子供の頃、強い力士といえば北の湖。
圧倒的な強さで、いつも相手方を応援したほど。
大横綱が一代年寄になって部屋を興した時、テレビで取材されていたのをよく覚えています。
相撲で階級が上がれば、周りの人間が全てやってくれるというのに
新しい部屋では、北の湖親方自ら包丁を握って新弟子にちゃんこの作り方を教えていました。
「直腸がん、多臓器不全」での最期には驚きました。
「猫だまし」に苦言を呈したのはつい先日のことです。
体調の悪さをおくびにも出さず職務を全うするとは、真に強い人だったのでしょう。