映画を観たというより
患者さんをカウンセリングして
心の奥底の隠れた感情、記憶に辿りついた時の感触に近いものがありました。
良い映画、良くない映画という前に
(多少の脚色はあっても)よくぞここまで自分の内部に向き合うことができたな
という驚きが大きい。
今の私だったら怖くて他の感情で封印してしまうかもしれない。
ホドロフスキー監督が80歳を超えて、この作品を作ったのは
長い時間を必要としたからかもしれない。
ホドロフスキーのDUNEも併せて観ると
もっとよく理解できるかもしれません。
観た人なりの解釈が沢山ある映画です。
映画『リアリティのダンス』予告編