アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第195回目「筋膜の2重らせん構造 その1」12月13日
人間の筋肉は関連した筋肉どうしを筋膜でつなげています。縦のルートや横のルートの他に螺旋状の筋膜があります。その一部分は首の斜角筋や胸鎖乳突筋で、ミケランジェロのダビデ像でくっきり表れていますね。それがグルーッと胴体を回って足につながっているのです。
螺旋状といえばDNAを思い出すかもしれません。そしてヨガのクンダリニーも螺旋状のイメージでよく表されています。
賢者ガーラヴァのポーズは、2重螺旋の筋膜に強烈に働きかけます。左右非対称のたいへん不安定なアサナで、初めてやったときには体がグニャングニャンになってしまいました。初心者の人は、強引に頑張ってやらないで、途中まで楽にできるところで、ストップしておきましょう。繰り返しているうちに体が馴染むとやがて悪酔いなしに無理なくできるようになります。
1)まず基本姿勢
2)右手で左足をつかんで、右脚のそけい部につけます。
3)そして左ひざあたりが左上腕に、左足の甲は右上腕に乗せます。このとき手の置き場所をいろいろ変えてみて、最適なバランス位置を見つけます。賢者ガーラヴァのポーズはここが一番肝心なところです。
4)準備ができたら、右足を後ろに伸ばしていきます。
5)すると自動的に頭は持ち上がります。これが2重らせんの連動作用です。一部の筋肉に力を入れるのではなくて、全体の流れとつながりを重視しましょう。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます