捜査ということもあって「対決感」が凄い。
「そしてもっと手強い相手を探し求める」
右京の言葉尻を悦子が引き取った。
「ぼくは挑戦状を受け取ったと解釈しています」
「この際、榊もやめてジュリアンにしましょう。ジュリアンの愛の告白をキャテリーヌはどんなふうに受けとめたの?」これだからフランスは!
「密室トリックなど、推理小説の世界の話ですよ」まじで?
第十四話「髪を切られた女」芹沢の死神化もとい十津川さん化が止まらない。
――そのうち結婚式に呼んでやるつもりが、まさか葬式が先になっちまうとはな。驚いたよ。人間、あんなことで死ぬんだな。
同級生は早く縁を切って逃げろ!できるだけ遠くに!
芹沢の友人の彼女は、連続殺人犯の新たな犠牲者なのか?
暇に任せて始めた捜査の結末は・・・・・・
「嘘が商売の人間が揃いも揃ってか・・・・・・」誰かのための『下手な嘘』・・・・・・
でも、誰かのために別の誰かを陥れるのはダメすな。
第十五話「天才たちの最期」「あたしゃ書きますよ?」的な脅し、現実にやる奴はいるのかな。
「わたし、出版社の人間です。警察の対応のずさんさを書きます」
――生きることは暗闇を迷うこと だけどそれは光がある場所へたどり着くための道。光を目印に別の場所へ行こうとするのは僕の悪い癖。
第十六話「悪意の行方」右京さんが自分(たち)のことで慌てる大変貴重なシーン。
「なにをしてるんですか!」
どんなに凶悪な犯罪者も、どれほど狡猾な犯罪者も、陣川警部補には敵わないッス!
「きみ、当たることもあるんですねえ」『奇跡』を目撃しつつ捜査を進めるとー
「世の中一体どうなってるんだ?」これは内村サンとて『悲鳴を上げ』るわ・・・・・・。
とんでもなくバカげた「特命係襲撃犯」を逮捕して、事件は終わ・・・・・・らない。
「ここから先はぼくの個人的な興味です」右京さんにここまで言わせるとは・・・・・・やはり天才か。
「個人的興味ならぼくにもあります」
「きみは自宅で謹慎していてくれるとありがたい」
「そうでしたか。これで全てが繋がりました。問題はなぜわれわれは関係されたのか、ではなく、なぜわれわれは解放されたのか、だったのです」襲撃事件の裏側は・・・・・・?
「全く違います!」右京さん、うっかり痛恨のミス!
第十七話「特命」神戸尊キタ――(゜∀゜)――!!
「神戸尊と申します」
だけど、右京さんはとある村にお出かけ中。
配属初日だし、挨拶は大事だよね!
神戸は米沢から情報を得て右京さんと合流。
「神戸です。本日付けをもって特命係に配属になりました。よろしくお願いします」【悲報】新しい上司が変人だった件
折り目正しく礼をしてから尊が手を差し出すと、それを無視して踵を返した右京は「どうも」とだけ応えて再び読書に戻った。
「事件になっていない事」を捜査していた右京さん。
「負け惜しみの屁理屈に聞こえます」皮肉やイヤミがすらっと出てくるあたり、
そこに尊が水を差すと、右京は冷たい視線を尊に送った。
「どう聞こうときみの勝手ですよ」
神戸は「頭がよくて性格の悪い負けず嫌い」。
「さっきぼくの邪魔をしないでくれとお願いしましたが、やはり遅かったようですねえ」右京はさも迷惑そうに尊を見遣り、「きみのおかげでぼくの素性がバレてしまいました」いやーまー『不可抗力』じゃない・・・・・・?
「え? 俺の?」
でも、状況を正確に捉えたうえで考えて行動していれば回避できなくも、ない。
神戸の災難は続く。
「チッ、二日目は置いてけぼりかよ! 上等じゃねえか!」m9(^Д^)プギャーwwwwww
さらにー
「それは質問ですか? それとも独り言ですか?」m9(^Д^)プギャーwwwwww
「あ、両方です」
答えた尊を右京は不愉快そうな目で見て、ぴしゃりと言った。
「いずれにしても黙っててください。ぼくは考え事をしています」
お邪魔キャラをあしらいつつ・・・・・・
1枚の絵から、右京さんは『真実』に辿り着く。
たとえそれがどんなに残酷なものであろうと、真実ならば人はそれを受け入れ、そこから先に進むことができるんです。しかし・・・・・・偽りは人の心を硬直させ、やがて殺すだけですよ」つまりうるせー時ははっきり「黙れ」と言うのが優しさということ(?)
かくして「事」は「事件」となり、そして解決しました。
「もともと見過ごされてるはずの犯罪ですよ。たまたま杉下警部の目に留まってしまっただけで、見過ごされている犯罪なんてこの世にゴマンとあります。そのうちのたったひとつ、たまたま警部の目に留まってしまっただけのこと・・・・・・」一生モヤり続けるのとどっちがいいのかね。
「それがなんですか?」
「いえ、別に。ただなんとなく不公平かなって。運が悪かったのかなあ、と・・・・・・おやすみなさい」
そして終わり際にもうひとつだけ・・・・・・
「きみがどう言おうとぼくは見過ごせないんですよ」「見抜いてしまえる」のは、ある意味不幸なのかもしれない。
「頭は良さそうですが端々に官僚臭さが漂いますねえ。警察庁にいたからか、それとも持って生まれた性質かはわかりませんが、亀山くんとは違って腹の内は読みづらいタイプです。自信過剰のきらいもありますねえ。ああ、それから運転が乱暴です」評価点は『頭は良さそう』(※良いとは言ってない)だけっスね!
「誉めて伸ばす?初耳ですねえ」
さーて明日か明後日は8以降を探すんだー。
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