大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

雪が降りました!

2007-01-08 23:35:27 | 07年度
長期村の2日目のテーマは「全開雪遊び」でしたが、昨日の嵐も運んで来るのは雨ばかり・・・どうなる事かと思いましたが、ようやく朝方から雪に変わりました

その雪もそんなに積もった訳ではありませんでしたが、雪の少ない時にしかできない遊びを工夫して盛り上がりました。

しかし午後から出かけた、月越峠は猛吹雪。夕べの嵐も峠では雪だったようで、深い所では大人の股下まで埋まるほど。ミズナラの巨木に会いに行ったり、ソリ遊び、雪合戦、かまくら作りなどなど、存分に楽しんでいた子どもたち。

初日はまだまだ距離のあったかれらも、そんな遊びを通して新しい友達が出来、自分の居場所を見つけ始めていて、昨日よりもずっと居心地の良い雰囲気になってきています。

明日は子ども達のどんな顔が見られるのか楽しみです。

<北川 浩二(みすたー)>

関わり

2007-01-08 07:51:20 | 07年度
暴風の一日目でした。こんな雨の冬の嵐は、地元のお年寄りでも記憶がないとのことです。まるまる一日雨と風が吹いていました。すっかりと地面が出ているところがたくさんあります。 それでも、子ども&スタッフが全員集合できました。

ディレクター陣も経験を積んできたので、スムーズに冬の長期村はスタートしています。常連さんが半分以上いるのですぐににぎやかになってきましたが、初日なので、所在無げな新人さんもいます。

子どもたちは皆個性を持っていますから、一緒に寄り添いやすい相手、話しやすい相手、つまり相性というものがあります。私がこちらから構わなくても寄って来て、私を構う子もいれば、まったく近寄ってこない子もいます。なかなか誰にも自分から声をかけられない子もいれば、全方方位外交を展開する子もいます。

何も、ここにいる全ての人と仲良くなることはないと考えています。大勢の中で、自分の居場所を作れるようになることがまず大切と考えています。

学校と自然学校の大きな違いのひとつは、学校はクラスに先生が一人に対して、自然学校は、大勢の大人がいるということです。 それぞれ個性の異なるスタッフが、異なる個性の子ども達にかかわりを作ってゆく場です。

夜のスタッフミーティングでは、子どもたちのそれぞれの個性とスタッフの関わり方について意見交換がなされました。

(黒松内ぶなの森自然学校 校長 高木晴光)