元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ノカンゾウ・1~果実
ワスレグサ科(←ユリ科)ワスレグサ属の「ノカンゾウ(野萱草)」。同じ仲間のヤブカンゾウは3倍体で果実ができないが、ノカンゾウは2倍体で果実ができる。しかし図鑑などには稀にしか結実しないという説明もあり、この株でも落花の痕が見えるが果実が出来ていたのはひとつだけだった。果実は蒴果で長さは2.5センチほど。真上から見ると直径は1.5センチでユリのように3室に分かれている。これが熟すと中から黒い種子がこぼれ落ちるようだが、次はそれを観察しよう。
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オカトラノオ・1~果実
サクラソウ科オカトラノオ属の「オカトラノオ(岡虎の尾)」。初夏にしなやかに伸びる美しい花を見せてくれたが、写真は果実の様子で長さは3〜4ミリ。花は毎年撮っていたが、果実を撮るのは11年振り。
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