吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第14回目「ピラミッドのポーズ」

2019-08-02 17:29:36 | 美容と健康


パワーヨガ講座:
第14回目「アレキサンダーテクニックでやるピラミッドのポーズ」8月2日



前回でこの講座の最初の目標であった「エーカパーダ・カウンディンニャ・アサナⅠ」は、
とりあえず行き着くところまで行ったので一旦終わりです。
インド商人に出会ったりと、短いようで長い旅路でしたね。

今回はいったんリセットして基本ポジションに戻ります。
初心者の人も一緒にスタートしましょう。

1)基本ポジションになってください。
頭頂をマットに着けて、手のひらを横に置きます。指先は前方を向かせます。


2)そうしたら左右の足を横に目一杯、開いてください。
開脚です。つま先は立ててください。


この状態で頭を前後にゴロゴロ転がします。
頭が動くと背中や脚、腕も動きますよね。全身をうまく頭と連動させましょう。

3)同様の動きですが、今度は左右にユラユラ動かしてください。
左右の足に交互にバランスが移動するのを感じ取ってください。

4)それでは両手でマットを押しつけながら、ゆっくりと頭を持ち上げてみましょう。


持ち上がらないですか? 
それは両手の置き場所が良くないからです。置き場所を変えてみてください。

適当な場所に置くと、背中と両脚のバランス調整ができるので、頭を持ち上げることができます。

とはいえこの講座はやっぱりパワーヨガですからね。
脱力していては頭は持ち上がりませんよ。

この頭を持ち上げる動きが、次回のパワーヨガに接続する、重要部分なのです。

5)頭が持ち上がってら、目線を前に向けて、背中を少し反り返り気味になるようにします。
足のかかとは着地してください。


これはピラミッドのポーズです。
ここで呼吸を数回深く繰り返してポーズをきれいに決めてください。

「インドでピラミッドって何よ?」と思う人のためにお答えすると
・ヒンズー寺院の屋根の形がピラミッドのように三角
・一昔前のインドの年齢との人口数グラフがピラミッド形であった(最近は摩尼宝珠のような形になってきている)

ちゃんとした名前で言いたければ「プラサーリタ・パードッターナ・アサナ」です。

6)次にお尻を後方に突き出して、背中を丸めていきます。目線は下向きになります。


7)両手を腰に当てて、上体を持ち上げましょう。



8)目線を上に向けて、背中を反り返らせます。


9)背中を直立姿勢に戻してから、両足をそろえて「ターダアサナ(立ち姿勢)」になります。


10)ここから、ここまでやった動きをリバースして、最初の基本ポジションに戻ってください。

よくこのポーズは「何に効くの?」とかいう質問があります。
孔雀だとか賢者ポーズなどのパワータイプのものは明らかに
「ここに作用してこういう効果がある!」とか端的に言えますが、
初心者向けの簡単なものは、いろんなポーズを体験して
体のコントロールを学習するということが主です。

だから1回やってみて、その時からさっそくどうこうなるとかいうのは、あんまりありません。
でも運動すれば気持ちがいいのです。
運動中に痛キモの心地よい刺激ではなくて、嫌な激痛があれば何か間違ったことをやっていると思ってください。
ちなみに翌日の筋肉痛は運動に目覚めた証拠で好転反応の一種です。

11)一休みです。

(第15回に続く)

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司



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