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生活・小沢代表「安倍首相には、国民の命と暮らしを守るという姿勢が全く欠けている」

2016-06-12 21:30:39 | 政治
 野党議員の発言を紹介するシリーズとして、今回は小沢一郎・生活の党と山本太郎となかまたち代表の発言を紹介する。今月8日、新潟県長岡市での野党共同街頭演説会での発言である。(引用は朝日新聞電子版より)


 政治は生活だ。国民の命と暮らしを守る。それが政治の役割だ。しかし、安倍首相にはその考え方、その姿勢が全く欠けている。そのことにわたしは不安を感じ、政権を変えなければいけないと考える1人だ。
 長岡の街頭であいさつしていると、どうしても私の政治の師匠である田中角栄先生のことを思い出さずにはいられない。田中先生は20代で衆院選に打って出た。若き日の叫びを県民の皆さんに訴えた。その中身は何か。彼自身が生まれ育った新潟が山里であっても、日本国民である以上、どんな職業に就いていようが、どんな地域に住んでいようが一定のレベルの生活ができるようにする。それが政治なんだ。それが田中先生の若き日の叫びだ。わたしはそういう意味で、今の安倍政権が絶対に許せない。



 田中角栄という人についても毀誉褒貶があるだろう。
 評論家の佐高信氏は、角栄を評して「ダーティーなハト派」といった。カネに汚いようなところはたしかにあったが、それでもタカ派的なことはやらなかったという評価である。その言い方でいえば、いまの安部総理は「ダーティーなタカ派」ということになるだろう。安倍政権の面々は次々に金銭スキャンダルを起こしているし、しかもゴリゴリのタカ派ときている。そのうえ経済政策も失敗しているのだから、なにもいいところはない。にもかかわらず、テレビメディアが安倍政権のダメっぷりをきちんと検証しないから、なんとなく支持されているというこの国の悲しい現状がある。

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