

睡眠薬が増えていく!
寝られないから睡眠薬常用。
睡眠薬が1錠で効かないから増量。
睡眠薬一種類では効かなければ、複数の睡眠薬併用。
日銀アベノミクスと同じく泥沼!
物価上昇率2%に達しないからといって、無期限に金融緩和をし続ける日銀の政策と同じですが
言うまでもなく、治療は期限とゴールを決めてするものです。
効かなければ他の治療法をトライするとか、治療の前提条件の見直し(原因、生活改善)が必要です。
(この時代に、一般家庭でエンゲル係数が上昇しているというのに、まだ物価上昇、円安誘導するとは!)
睡眠薬 安定剤減らせます!
他院から紹介状なしで
睡眠薬を出してほしいという患者さんが流れてきます。
自殺や事故があるといけないので、特に夜間は紹介状があっても受け入れを制限せざるを得ません。
あまりにも多数、多種類の薬が処方されていて驚きです。
そのような患者さんには、薬の整理とオゾン療法を薦めています。
以前にもブログで書きましたように
不眠やうつに効果があります。
経験的に薬剤の減量も可能です。
快眠でいる方法は?
一般的には薬は単剤(一種類)、できる限り少なくというのが原則です。
ただ不眠などの患者さんは(当院だけか?)ご自身のこだわりが強く
無理に薬を減量、整理しようとすると、他院に行ってしまうだけなので
さじ加減というものの、患者さん相手は難しいものです。
いつまでも(薬は)続けられません!
しかしながら、睡眠薬や安定剤を自覚症状に合わせて飲んでいると
必ず効かなくなり、量が増えるだけなので
(特に女性は妊娠したらストップです!)
薬を止めたいと思うのであれば、是非ご相談ください。
毎日暑い日が続きます。
夏本番前にこれだけ暑いのも考えものですが、十分な日照時間は植物の生育には悪くなさそうです。
ミニトマトが赤くなり始めました。
苗からでなく、サラダに出てくるミニトマトの種から育てたものです。
栽培は難しくはありません。
支柱で倒れないようにしたことと追肥をしたことぐらいで、栽培は難しくはありません。
トマトの中の成分、リコピンには
抗酸化作用、ダイエット効果、美肌効果などがあると言われています。
トマト・リコピンの効果と効能 高い抗酸化力・血糖値を下げる・ダイエット効果など
お皿についているゼリー状の液果に含まれている種を捨てないで植えてみたらいかがでしょうか。
難治性皮膚病の尋常性乾癬
ストレスのが悪化要因の1つなので、人目にさらされる肌がよろしくないこと自体がストレスとなります。
(芸能人の方もカミングアウトしていましたが、軽症も含めるとかなりの患者さんがいると思われます)
近年、効果的な薬が開発され
かなり治療に希望が持てるようになりました。
13万円の注射 乾癬 リュウマチなどに
症状改善するものの
痛いと悪評であったヒュミラ
痛くても高額だから回収できない? ヒュミラ 乾癬 クローン
痛くない注射入荷
4月ごろからマイナーチェンジした
新しいヒュミラが入荷しました。
今のところ患者さんの間では
痛くない! と好評です。
「高い」且つ「痛い」でもよく効く
1本6.5万円の注射「ヒュミラ」(アダリムマブ)
重度の乾癬、関節リウマチ、ベーチェット、潰瘍性大腸炎など
従来の治療では改善しなかった患者さんにとって
とてもありがたいお薬です。
この注射をされている患者さんは口を揃えたかのように
「痛い!」と言うのです。
注射が下手だからで痛いのではなく、痛いのには理由がありました。
「痛み」の原因があったのに
製薬会社の発表によると
クエン酸などの一部添加物が「痛み」の原因のようです。
その対策として
原因添加物を除去し、液量を半分にすることによって
従来製剤よりも痛くないタイプが開発され、出荷されると聞いたのは昨年末。
(実際に2016年10月 製造販売承認がおり、翌月には薬価基準収載済み。)
ところが(2017年)3月になっても新製剤の入荷がありません。
まだ「痛い」タイプのヒュミラが届くのです。
(この記事は3月に書かれました。)
ヒュミラ(ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤)(長い)としての薬の効き目に問題があるわけではない。
しかしながら、原因がわかっていて、わざわざ痛がる注射を回収しないのは
医療に携わる会社の姿勢として疑問があるように感じられる。
やはりお金の問題か?
大衆レストランでも、箸やスプーンを落としたら
拾って拭けば使えたとしても、新しいのと交換してくれます。
もっと高度な扱いが求められる薬でも、1本6万5千円ともなると
「まだ使えるよ」という話になるのであろうか?
ちなみにこの注射を打つ技術料は
診療報酬上、皮内、皮下および筋肉内注射 20点(200円)です。
1回 の薬代が75万円!
これらの薬が1回の治療で使われます。
とてもよく効く薬ですが
薬代だけで約750,000円
それに対して診察料は
その時の医師の診察料、処置料も含め5000円にも満たない
医療費増加の実態がわかってもらえれば…
HPVは子宮頚癌だけではありません!
HPV感染は肺がんの原因でもあります。
HPV16/18感染は肺扁平上皮癌のリスクを上昇させます。
HPV 子宮頚癌のみならず
喉頭癌、陰茎癌などの原因となることが報告されています。
(HPV感染=子宮頚がんと考え、無関心な男性が少なくないのは、啓発の失敗であろう)
予防接種でガンを防げます
HPV感染は
予防接種で防げます!
予防接種は3回受ける必要があります。
在庫があれば、予約なしでも当院で受け付けております。(基本は要予約)
治験中に自殺?
乾癬の治療薬Siliq(Brodslumab)が
FDA(米国の厚労省)の認可を受けた。
治験中に自殺との関連性が見られた事は興味深い。
(薬の注意書きに「自殺のリスクを高める」と明記される模様)
脳にもサイトカイン
Siliqはインターロイキン17(IL–17)系に作用して皮膚の乾癬を治療するわけだが
脳内にもIL–17は存在している。
研究では脳梗塞や脳の炎症に関与していると報告されている。
IL–17と自殺行為との間には
何か関連性があるのであろうか?
自己免疫性疾患で何らかの過剰なサイトカイン等を抑えると、他のサイトカインが複雑に作用し、これまた複雑な副作用が起きるのだろう。
乾癬やその他の自己免疫性疾患に対する治療薬、副作用を割り引いたとしても、一昔前では考えられないほどの進歩だ。
このSiliqは日本での発売は未定です。
様々なかたちがあっても
私はまったくのストレートですが
渋谷区では同性愛者同士のパートナーシップが認められていて非常に喜ばしいです。
多様性の時代だと思います。
私の親友(男性)も
結婚はしていないけど
なぜか2人の子持ち
深い事情を探らない大人の社会になると良いですね。
自分たちが少子化日本にしているのでは?
どのような形であれパートナーがいると言う事は医学的に良い事なんですよ
我が家にはテレビがないので
情報が遅いのですが
不倫とか浮気とか
確かに良いことではありません。
でも少子化日本を考えたときに
全面的にいけないことだと言えるでしょうか?
子供をつくれる人にはバンバン頑張ってもらいたいものです。
ギスギスした緊張した社会
別の話ですが違反をしたとは言え
些細なことで芸能人が 書類送検
一罰百戒の意味合いもあるのでしょうが
注意程度で済ます方法はなかったのでしょうかね。
こんな狭い日本なのに
ギスギスした世の中になりつつあると感じます。
ジカウイルスに関して先日ツイッター(@bunkamuradori)でつぶやきました。
文化村通りクリニックのツイッターは他にもあります。
ダイエット、脂肪融解注射関連は@bunkast
です。
さて、日本は流行地域から遠いからか、ジカウイルス、ジカ熱の話は他人事みたい。
先日来られた患者さんも「影響あるのは妊婦さんだけですよね」と言われていました。
妊婦さんが感染すると赤ちゃんが小頭症になる可能性が指摘されています。
では妊婦さんだけが渡航を避ければ、胎児への感染が防げるかというと
そうでもなさそうです。
まだ確証はありませんが、性行為での感染でなければ説明がつかない症例があるようです。
さらに、ジカウィルスは男性の精巣 精液で数ヶ月生存していたことが報告されています。
この精巣(睾丸)には免疫特権という自己免疫を抑制する特殊な仕組みがあり
感染してもジカウィルスが攻撃されずに潜伏する可能性があります。
ジカウイルスに感染した男性から
性行為で感染する可能性は否定できないので
男性にも配慮が必要です。
また妊娠している可能性のある女性は、流行地域に行かなくとも注意が必要です。
HPV経口感染率と口腔性交パートナー数が相関
Orosco RK,et al.Predictors of high-risk and low-risk oral HPV infection in the United States.Laryngoscope. 2015 Dec 28. doi: 10.1002/lary.25822. [Epub ahead of print]
2009-12年の米国民健康栄養調査から18-69歳の男女9256人を対象に、高/低リスク型ヒトパピロー マウイルス(HPV)経口感染の予測因子を後ろ向き解析で検証。HPV経口感染率は8.1%で、生涯のオーラルセックスパートナー数と経口感染率は正の相 関を示した(パートナー数6-21人以上群の感染オッズ比1.4-3.0、P=0.03)。
咳止めに
臭化水素酸デキストロメトロファン(メジコンなど)
リン酸コデイン
をよく処方しています。
それらの薬剤で効かない患者さんに
エフェドリンを処方してみると
咳がパッと治まりました。
おまけに鼻の通りもよくなり(鼻粘膜に対する作用)
大変喜ばれました。
覚醒剤の原料にもなるエフェドリン
不適切な使用による健康被害も耳にします。
適切に使用すれば大変便利な薬です。
処方制限や製造中止にならないことを願います。
ジカウイルス
アメリカのCDCは
ジカウイルス感染地域へ妊娠中の女性が渡航しないように勧告しています。
対象国は以下の通りです
Barbados, Bolivia, Ecuador, Guadeloupe, Saint Martin, Guyana, Cape Verde and Samoa
日本では、特殊な感染症情報は遅れがちです。上記の国々に旅行を計画されている方はご注意ください。