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コヒガンバナ・1~果実

 約1ヶ月前に“多摩ニュータウン上柚木優先分譲地協力公園”の道端で、ヒガンバナが1本咲いていたのを見た。ずいぶん気の早い開花だと思ったが、そのまま通り過ぎてしまった。そして先日再びそこを通り掛ると、花後に果実のようなものができている。ヒガンバナは3倍体で果実はできないはず。そこで思い出したのが「コヒガンバナ(小彼岸花)」の存在。コヒガンバナはヒガンバナよりひと回り小型で、開花は1ヶ月ほど早い。何より染色体は2倍体でこのように果実が出来る。コヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
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ヤブツルアズキ・1~花

 マメ科の蝶形花は端整で美しい形だが、この「ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)」は美しいとは言い難い。花の横幅は約2センチで高さは1.5センチほど。竜骨弁はねじれ左右の翼弁が覆いかぶさっている。同じ仲間にノアズキがあるが当地ではまだ見ていない。ヤブツルアズキはマメ科ササゲ属のつる性一年草。
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アマチャヅル・2~茶

 ウリ科アマチャヅル属の「アマチャヅル(甘茶蔓)」。写真はその葉や茎を天日干ししたもので、これを煮出すとアマチャヅル茶ができる。去年、植木鉢に種を蒔いたものが今年はたくさん繁ったので、アマチャヅル茶を作りその味を確かめることにした。苦味は全くなかったが、独特な香りで、期待した甘味はほとんど感じられない。アマチャヅルにはサポニンが含まれており、精神的な興奮を和らげたり、肝機能の改善に効くようだが、さすがに1杯だけでは効果は望めない。昨年からのアマチャヅル実験はこれで一応終了。
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